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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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 「市長への手紙」でおらおらおらおら
 
 結論まだぁ〜?
 
 と思わず記してみたけれど、そういえば去年のいまごろは、理事会まだぁ〜? とかしきりにゆうておったっけ。名張まちなか再生委員会の理事会のことである。まちなか運営協議会をめぐる、というか、旧細川邸やなせ宿の運営をめぐるインチキがばれてしまったものだから、なにものかの策謀によって、いやいや、なにものか、などとなぞめかす必要は全然なくて、要するに名張市と名張地区まちづくり推進協議会の癒着結託コンビによる策謀であったのだが、いやいや、策謀というにはあまりにも幼稚でおそまつではあったのだが、ばかがやったことなんだから大目にみてやっていただくことにして、理事会の開催がえんえんと先送りされてしまった。だから、理事会まだぁ〜? とこのブログで連日のごとくわめいていたわけなのであるが、ま、あほみたいな話ではあったな。
 
 ところで、名張市のまちなか再生事業は、もう終わった、ということになるのであろうか。先日発表された施政方針には、まちなかのまの字も見当たらなかったぞ。
 
名張市公式サイト > 窓口一覧 > 総合企画政策室 > 施政方針 > 施政方針(平成22年6月)
 
 去年の施政方針には、ちゃんと書かれておった。
 
名張市公式サイト > 窓口一覧 > 総合企画政策室 > 施政方針 > 施政方針(平成21年3月)
 
 ごらんのとおり、「まちなか再生事業については、本年度をもって、一旦事業を終えることから、名張まちなか再生委員会と共に、5ヵ年の事業内容を見据えた今後の計画づくりを進めてまいります」と書かれておった。だからまあ、再生委員会にひとことの相談もなく、いきなりなーに適当なことかましてんの? と思いきり叱り飛ばしてやったのであったっけ。
 
 
 それにしても、まちなか再生事業ってのは、結局のところ、いったいなんだったんだろうな。名張市公式サイト「市長への手紙」にも質問が寄せられていたけれど──
 
名張市公式サイト:窓口一覧 > 広報対話室 > 市長への手紙 > お寄せいただいた主なご意見と回答 > 平成21年度 > まちづくり > 「まちなか再生」事業について(10月6日受付)
 
 まちなか再生事業なんて知らない、という人が名張市民の大半を占めるものとは思われるが、事業に関心を寄せていた市民の印象は、だいたいにおいて、この質問に記されているようなところであろうか。引用しておく。
 
「5つのテーマのまちなか整備」は、今まで、多額の税金を投入して、
 
(1)細川邸の改修しても、一過性のイベント開催場所になってしまったこと。
(2)乱歩生誕の地を『何らの観光資源にもならない』公園にしてしまったこと。
(3)路地裏の道路を整備したこと。
 
くらいで、財政難の上に「税金のムダ遣い」をした行政の不作為の印象があるだけではないでしょうか?
市民としても、「職員7人の引き揚げ理由」は「まちなか再生委員会理事会」への「事情説明」だけでの問題ではなく、市民への「説明責任」として、納得の得られるご説明(公表)をしていただきたく、強く望んでいます。
 
 大山鳴動して鼠一匹、とはこのことであろう。わざわざ名張地区既成市街地再生計画策定委員会なんてのをつくってプランをまとめ、ご丁寧にも名張まちなか再生委員会なんてのをつくっていいだけ大騒ぎしたあげく、あとに残ったのが「一過性のイベント開催場所」とか、「『何らの観光資源にもならない』公園」とか、もう笑う気もせん。名張市はいったいなにを考えておったのであろうか。いやまあ、なにも考えておらなんだのである。この手紙にも、「行政の不作為」と記されているくらいである。なにも考えることなく、ただただ税金を無駄につかった、といったところか。ノービジョン、ノープラン、ノーアイデア、この三拍子がそろっておるようじゃな。きゃはは。ばーか。
 
 とくに、「乱歩生誕の地を『何らの観光資源にもならない』公園にしてしまったこと」っつーのは、おれとしても、かなり痛い。桝田敏明先生のご遺族から桝田医院第二病棟を寄贈していただく話を直接、といったって電話ではあったが、直接うけたまわったおれとしては、穴があったら入りたい、という気がいまもする。「市長への手紙」でこうした質問が投じられていたことを知ると、なんか自分が責められているような気にもなる。みずからの無力を恥じるばかりなり。千載一遇の好機であったのに、じつに残念なことであったわけだが、あれも結局、絵に描いたような行政の不作為であった。なにからなにまで丸投げなんだから、ほんとに困ったものである。しかも、名張まちなか再生委員会みたいなばかの集まりに丸投げしてたんだからな、あんなものはもう、はっきりいってオウンゴールである。ま、ばかはばかとしかつるまないから、結局はそういうことになるしかないのだが、それだけではなかった。ばかはコンサルタントにも丸投げしておったのである。
 
