三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
ウェブサイトの更新を休んでいる理由
本日はまず、名張市民のみなさんにお知らせである。「問題小説」7月号に、3月21日に催されたミステリ講演会なぞがたりなばりの講演録が掲載されている。講師は今野敏さん、タイトルは「謎の魅力」。
徳間書店:問題小説
なぞがたりなばりの講演内容が商業誌に掲載されるのは、平成15・2003年11月8日に催された高村薫さんの「警察小説を解剖する」が翌年、「小説新潮」3月臨時増刊「警察小説大全集」の巻頭に載せられて以来のことだと思う。
ここまででかでかと三重県名張市の名を出してもらってるわけなんだから、名張市公式サイトでうれしげに告知する、くらいのことをしてもいいと思うのであるが、名張市役所のゆかいな仲間たちのみなさん、いったいどうなのであろうな。
ついでだから、「創」7月号。若松孝二さんの「正義の戦争はないということを伝えたい」が掲載されている。8月14日に一般公開される映画「キャタピラー」をめぐるインタビューである。
創出版:月刊「創」のご案内
乱歩の名前は二回、こんな感じで語られている。
あの映画は、江戸川乱歩の『芋虫』に反戦のメッセージを重ねたんですが、寺島さんには脚本の第一稿を直したときからお願いしました。脚本もはじめは若い女性に書かせたんだけども、何回書かせても、どうしても江戸川乱歩の『芋虫』になっちゃうんですよ。だから、そうじゃないと言って鉛筆で描き直して、普通はちゃんと印刷し直したものを出すけれども、鉛筆で直したままの脚本を寺島さんに渡したんです。そしたら逆に寺島さんはそれに感動したらしいですね。
だからな、反戦のメッセージを重ねようが重ねまいが、そんなことはどうだってかまわない。問題は、あんなもん完璧に乱歩の「芋虫」じゃねーか、っつーことなのである。もとより、原作をどう料理しようと、そんなことは監督の勝手である。すべてのテキストは読者の誤読にむかってのみ開かれている、とヴァレリーもゆーとろーが。ヴァレリーとかまたずいぶん古かろーが。とかそんなことは大きなお世話じゃろーが。しかし、原作は原作である。その点だけは、はっきりしておかねばならない。したがって、「キャタピラー」の原作は「芋虫」でございますとクレジットを入れ、原作料もきっちり耳をそろえて支払ったうえで、それから好きなだけ能書きたれりゃいいんだよばーか、という話なのである。しまいにゃ張っ倒すぞこのぬすっと、という話なわけなのな。
いやいや、こんなのは本来、ウェブサイト名張人外境に記すべきことなれど、いまちょっと事情があって、というか、べつに隠すこともないからその事情というやつを記しておくならば、というか、このブログでもさんざん大騒ぎしたことなんだけど、4月の下旬、いきなり天罰がくだって、パソコンがぶっ壊れてしまった。しかたないから、新しいパソコンを買った。ソフトのたぐいもすべて、あらたに買いそろえねばならない。ウェブサイトを更新するにあたって、おれはアドビ社のGoLiveというソフトを使用していたのだが、これはとっくの昔に生産中止になっておる。したがって、GoLive以外のウェブサイト作成ソフトを購入しなければならない。購入するのはいいとしても、その新しいソフトの操作法、また最初からお勉強しなければならんのかあ、とか思ってちょっと億劫な気分になり、いまだ購入にはいたっておらぬのである。
ウェブサイト名張人外境は、平成11・1999年10月21日に開設した。名張市立図書館の三冊の目録のうち二冊までが完成して、そろそろネットも利用しなくちゃな、と思ってつくったサイトである。二冊の目録の不備をフォローする、というのがサイトを開設した目的のひとつであった。つまり、目録二冊を出したあと、おおげさにいえば全国から、あれが洩れてる、とか、これが抜けてる、とか、目録としての不備を指摘する声をたくさんお寄せいただいた。印刷物の場合であれば、増補訂正というのは大変な作業である。しかしインターネットなら、ごく簡単な作業で済む。だから、とりあえずサイトをつくって、増補訂正を加えつつ、目録二冊のデータをネット上にアップロードしていった。サイト開設のもうひとつの目的としては、三冊目の目録をネット上で公開しながら編纂する、ということもあった。
