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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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三重県の公式サイトに、隠街道市の報告が掲載された。

12月8日:隠(なばり)街道市 当日の模様(その1 多彩な催し篇)

12月15日:隠(なばり)街道市 当日の模様(その2 よってだーこ篇)

隠街道市は、たぶんことしで終わりということになるのではないか。来年、何かしらコミュニティイベントが催されるとしても、べつの名称がつけられるべきである。

「街道」というのは、細川邸を「初瀬ものがたり交流館」として整備する、という名張まちなか再生委員会の思いつきにあわせた名称だったのだから、いまや意味はない。

「市」といったって、ことしの隠街道市には、市、つまりマーケットとかバザールとか、そういった市のおもかげなど、ほとんどみられなかった。去年、街道市の市らしさを演出していた催しが、ことしは街道市から切り離されて開催されたからである。

「隠」にいたっては、以前から指摘していることだが、もう論外である。ご町内感覚もたいがいにしておけ、という話である。
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11月24日、名張市武道交流館いきいきで、第17回なぞがたりなばり講演会が催された。講師は北森鴻さん。テーマは「旅とミステリー」。小説の取材である地方を訪れ、ふと思いついて足を踏み入れた山中で、風化しやすい砂岩質の崖に陰刻された五百羅漢を見つけたときの驚き、といった体験談が面白く、業界ネタでは、ある合作長篇の舞台裏の話がもっとも笑えた。ご本人は話がへただと謙遜しておられたが、というか、たしかにお上手ではなかったが、話術の巧拙はべつにして、楽しめた。

入場者は、やや少なめ。六十人あまり、といったところか。名張市民の顔もみえ、中さん、うちの娘、来年名張高校に入るねん、よろしく、と報告してくれた人もあったりしたのだが、わざわざ市外から訪れてくれた人が、半数ほどはいたのではないか。講演が終わり、サイン会が終わると、みんなそそくさと帰ってゆく。シャトルバスに乗って名張駅東口で降り、そのまま近鉄の切符を買って、名張をあとにする。もったいない話である。せっかく名張に、つまりは江戸川乱歩の生誕地に来ていただいたのである。せめて、名張に一泊してもらうことを、考えねばならんのではないか。

関西方面からの常連も、ことしは数が少なく、それでも大阪府から二人、愛媛県から一人。聞けば全員、乱歩生誕地碑や清風亭あたりを散策してきたとのことである。単発で講演会を催すだけでなく、名張のまちの散策やもてなしも楽しめる機会を、遠来の客人のために提供すればいいのではないかと愚考する次第であるが、どんなものであろうか。名張まちなか再生委員会のみなさんは、どのようにお考えなのであろうか。ああ。何も考えておらぬのか。そうであろうな。なにしろご町内感覚なのだものな。
「江戸川乱歩生誕の地、名張市では地域の資源を活かしたふるさと振興事業として、今年設立60周年を迎えた社団法人日本推理作家協会の協力のもと、著名作家によるミステリ講演会を開催してきました」と、名張市公式サイトで紹介されているイベント、なぞがたりなばり講演会が11月24日に迫った。

講師は北森鴻さん。テーマは「旅とミステリー」。会場は名張市武道交流館いきいき一階多目的ホール。開演は午後1時30分。前売り入場券1500円。その他、詳細はこのページで。

名張市公式サイト:第17回なぞがたりなばり

なぞがたりなばり講演会といえば、11月9日付エントリ「大丈夫か自己評価」に、名張市による講演会の評価を引いておいた。再掲する。

   
なぞがたりなばり講演会事業

主な施策指標


H18成果
「なぞがたりなばり」を開催し、江戸川乱歩生誕の地「名張」を市内外に発信しました。(参加者数:158人)

備考
平成20年度より、運営主体の見直しについて検討します。

ここにも記されているとおり、来年度に運営主体の見直しがおこなわれるらしい。おととい、名張市役所の担当セクションで確認すると、民間に委託する方向で話が進んでいるという。ならば、《NPO乱歩と名張》で受けたいと思う。そのように伝えてきた。
おととい夜の酒が完全に抜けたのは、きのう午後4時ごろのことであった。まだぽーっとしていた午後1時ごろ、隠街道市二日目をむかえた中町の通りで撮影。