 名張まちなか再生委員会に入会するまで、おれは名張市役所のみなさんがここまでコンサルタント頼みになってるということに、まるで気がつなかった。そのうえ、コンサルタント料を計上するにあたっては、まことに小ずるい粉飾が常態になっていることも知らなかった。たとえば、はじめて出席した平成20・2008年度総会で市の事業予算なるものが示されたのだが、そこに「まちづくり活動推進事業」という名目で四百五十万円が計上されていた。あとで知ったところでは、これがそのまんまコンサルタントのふところに収まることになっていたのである。いわゆるコンサルタント料だったわけであるが、それをまあよくもぬけぬけと、まちづくり活動推進事業でございます、などと大うそかまして粉飾し、まんまと市民の眼をごまかしてくれたものだよなあ名張市役所のみなさんや。小ずるいのう小ずるいのう。
 
 そういえば、先日掲載した名張まちなか再生委員会の第二十一回役員会の議事録でも、コンサルタント料のことが話題になっておった。
 
第21回名張まちなか再生委員会役員会議事概要
 
 「以前は、何人かの株式会社都市環境研究所の職員が会議に参加され、その時は1700万円か2000万円で委託されていました」との発言がある。でもお高いんでしょう? とは思っておったが、こんなに高いものなのか。コンサルタントにここまでぼったくられているということが市民にばれてしまったら、名張市がなにかというと口にする財政難ということば、あっというまにリアリティを失ってしまうことになるのではないか。
 
 そういえば、このブログに寄せられたコメントでも、コンサルタント料のことが話題になっておったな。
 
2008年06月17日:やなせ塾は自腹となった > コンサルまるもうけ
 
 「コンサル費用は書類の作成その他で20年度に関して450万円ですが、すでに2,000万のお金が支払われているらしいです。市の担当部局はすべての計画をコンサルに丸投げして作らせ、まちなか再生委員会には何の権限も与えず責任だけを押しつけています」とのことである。再生委員会になんの権限もないのはたしかであるが、丸投げされたコンサルタントの無能ぶりはどうよ。しかも名張市、二千万円もふんだくられておるというではないか。正確なところを確認しておこう。名張市公式サイト「市長への手紙」の出番である。きょうはこんなことをお訊きしてみた。
 
 名張市のまちなか再生事業についてお訊きいたします。
 
 平成16・2004年から五年のあいだに、まちなか再生事業にかんして、名張市は株式会社都市環境研究所にいわゆるコンサルタント料をいくら支払ったのか。年度別に、費目も明示して、お答えいただきたい。おらおらおらおら。
 
 よろしくお願いいたします。
 
2010/06/21
 
 一般市民からは不作為をそしられ、名張まちなか再生委員会の関係者からは丸投げをなじられて、名張市役所のみなさんもほんとに大変だなとは思うけど、それにしたってもう少し、自分たちの頭でしっかり考える、みたいなことをしてくれてもいいと思う。いまさらいったってしかたないけど、「乱歩生誕の地を『何らの観光資源にもならない』公園にしてしまった」件についていうと、やっぱりもうちょっと真剣に考えてもらいたかった。つまり、おれはある日、一面識もない、ということはなくて、小学生時代には面識があったはずなのだが、それ以降はまったく無縁だった桝田敏明先生のご遺族からお電話を頂戴して、桝田医院第二病棟の土地と建物を名張市に寄贈したい、という申し出をいただいたわけである。で、すぐ市長に電話連絡して、これこれこういう話をいただいたので名張市としてぜひ受けていただきたい、とお願いした。
 
 いやいや、過ぎたことである。いまさらこんなことほじくり返したって、さしたる意味は認められぬであろう。ま、このあたりの事情は、テロになるまで、ひ、み、つ、うふっ、ということでご勘弁いただきたい。しかし、うふっ、なんていうのは、どうにも気色わるくていかんな。
 