ここで念のために記しておくと、この時点でもいちおう、名張市の予算が取れないかどうか、軽くじたばたしてみた。いうまでもないことながら、名張市立図書館が発行した目録のデータは、市立図書館の公式サイトに掲載されるべきものである。だれだって、そう考える。おれもそう考えた。だからそうなるように、いささかじたばたしてはみたのだが、このときはリジェクトされた。そこで、基本となる目録三冊、印刷物としてひととおり完成させたあとで市立図書館の公式サイトに登場させよう、と思い直し、とはいうものの、目録二冊の増補訂正と三冊目編纂のためのサイトは一日も早く欲しかったから、ならば自分でつくってしまおう、と考えて名張人外境を開設した。
ところが、いまにいたっても、名張市立図書館の公式サイトに乱歩のデータベースはみあたらない。だから、昨年の秋以来、名張市役所のみなさんに乱歩のことをお考えいただくにあたっても、この方面のこと、つまり、データベースのネット展開のことも、さーあ、どうよ、とお訊きしておる。いつかも記した比喩でいうなら、幹や根っこではなく、花ということである。名張市役所のみなさんに、本質的な問題をご理解いただくことはほぼ不可能である。しかし、目先のことならわかっていただけるのである。おれのウェブサイトを閲覧していただくことは可能なのである。やれありがたや。じつにありがたいことではないか。だから、おれのサイトには名張市立図書館の目録のデータが著作権を無視して違法に掲載されとるのやが、あんなもんどう考えたかて市立図書館が面倒みるべきコンテンツやゆうことくらいはわかっていただけるのではないかしら、とお願いし、それから順を追って、花、枝、幹、根、というふうに話を進めてきた次第ではあったのだが、いやなに、根っこの問題といったって、じつはごく単純なことである。名張小学校のよい子たちからこんなふうに尋ねられたとき、いったいどう答えればいいのかな、という話なのである。
「なばりしはどーしてえどがわらんぽのしりょーをあつめてるんですか? しりょーってどんなものなんですか?」
さてそれで、
──結論まだぁ〜?
というお預けの日々がつづいておるわけであるが、いずれそのうち、データベースのネット展開という問題についても、名張市なりの結論がもたらされるはずである。いやいや、名張市なりの結論、などというご大層なものではまったくない。ごくあたりまえに進められていなければならぬことである。げんにおれなんて、この件にかんしてはもうあっちこっちのみなさんから、あたりまえのことをどうしてしないのか、とお叱りを頂戴してきた次第なのであるが、ようよう名張市のお答えをいただけるようになった。名張市がデータベースのネット展開というごくあたりまえのことをやってくれるのかどうか、その結論をじっくりお聞きしてから、自分のサイトの身の振りかたを考えることにしたいと思って、だからウェブサイトのほうは現在ただいま、ほったらかしにしておるわけなのであるけれど、しかしまあ、なんていうのか、お答えといい、結論といってみたところで、そんなものはずいぶんあやしいものでしかなく、要するに名張市役所のみなさんには、まともにものを考えるということがおできにならないのだから、昨年の秋以来、おれが一貫してお願いしておるのは、乱歩のことをまじめに考えてくれんか、ということ以上に、その考える場におれを立ち会わせてくれんか、ということなのである。名張市役所のゆかいな仲間たちのみなさんや、あんたらを野放しにしといた日には、結局はこんなことにならざるをえんのだもんなあ。
──ほんとにもう、お役所あたりのうすらばかがめいっぱいおよろしくないおつむで適当なこと勝手に決めてんじゃねーぞこのすっとこどっこい、いっぺん泣かしたろかこら、と思われてなりません。
ほんとにもう、なに適当なこと勝手に決めてんだろうなあ、ということで思い出したんだけど、官と民によるおそまつなインチキを鋭く指摘した「市長への手紙」はどうなったのであろうか。インチキを指摘されると黙り込んでしまい、なにを尋ねられてもいっさい返答しない、というのは名張市ではよくみられるシーンだからべつに驚きもせんわけだが、返答なしでだんまりを決め込んでばかりでは、名張市と乱歩蔵びらきの会との癒着結託はやっぱほんものなんだな、と市民の眼に映じてしまうのではないかしら、と思われる次第である。ま、お尋ねしたのはこんなことであった。
名張市のなぞがたりなばり事業についてお訊きいたします。