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いつもは閑散としていて、はっきりいって死んだようになってる名張のまちに、これほどの人出があるのは、このまちに生まれ育った人間にとって、やはり嬉しいことである。ちょうど一週間前、10月28日の日曜には、宇流冨志祢神社秋祭りが営まれ、おなじようなにぎわいをみたのだが、道ゆく人の色合いは微妙にちがっている。端的にいってしまえば、秋祭りでそこそこ眼についたヤンキーっぽい若い衆はほとんどみあたらず、夫婦でまちなかの散策を楽しんでます、といったおもむきの熟年の参加者が多かった。

まちを行く人は秋の陽を浴び、みんな柔和な顔をしている。3日の講演会においでいただいたご夫婦が、この日もまち歩きを楽しんでいらっしゃった。学生さん何人かとごいっしょの、皇學館大学の先生にもお目にかかった。名張まちなか再生委員会の委員長にもお会いしたので、なにしろ「打倒! 名張まちなか再生委員会」である。「細川邸乗っ取り!」である。近いうちに時間をつくってくれとお願いして、快諾を得た。

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宇流冨志祢神社秋祭りで頭屋の会場となっていた榊町集議所では、伊賀手打ちそばの会、という団体がそばの店をオープンしていた。中町に開設されていた飲食コーナーでうどんを食べた直後だったので、そばはスルー。レコードの鑑賞会が開かれる集議所の二階にのぼってゆくと、さっきお会いしたご夫婦のうち、ご主人だけがおいでだった。

ご主人というのは、「座頭市」や「悪名」などのドル箱シリーズで知られる映画監督の田中徳三さん。新作が近く公開されるという。場所は、大阪のそごう心斎橋本店にあるそごう劇場。11月2日から7日まで開かれている「大阪アジアン映画祭2007」の最終日、「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 田中徳三監督・少年河内音頭取り物語」が上映されるとのことなのだが、チケットは完売らしい。小さな劇場であるうえ、映画に出演している元キャンディーズ、田中好子さんのファンがチケットをごっそり買い占めてしまったためだという。

そごう公式サイト:そごう劇場

隠街道市二日目の人出は、午後3時過ぎから引きはじめ、午後4時にはいつもどおりの、ほとんど人の通らない日常が戻ってきたらしい。きのうの夜、用事があって名張のまちに足を運んだところ、地元の人がそう話していた。

一年のうち二日間だけ、コミュニティイベントでにぎわいが生まれたからといって、名張まちなかの再生が図られたということではまったくない。隠街道市にあしたはあるのか。
名張古町を考える会の講演会は、名張市総合福祉センターふれあいで午後2時からおこなわれた。最初の十五分、名張のまちの古い写真を集めた映像資料のビデオが上映された。そのあとが講演。テーマは「タイムスリップ初瀬街道 東海道から参宮表街道へ」。

司会のお嬢さんによる講師紹介はこんな感じであった。

   
本日の講師をお願いしました中相作先生は、昭和28年、名張市豊後町でお生まれになり、現在は蔵持町原出にお住まいです。伊賀地域を代表する知性として隠れもない存在でいらっしゃいますが、地元周辺では、ただの酔っぱらいとして広く知られているようです。今年もあと二か月たらずとなりましたが、中先生の今年の目標は「打倒! 名張まちなか再生委員会」、来年の目標は「細川邸乗っ取り!」とのことだそうです。大丈夫なんでしょうか。それでは、お願いいたします。

講演では、地名などのキーワードを大書したスケッチブックを使用した。A4サイズの紙に大きな文字でキーワードをプリントアウトし、それを貼りつけたスケッチブックをかかげて、話を進めたのである。

スケッチブックは二十枚つづりだったので、両面使用して四十のキーワードを選んでおいた。一枚目はこんな感じ。

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本日のテーマは道である、というわけである。ひとくちに道といってもいろいろな道がある。たとえば、と二枚目。

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こんなぐあいに倒れている道がある。横倒しである。だからこれは横道である。

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こんな道もある。裏返しになった道である。と説明していたら、客席から「裏道」と声がかかった。正解である。

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こんな道もある。ひとつの字が離ればなれになっている。「わかれ道」と客席から声。へたな大喜利の様相を呈してくる。

講演時間は四十五分。四十のキーワードの半分を消化したところで時間となった。講演としては、そこそこ受けたと思う。

まったくのノーギャラだと思っていたのだが、講演のあと、名張古町を考える会の会長さんが、のし袋をポケットに押し込んでくれた。おばちゃん、これおばちゃんのポケットマネーとちがうの、と会長さんに尋ねると、いや、会のへそくり、あんたはなんにも気にせんとき、とのことであった。おかげで、講演のために購入したスケッチブック、指し棒、スプレー糊の費用くらいは十分まかなえる計算になった。ありがたいことである。

