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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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 こんな「市長への手紙」を出してみた
 
 いやー、しばらくぼーっとしてるあいだに、5月末決着がどうのこうの、とかいう話じゃ全然なくなってしまったな。すべて飛んでしまった。米軍基地も口蹄疫も、なんかよう知らんけど重要法案とかいうやつも、ちゃぶ台ひっくり返したみたいにみんな吹っ飛んでしまって、きれいに初期化されましたあ〜、みたいな感じになってしまったぞなもし。これはいったいなんなんだろうな。いっぽう、おれのほうはというと、5月末決着、なんてことはまったくなかった。現在ただいまの印象を述べるとすれば、名張市役所のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった、みたいなところであろうか。あッ、ヒヨドリさんがぼくを呼んでる、とかばかなこといわせてんじゃねーよ。
 
 しかしまたどうして、名張市役所のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまったのかな。もしかしたら、耳の穴から黒い煙を出しすぎたせいではないのか。耳の穴にすすがたまって、なにも聞こえなくなってしまったのではないか。なんなら耳掃除してあげようか。それとも、耳の穴から手をつっこんで奥歯がたがたいわせてあげようか。あたり前田のクラッカー、なんつってな。それにしても、名張市役所のみなさんはほんとに聞く耳をなくしてしまったのであろうか。おれはごくまっとうな、それこそあたり前田のクラッカーみたいなことしかいってないのに、どうして聞く耳がなくなってしまうのかな。きょうは耳にっちょ、とかふかしてんじゃねーぞこら。
 
 おれは名張市役所のみなさんに、もうちょっとちゃんとしてくれんか、とお願いしておる。ちゃんとしていただきたいところは多々あれど、せめて乱歩のことだけはちゃんとしてくれんか、とお願いしておる。むろん、お役所のみなさんには、目先のものしかみえない。うわっつらのことしかわからない。そんなことは百も承知のそのうえで、できるだけ本質的な問題を考えていただくように話を進めてきたつもりであったのだが、もう限界ということなのであろうか。そうだとしたら、限界なら限界で、ちゃんとそういってくれなくては困るではないか。こちらにも段取りというものがある。しかしそれにしても、こんな単純な問題でいきなり限界っつーのも妙な話だぞ実際。それになあ、お役所のみなさんには耳慣れぬことばであろうけれども、世の中には責任とか責務とか、あるいは使命とか、そういうことばがあってだな、いやいや、こんなこといっててもしかたないか、っつーわけで、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用してこんな質問を送信した。
 
 名張市のなぞがたりなばり事業についてお訊きいたします。
 
 今年度のなぞがたりなばり事業は、昨年度同様、提案公募型事業として民間団体に委託されるのでしょうか。名張市公式サイトで確認したところ、まだ公募はおこなわれていないようです。つきましては、以下の二点にかんして、お答えを頂戴したいと思います。
 
 (1)今年度なぞがたりなばり事業の委託にともなう民間団体の募集はいつ実施されるのか。
 
 (2)昨年度なぞがたりなばり事業は昨年11月15日から30日までの期間で委託団体が募集され、本年3月23日に事業が実施された。年度当初に委託団体の募集がおこなわれなかったのはなぜか。
 
 以上です。よろしくお願いいたします。
 
2010/06/07
 
 ここで、「市長への手紙」担当職員のみなさんにアドバイスしとこうか。この質問のポイントはどこか。ひとことでいえば、名張市名物の癒着結託構造である。名張市と乱歩蔵びらきの会は癒着結託してるんですか? ということである。さるにても、こうしたずぶずぶなあなあの構造は、名張市民の眼にはどう映っているのか。
 
◯名張市について書き込んでみましょうPART11◯:755-756
 
 こんなのもある。
 
名張市の市政について語りませんか?Part2:28
 
 あんまり関係ないかもしれんけど、こんなのもあったぞ。
 
◯名張市について書き込んでみましょうPART11◯:736
 
 しかも、名張市における癒着結託構造のことは、どうやら一部の伊賀市民の耳にも届いておるようである。昨年6月のことになるが、ロビーコンサートという催しがあったから伊賀市四十九町の三重県伊賀県民センターに足を運んだ。旧知の伊賀市民のかたにばったりお会いして、しばらく世間話を交わした。11月に伊賀市の市長選挙が控えていたから、話の内容もその方面のことがメインだったのだが、やがて名張市の話題に移行して、その知人から、名張市はがんじがらめらしいな、といわれてしもうた。名張市政ってのは各種癒着結託関係でがんじがらめになってるらしいな、ということである。ひゃっはー、ばれてまっか、てなものである。伊賀市の市長選挙に重大な関心を寄せている伊賀市民ともなれば、名張市の内情もある程度は把握しているものと知れ。
 