今年度のなぞがたりなばり事業は、昨年度同様、提案公募型事業として民間団体に委託されるのでしょうか。名張市公式サイトで確認したところ、まだ公募はおこなわれていないようです。つきましては、以下の二点にかんして、お答えを頂戴したいと思います。
(1)今年度なぞがたりなばり事業の委託にともなう民間団体の募集はいつ実施されるのか。
(2)昨年度なぞがたりなばり事業は昨年11月15日から30日までの期間で委託団体が募集され、本年3月23日に事業が実施された。年度当初に委託団体の募集がおこなわれなかったのはなぜか。
以上です。よろしくお願いいたします。
2010/06/07
しかし、なーんにも反応がない、だから、こんな感じで催促した。
名張市のなぞがたりなばり事業について、先月7日、下記のとおりお尋ねいたしました。
今年度のなぞがたりなばり事業は、昨年度同様、提案公募型事業として民間団体に委託されるのでしょうか。名張市公式サイトで確認したところ、まだ公募はおこなわれていないようです。つきましては、以下の二点にかんして、お答えを頂戴したいと思います。
(1)今年度なぞがたりなばり事業の委託にともなう民間団体の募集はいつ実施されるのか。
(2)昨年度なぞがたりなばり事業は昨年11月15日から30日までの期間で委託団体が募集され、本年3月23日に事業が実施された。年度当初に委託団体の募集がおこなわれなかったのはなぜか。
上記の質問に、ご回答は頂戴できないのでしょうか。もしも頂戴できないのでしたら、勝手ながらその旨をお知らせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
2010/07/02
逆上していたせいで、おらおらおらおら、と記すのを忘れてしまったのであるが、それはそれとして、催促までしたというのに、どうしてお答えがいただけぬであろうな。名張市政の宿痾と呼ぶべき癒着結託症候群、専門用語でいえばずぶずぶなあなあシンドロームというやつであるけれど、それがいよいよ重篤になって、もう返答することもできなくなった、ということなのであろうか。
そういえば、もうひとつの宿痾たるコンサルタント依存症にも、おれは鋭くメスを入れたのであった。こんなことをお尋ねしてみたのだが、こんどは、おらおらおらおら、と忘れることなく書きつけておいてやったぞ。
名張市のまちなか再生事業についてお訊きいたします。
平成16・2004年から五年のあいだに、まちなか再生事業にかんして、名張市は株式会社都市環境研究所にいわゆるコンサルタント料をいくら支払ったのか。年度別に、費目も明示して、お答えいただきたい。おらおらおらおら。
よろしくお願いいたします。
2010/06/21
こちらも音沙汰なしである。なんなんだよいったい。名張市役所において「市長への手紙」に関係しておられるみなさんや、もしかしたらあれか、おれからなにを尋ねられても回答する必要なんかねーぞこら、みたいな通達が出されておるのか。まさかそんなことはないと思うけど、だとしたら、なんでほったらかしなんだろうな。これまでは、たとえ意味不明な内容ではあっても、とにかく回答を頂戴することはできていたのじゃが、いったいどうなってしまったのであろうなあ。いかにも不審に堪えぬゆえ、ついうっかり、本日、ぱんぱかぱーん、と催促をばかましてしまったではないか。おらおらおらおら、とさらに追加もしてやったしな。苦しゅうない。サービスじゃサービスじゃ。
名張市のまちなか再生事業について、先月21日、下記のとおりお尋ねいたしました。
平成16・2004年から五年のあいだに、まちなか再生事業にかんして、名張市は株式会社都市環境研究所にいわゆるコンサルタント料をいくら支払ったのか。年度別に、費目も明示して、お答えいただきたい。おらおらおらおら。
上記の質問に、ご回答は頂戴できないのでしょうか。もしも頂戴できないのでしたら、勝手ながらその旨をお知らせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
おらおらおらおらおらおらおらおらあッ。
おらおらあッ。
らおらあッ。
おらあッ。
らあッ。
あッ。
ッ。
2010/07/09
おらおらおらおら、と書きつけるにあたっては、めいっぱいエコーを効かせた感じをタイポグラフィックに表現してみた。なかなかスタイリッシュじゃね?