そのあと会長さんから、会長さんが経営している店に立ち寄るように、との指示があった。講演会の会場からぶらぶら歩いて中町の店に行くと、店員さんが、これを持って帰ってくれ、という。これ、というのは缶ビールである。ここまで気をつかってもらう必要もないのだが、お駄賃としてありがたく頂戴することにした。ただし、缶ビールワンケースは結構な重量である。あとで自動車でにとりにくることにして、店から出た。

会長さんの店の前には、こんな立て看があった。

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左側に掲出されているのは、名張市住民の生活を守る会、という団体が伊賀南部環境衛生組合議会議長に提出した「伊賀南部環境衛生組合構成員すべての住民の法の下の平等を求める請願書」の拡大コピーである。請願の趣旨はどうあれ、こうした訴えがおこなわれるのは面白い。こういうのがあってこそのコミュニティイベントである。

ただしまあ、これは講演でも指摘しておいたことだが、隠街道市が来年も開催されるかどうかは、はなはだ疑問である。というか、やめてしまえこんなイベント、と思う。

はるか淵源を尋ねれば平成16・2004年度に三重県が実施した官民合同事業「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」に端を発し、同年と翌年の二年は「からくりのまち」というこじつけもはなはだしいコンセプトで開催されたものの、さすがにからくりなどというインチキなテーマは二年が限界だったようで、昨年からは隠街道市という名称になってことしが二回目。

以前にも記したとおり、昨年の主催団体は名張まちなか再生委員会、ことしは名張地区まちづくり推進協議会である。きのうの講演では、スケッチブックの15ページを示しながら、この漢字を「なばり」と読ませて喜んでるような、身内だけ寄り集まったようなご町内感覚で仕切られてるコミュニティイベントなんてろくなもんじゃねーぞ、と主催団体を厳しくおちょくっておいた。

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日が暮れて、午後6時。中町のかみ六で、仮称「乱歩と名張」という団体の旗揚げの会合。そのまえに、名張古町を考える会の会長さんの店に寄り、お駄賃の缶ビールを受けとった。会長さんのもとには、なかばで終了となったきょうの講演会の後半はいつ開催されるのか、との問い合わせがあったそうである。

そのあと、きのうの夜のできごとを記すのは、たぶんあしたの朝のことになる。
「広報なばり」10月4週号の3ページ。名張地区まちづくり推進協議会が主催する隠街道市の予告記事が掲載されている。「記念公演」とあるのはもちろん「記念講演」の誤変換が校正の眼をまぬがれたものだが、そんな些細なことはどうだってかまわない。
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名張市公式サイト:広報なばり10月4週号3ページ(pdf)

ごらんいただいたとおり、記念講演で信じられないことが起きている。4日におこなわれる藤田達生さんの講演のことではない。3日の講演のことである。隠街道市で記念講演が催されるとした場合、その講師にもっともふさわしくない人間が講師をつとめるのである。

主催団体である名張地区まちづくり推進協議会にとって、あるいは昨年度の主催団体でありことしも協力団体に名をつらねている名張まちなか再生委員会にとって、身を挺してでもその登壇を阻止しなければならぬはずの人間が、堂々と記念講演の壇上に立つのである。

なーにが隠街道市だ、ちゃらいコミュニティイベントかましたくらいで名張まちなかの再生でございますとか適当なことほざいてんじゃねーぞこのうすらばか、と公言してはばからぬ人間が記念講演をおこなうのである。わっはっは。いったい何がどうなっているのか。

要するに、多様な主体の協働がどうのこうのと利いたふうなお題目をかかげやがってあんぽんたん、実際には理念を共有することもなければ、統一的な視点もなく横の連絡もなく、てんでんばらばらな思いつきでご町内の親睦行事を寄せ集めてくるばかり、しかも誰ひとり責任というものをもとうとしないから、結果として信じられないようなことが起きてしまうのである。

とかなんとか書いてる暇があるのなら、3日の講演の仕込みをしなければならぬ。中町のカドキ紙店で購入してきたスケッチブックを小道具にするのだが、まだどのページもきれいに白紙のままである。3日といえば、あさってではないか。
10月27、28日の土日に宇流冨志祢神社秋祭りが営まれた名張のまちでは、そのつぎの土曜と日曜、つまり11月の3日と4日に隠街道市が催される。その次の土日は10日と11日で、これはまちなかではなく名張市役所の市民広場が会場になって、「とれたて!なばりあんど消防フェスタ2007」が開催される。なんともせわしない話である。