 それでまあ、理事会まだぁ〜? とかいってても、いつまでたっても開かれない。しびれを切らした理事有志が、理事会の開会を求めて署名を集める、などという末期症状的なひと幕もあったのだが、そうこうするうち、名張まちなか再生委員会から名張地区まちづくり推進協議会のメンバーが一挙に退会するというわるあがきが演じられたのであったな。第二十二回役員会でいきなり、おまんこ、とおっしゃったかたも、このときご退会になられたのであった。それにしても、どうして、おまんこ、だったのであろうな。
 
第22回名張まちなか再生委員会役員会 議事概要
 
 厳密にいえば、議事録では「・・・・」と伏せ字にされているのだから、実際にどうだったのかはわからぬものの、フォーレターワーズの伏せ字といえば、おまんこ以外には考えられぬではないか。だから、ネット上で公開されているこの議事録を、たとえば名張小学校のよい子たちが読んだとしてだな、そのよい子たちが名張市役所を訪ねてきて、
 
 「しつもんでーす。あのおじさんはだいじなかいぎのさいちゅーにどーしておまんこっていったんですか?」
 
 とか尋ねられたらどうするよ名張市役所のみなさん、というか、子供になんてことしゃべらせてんだまったく、みたいなことはともかくとして、再生委員会における見苦しい真似はさらにつづいた。遅れに遅れて理事会がようやく開かれたと思ったら、アンケートとりまーす、とかわけのわかんないことになってきた。大丈夫かほんとに、と思っていたところやっぱり大丈夫ではなく、驚くべし、名張市が名張まちなか再生委員会から引く、という驚天動地の展開にいたったのであった。
 
第6回名張まちなか再生委員会理事会議事録
 
 以下略。議事録全文はこのエントリにあり。
 
 
 それでまあ、去年の秋のことだけど、こんなふうな仕儀とはなった次第である。
 
 
 やべーよなほんとに。言論が機能しない、というところまで行ってしまった。話が通じない。こいつらばかだから、なにいってやったって理解できないらしいぜ、ということである。ていうか、こいつらのいってること理解できるやついる? おれだめ、意味不明、もう降参。要するに、行き止まりである。だめだこりゃ。わがこと畢んぬ。やんぬる哉。こうなりゃテロしかねーよなー、ということになった。で、去年の秋のある日、このブログで長くお伝えしてきているとおり、おれは名張市役所のみなさんに、乱歩のことをまじめに考えてくんない? とお願いした。それでそのとき、最初にはっきりいったわけよ。もうな、おれはな、腹が立って腹が立って、ほんとに腹が立ってしかたないわけよ、とお役所の人に告白した。はらわたが煮えくり返っておるのである、と打ち明けた。ぼこぼこにしてやらんことには気が済まんのである、このまま済ませる気なんてさらさらないのである、と申し伝えた。
 
 とはいうものの、実際のところは、その時点でなにをいったって、しょせん手遅れであった。せんないことである。取り返しはつかない。そのかみの静御前だって、昔をいまになすよしもがな、と嘆いておったがな。また昔から、覆水盆に返らず、ともいうではないか。盆に帰らないというのであれば、せめて正月には帰ってくるのであろうか、とか実家の年寄りに心配かけてんじゃねーぞすっとこどっこい、といった話はともかくとして、いまごろいくら怒ったってしかたないんだから、腹立ちやはらわたの煮えくり返りはすべて水に流す。もうなにもいわない。なにも問わないし、だれを責めることもしない。だから、そのかわり、乱歩のことをちゃんと考えてくんない? とお願いした次第であった。だが、じつはここ名張市には、こんな厳しい現実があるわけな。
 
 ──ほんとにもう、お役所あたりのうすらばかがめいっぱいおよろしくないおつむで適当なこと勝手に決めてんじゃねーぞこのすっとこどっこい、いっぺん泣かしたろかこら、と思われてなりません。
 
 まことに嘆かわしい現実である。大きな声ではいえないけれど、お役所あたりにはうすらばかしかおらんのではないか、という疑いを払拭することができない。一例が、まちなか再生事業である。あっちに細川邸があり、こっちに国土交通省のまちづくり交付金があった。で、なにも考えることなく、ただの思いつきで、まちなか再生を実施します、と適当なことを勝手に決めてしまった。そのあとはどうか。不作為である。丸投げである。あらえっさっさ。
 