さるにても、つらつら顧みるに、平成15・2003年10月22日水曜日のことでござったな。以前から記しているとおり、教育長にお目にかかる機会を頂戴したおれは、
「さーあ、どうよ」
とお尋ねし、
「またあらためてみんなで話し合いましょう」
とのお答えをたまわったのであった。が、そのときはそれっきりで終わってしまい、以来、あっというまに七年近くの月日が経過してしまった。ミラボー橋の下をセーヌが流れ、新町橋の下を名張川が流れた、というわけなんだけど、ちょっと怠慢だったかな、とはわれながら思う。七年前、教育長からせっかくおことばを頂戴したのだから、さらにしつこく催促申しあげ、みんなで話し合う場を設定していただいて、その場で乱歩のことをちゃんと考えてちゃんと決めておきさえすれば、いまごろになって名張市役所のみなさんに、耳の穴から黒い煙をもくもく出しながら乱歩のことをお考えいただくようなことにはなっておらなんだのじゃ。
しかし、かりに七年前、みんなで話し合う場を設定していただいておったとしても、教育長であれ、市立図書館長であれ、少なくとも乱歩のことを考える、という一点においては、なんの役にも立ちゃせん人たちであったからなあ。いやいや、名張市役所のゆかいな仲間たち全員にお集まりいただいても、立ちゃせん立ちゃせん、役には立ちゃせん、ということにしかならぬのは、もう火をみるよりも明らかであったもんなあ。とはいえ、七年前、データベースのネット展開のことは、軽く考えてはいただいた。しかし、教育委員会側の考えというのは、おれのサイトにあるコンテンツをそのまま市立図書館の公式サイトに載せればいいんだろう、みたいなことであって、いやそんなことではなくてな、とこちらの考えを伝えたところ、話はそれっきりになってしまい、以来むなしく日が過ぎたわけである。ミラボー橋の下をセーヌが流れ、うちの近所の橋の下をシャックリ川が流れたわけである。
とはいえ、平成15・2003年10月22日水曜日からこちら、おれの怠慢はあったにしても、いろんなことがつぎからつぎにやってきて、落ち着いてお仕事できんばい、みたいな感じではあったなあ。とりあえず翌年には、三重県が伊賀地域を舞台に、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」というばか長いタイトルのばか騒ぎをぶちかましてくれたのであった。いやはや、おれはほんとにびっくりしたぞ。なにしろ、事業関係者が官民双方、全員あほなのであった。あほしかおらなんだ。つぎからつぎ、あとからあと、とにかくあほしか出てこんわけよ。だから、ちぎっては投げちぎっては投げ、みたいな感じでそこらじゅう叱り飛ばしておったわけなのじゃが、いやはや、あほを相手にあほなことをしてしまったなあ、としみじみ反省していたらさらにその翌年、平成17・2005年には名張市においてまちなか再生事業が本格化しやがってな、これもまあじつにひどいものであった。うすらばかがうすらばか集めてなんの騒ぎだばーか、おらおらおらおらおらおらおらおらあッ、とばかりに官民双方を叱り飛ばし叱り飛ばし、それでも足りなくてなお叱り飛ばしてやったものであったのじゃが、とどのつまりはあのていたらくであった。なんなんだろうなほんとに、とは思うけれど、平成15・2003年10月22日水曜日から七年近くが経過して、ここにようやく、またあらためてみんなで話し合いましょう、という前教育長のおことばを実現していただけそうになったような気がしないでもないのはうれしいかぎりである。名張市役所のゆかいな仲間たちのみなさん、ほんとによろしくな。
ところで、2ちゃんねるで名張市が話題になっとるぞおッ。
げんきっこどうぶつニュース+@2ch掲示板:【三重】名張市職員「低炭素社会を考え実践する日」 ノー残業・ライトダウン運動・エコ通勤を実行
というか、ほとんど話題になっとらんぞおッ。
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