たぶん平成16・2004年あたりから、 名張まちなかにはある種の無政府状態が現出している。名張まちなか再生プランがその一例だが、誰がどこで何を決定しているのかがさっぱりわからず、その決定もあっというまにくつがえされ、べつの誰かがまたまったく無責任にそして無根拠に何かを決定し、結果としては混迷が深まるばかりである。背景にあるのは、行政の無策無能と一部住民の私利私欲である。

ことしで二回目をむかえる隠街道市も、無政府状態の端的なあらわれとみるべきだろう。10月27日付エントリ「隠街道市ポスター」に記したとおり、去年の主催団体は名張まちなか再生委員会だったが、ことしは名張地区まちづくり推進協議会の主催ということになっている。とれたてがどうこういう長い名前のイベントは、去年は隠街道市と同時開催だったが、ことしは会場も日程もべつである。理由はまったくわからない。

昨年の「広報なばり」10月4週号テキスト版から引用。

   
■<「四季の喜び」ウィーク〜隠(なばり)街道市>
とれたて!なばり 2006産業フェスタあんど消防フェスタ
お問い合わせ 農林振興室 電話63-7625
いがもんほんまもんうまいもんまるごと伊賀体験
お問い合わせ 伊賀農林商工環境事務所農政普及室 電話24-8141
◆日時 11月4日・5日 午前9時30分〜午後3時30分
◆場所 名張地区(初瀬街道周辺)
11月4日・5日、まちなか再生事業の一環として、「隠(なばり)街道市」が行われます。また、今年は、名張の秋を彩る交流イベント「とれたて!なばり 産業フェスタあんど消防フェスタ(4日・5日)や伊賀地域の地産地消体感イベント「いがもん ほんまもん うまいもん まるごと伊賀体験」(4日のみ)が同時開催されます。
まちなか再生事業は、商業の中心地であった名張地区既成市街地のわいや活気を取り戻そうと、市民・事業者・行政などが進めている取組みです。皆さんも、「隠(なばり)街道市」で、まちの新しい魅力を探してみませんか。

【総合福祉センターふれあい会場】
▼いがもんほんまもんうまいもんまるごと伊賀体験(4日のみ)
まるごと伊賀体験
食の体験コーナー
・伊賀米コシヒカリのおにぎり作り・もちつき体験 
・そば打ちの実演 
・甘酒のふるまい 
・焼き芋や豆腐ドーナツ 
・伊賀肉の調理品販売
木と緑の体験コーナー
・木工教室
・押し花づくり 
・花の寄植え
・苔玉づくり 
・洋らん
・切り花
・温泉の足湯
農作物・加工品直売コーナー
・今が旬の伊賀地域農家のこだわり農産物や加工品を販売
地産地消展示コーナー
・消費者と生産者の交流活動
・伊賀地域の青空市の紹介
・食の安全安心、地産地消活動の展示

▼とれたて!なばり 2006産業フェスタあんど消防フェスタ(4日・5日)
JAまつり
・農産物品評会
・青果物、海産物、うどんな
どの販売
・小農具の販売
・農機具の展示
工業コーナー
・企業展示、販売
・エコ事業での取組みを紹介
※飴のつかみ取りもあります。
ゆとりフェスティバル(5日のみ)
・模擬店(伊賀肉の串焼きなどの販売)
・労金、全労済、住宅生協各種相談会
・コメディーミニサーカス(2回公演)
・バルーンパフォーマンス

【本町会場】
▼消防フェスティバル(4日・5日)
体験・紹介コーナー
・煙体験ハウス
・消火体験
・住宅、防災機器の展示
・非常食の試食
・ぬりえ
・着ぐるみ動物消防士
出動
・防火ポスター展示 
・車両展示
・救助、救急コーナー
・救急医療情報システムのPR
アトラクション(5日のみ)
・もちつき大会
・幼年消防クラブ合唱(総合福祉センターふれあい)