 あるいは、こんなのもあったな。
 
名張市公式サイト > 窓口一覧 > 総合企画政策室 > 乱歩都市交流会議
 
 これなんて、「お役所あたりのうすらばかがめいっぱいおよろしくないおつむで適当なこと勝手に決めてんじゃねーぞ」と叱り飛ばしてやるべきケースの典型である。しかしひどいな。どうしてここまでひどいのであろうな。どうしてこんな愚劣な思いつきが、そのまま世に出てしまうのであろう。名張市役所の内部で、だれかが乱歩都市交流会議をつくろうと発案し、それがなんらかの場で検討され、最終的に決定されたということなんだろうけど、この発案、検討、決定というプロセスに携わった名張市職員のみなさんは、いったいなにをしておったのか。ふつうであれば、かくも愚かしいうわっつらだけの思いつきなんて、ちょっと検討したら即リジェクトということになるはずなのであるが、なぜすんなり通ってしまうのであろうか。要するに、
 
 ──ほんとにもう、お役所あたりのうすらばかがめいっぱいおよろしくないおつむで適当なこと勝手に決めてんじゃねーぞこのすっとこどっこい、いっぺん泣かしたろかこら、と思われてなりません。
 
 ということなのであろう。それが名張市の厳しい現実なのである。厳しい。非常に厳しい。だから、そもそも、名張市役所のみなさんに、乱歩のことをちゃんと考えてくんない? とお願いしてみても、はかばかしいことには絶対にならない。そんなことは最初から知れておる。しかし、考えてもらわなくちゃしかたがない。それが名張市役所のみなさんのお仕事なのである。不作為とか、丸投げとか、そんなものはお仕事でもなんでもないんだぞ。主体的に考える。それが本来のお仕事である。だが、お役所のみなさんは、考えることが苦手である。なにも考えようとしないし、考えるために必要な知識を身につけようともしない。ただのばかとして一生を貫きます、みたいな感じなのであろうな。だから、おれだって、ただ考えてくれ、とゆうておるわけではない。おれは最初から、去年の秋から、お役所のみなさんが乱歩のことを考える場に、おれも立ち会わせてくれんかね、とゆうとるわけなのな。
 
 それはそうであろう。乱歩作品をまともに読んだことがなく、乱歩がどういう作家だったのか、現在どのように受容されているのかを知ろうともせず、図書館は無料貸本屋だと信じて疑わないようなみなさんに、さあ市立図書館における乱歩関連資料の収集と活用について考えてみてくんない? とかいったって、それは絶対に無理であろう。そんなものは、そこらの犬にむかって、二足歩行してみてくんない? とお願いするようなものである。ただし、いないわけではない。先日、スーパービバホーム名張店で目撃したのだが、なんだかボードビリアンめいた派手な衣装を身につけ、後ろ脚だけで店内を二足歩行している犬がたしかにいた。だから、名張市役所のみなさんだって、やればできるかもしれない。死ぬ気になって奮励すれば、ものを考えることも不可能ではないかもしれない。ていうか、犬に負けてんじゃねーよ。
 
 しかし、自分で思うんだけど、うまく説明できない。どうしておれが、名張市役所のみなさんに乱歩のことをお願いしなければならんのか、そのあたりのことをわかりやすく説明できない。理由は明白。隠してることがふたつあるからである。テロ用に温存してあるネタふたつ、四の五のいわずにばらしてしまえば、話はとてもすんなり進むんだけど、そのあたりがあいまいだから、なんともぐあいがよろしくないのだが、とにかくなあ名張市役所のみなさんや、ほんと、ちっとはおれの身にもなってくれんかね。名張市役所のみなさんから、おれはいいだけコケにされてるわけな。おれがだいじなことをお訊きしても、いっさい返事をしていただけないのである。前教育長がそうだったし、前教育次長もそうであった。
 
 だからといって、前教育長や前教育次長のご自宅を深夜から未明にかけて訪問し、「何人ものヤクザとけんかしたことがある」だの、「マスコミや議員にバラして大っぴらにしたる」だの、「慰謝料や休業補償を払え」だの、そんなこといって脅迫するわけにもいかんしなあ。ほんと、どうすればいいのだろうね。いまのままではいかんよなあ。これはまあ小人閑居して不善をなすというやつなのかもしれんけど、去年の秋からこんにちまで、あれこれお考えいただいた結論がいまだにもたらされないわけだから、なんかあまりにも暇だよなってんで、ついつい、これはけっしてテロではないのだけれど、「市長への手紙」に思わずおらおらおらおらと記してしまう愚挙に出てしもうたではないか。いかんいかん。しかも、それ以前に、名張市と乱歩蔵びらきの会との癒着結託を暴き立てる作戦にも着手してしまったしなあ。ほんとに困る。困る困る。困ってしまって大変だよなあ名張市役所のみなさんや。
 
 結論まだぁ〜?
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