ことしの「広報なばり」10月4週号から引用。

   
■今年もやります!なばり街道市
日時 11月3日(祝)・4日(日)午前9時30分〜午後3時30分
会場 初瀬街道沿いのまちなか
・産業振興センター「アスピア」(南町)
・総合福祉センターふれあい(丸之内)
・中町、上本町通り会場
・宇流冨志禰神社(平尾)
・名張藤堂家邸跡(丸之内)
屋台や物販、手作り市、体験教室、大道芸、スタンプラリー、
地域出店ブース、エコライフガス展などお楽しみ盛りだくさん!
【記念事業】
▼能楽奉納 (4日午後2時〜/宇流冨志禰神社/入場無料)
▼記念公演「タイムスリップ初瀬街道〜東海道から参宮表街道へ〜」(3日午後2時〜/総合福祉センターふれあい/講師 中 相作さん/入場無料)「藤堂高吉と名張」(4日午後1時30分〜/総合福祉センターふれあい/講師 藤田 達生さん/入場料300円 ※中高生200円。小学生以下無料)
お問い合わせ 名張公民館 電話64‐2605・市街地整備推進室 電話63‐7746
[主催 名張地区まちづくり推進協議会]

おなじく10月4週号から。

   
■とれたて!なばり あんど 消防フェスタ2007
日時 11月10日(土)・11日(日)午前9時30分〜午後3時30分
場所 市役所市民広場
◎詳しくは、「広報なばり」来週号でお知らせします。

隠街道市というコミュニティイベントは、なにしろ多様な主体の協働によって支えられているのである。ばーか。しかし、多様な主体がどうのこうのといってみたところで、その内実はどれもみなおんなじなのである。ばーか。みずからを相対化できぬ幼児性、あるいは視点を外在化させることのない自己中心性が、それらの主体の正体なのである。ばーか。理念の共有など考えることもない主体とやらが寄り集まり、私利私欲が一致しない主体どうしは徹底的に反目しあい、結局どの主体もてんでんばらばらな思いつきにしがみつくしか能がなく、千篇一律でひとりよがりなご町内の親睦行事を寄せ集めただけで、コミュニティイベントでございます情報発信でございますと、ぎゃあぎゃあ騒いでいるだけの話なのである。ばーか。隠街道市とかいうイベントにおいては、とどのつまり、2004年度に三重県が官民合同で実施した「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」とまったくおなじ愚がくりかえされているのである。ばーか。

こうしたイベントが名張まちなかの再生に裨益する、とか思っていたら大きなまちがいだぞ。ばーか。
宇流冨志祢神社秋祭りは、昨28日に本祭りが営まれた。空は快晴。

午後1時ごろ、ジャスコ新名張店リバーナの四階駐車場から撮影。百五銀行名張支店木屋町出張所の前の路上で、天正みだれ太鼓と愛宕樽太鼓保存会が演奏を披露している。

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ジャスコの屋外駐車場では、午後1時30分からの巡行にそなえて、ふとんみこし、太鼓台、だんじりなど、町の出しものがスタンバイしている。

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中町の通りには露店がならび、結構な人出でにぎわっている。

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しかし、かつての名張祭りの人出は、こんなものではなかったと、往年のにぎわいを知っているものとしては、思わざるをえない
きのうは、夕刻になっても、小雨が降ったりやんだりしていた。日が暮れてから、サイゼリヤ名張桔梗が丘店に入り、めしを食べながら外に眼をやると、自動車のヘッドライトに照らし出される水たまりには、ときにはっきりと雨脚が見える。帰宅すると、日本シリーズの初戦がはじまっていた。ついつい酒を飲みながらテレビ観戦してしまったので、宇流冨志祢神社秋祭りの宵宮には出かけられなかった。
朝から雨である。夜には宇流冨志祢神社秋祭りの宵宮が営まれる。天気予報によれば、雨は午前中だけ、午後はくもり。宵宮の提灯行列には、傘の必要はないようである。

一週間後、来週の土曜には、「隠街道市」の初日を迎える。日程は11月3日と4日の二日間。

ポスターがこれ。

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下のほうに記された関連団体を写しておく。

   
主催 名張地区まちづくり推進協議会
協賛 名張商工会議所
協力 名張市物産振興会
□□□古町を考える会
□□□(社)名張市観光協会
□□□皇學館大学
□□□名張能楽振興会
□□□春を呼ぶ会
□□□温故会
□□□名張史跡顕彰会
□□□まちなか再生委員会
□□□名張シンクス

例によって例のごとく、多様な主体の協働であるらしい。昨年は名張まちなか再生委員会の主催で催され、ことしは名張地区まちづくり推進協議会が主催団体ということになっているが、結局のところは、うすらばか集めてなんの騒ぎだ低能ども、という話なのである。

しかしまあ、あんまりきついことは書かないでおくか。どうせ11月3日の講演「タイムスリップ初瀬街道 東海道から参宮表街道へ」で、この隠街道市とかいうコミュニティイベントは、もうぼこぼこに叩かれることになるのだからなあ。

Copyright NAKA Shosaku 2007-2012