 昨年12月のことである。イガデハクというアート系イベントがあったから伊賀市ゆめが丘一丁目の三重県立ゆめドームうえのに足を運んだ。初対面の伊賀市民のかたと話す機会があって、このブログのことが話に出たあと、ああいうことってやっぱり絶対あるんでしょうね、といわれてしもうた。ああいうこと、というのは、まちなか再生事業における名張市と名張地区まちづくり推進協議会の癒着結託のことである。その人はそんなこと全然ご存じなかったのだが、このブログでまちなか再生の裏に存在している癒着結託構造のことを知り、こういうことは絶対あるだろうな、と得心されたとのことであった。名張市政にまったく関心のない伊賀市民ではあっても、このブログによって名張市政の内実を知ってしまうこともあるのだと知れ。
 
 まちなか再生事業といえば、名張市公式サイト「市長への手紙」にこんなのがあるぞ、ということを2チャンネル名張市政スレで教えられた。
 
名張市の市政について語りませんか?Part2:33
 
 つまり、これである。
 
名張市公式サイト:窓口一覧 > 広報対話室 > 市長への手紙 > お寄せいただいた主なご意見と回答 > 平成21年度 > まちづくり > 「まちなか再生」事業について(10月6日受付)
 
 こりゃまたずいぶんひどい内容ではないか。「市長への手紙」担当職員はもうちょっとしっかり答えなければだめぞなもし。この市民が寄せた意見の要旨は、「職員7人の引き揚げ理由」、つまり名張市が名張まちなか再生委員会から引いてしまったことについて、市民にもちゃんと説明してくれねばなんねぞ、ということである。ところが回答はどうよ。そもそも答えになっておらんではないか。ま、説明責任を果たせという市民サイドの要求にたいして、手前どもには説明能力なんてございません、と身をもって示した回答である、とはいえるかもしれんが、それにしたってひどいものである。とはいうものの、まちなか再生事業にかんしていえば、お役所のみなさんが、手前どもがまちがっておりました、手前どもがわるうございました、とみずから認めないかぎり、まともな説明なんて永遠にできっこあるまい。「市長への手紙」担当職員のかたには心から同情申しあげる次第である。しかしほんと、行政は無謬でございます、みたいなたわごとをいつまでほざきつづける気なんだろうな。
 
 さて、アドバイスである。去年のことから話をはじめることにして、なぞがたりなばり事業は昨年度から民間団体に委託されることになった。毎年恒例の事業だから、昨年3月の定例会で承認された新年度予算には、おそらくなぞがたりなばりの事業予算も組み込まれていたはずである。ならば、年度当初に委託団体の募集がおこなわれてしかるべきではないのか。受託する団体にとっては、なにしろはじめてのことである。準備期間にはできるだけ余裕があったほうがいいはずである。しかるに、募集がおこなわれたのは11月であった。どうもおかしい。なにか裏があるのか。だから、こう質問した。
 
 (2)昨年度なぞがたりなばり事業は昨年11月15日から30日までの期間で委託団体が募集され、本年3月23日に事業が実施された。年度当初に委託団体の募集がおこなわれなかったのはなぜか。
 
 回答するにあたって注意しなければならないのは、ひとつめの質問とのからみである。
 
 (1)今年度なぞがたりなばり事業の委託にともなう民間団体の募集はいつ実施されるのか。
 
 今年度事業の委託団体募集も、年度当初に実施されてしかるべきだと思われるのであるが、いまだ募集されてはいないようである。昨年度につづいて今年度も、どうして年度当初に募集しないのか、といったあたりの整合性に意を用いるべきであろう。しかも、さらにおかしいことがあるから、そのあたりとの関連にも気をつけよう。つまり、なぞがたりなばり関連事業とやらの委託は、すでに決定しているわけである。
 
名張市公式サイト:窓口一覧 > 地域経営室 > 名張市提案公募型事業について > 平成22年度提案公募型事業 > 平成22年度 「新しい公」委託事業選考結果について
 
 じつにおかしな話である。そもそも、関連事業を別立てにする必要がどこにあるというのか。なぞがたりなばり事業そのものに含めてしまえばいいではないか。かりに、事業と関連事業をそれぞれ別の民間団体が受託する、たとえば、なぞがたりなばり事業は名張まちなか再生委員会が、なぞがたりなばり関連事業は乱歩蔵びらきの会が担当する、なんてことになったとしたら、なんだか話がややこしくなってしまうであろうが。それとも、絶対そんなことにならないように、名張市名物アンダーザテーブルでなにか秘密の取り決めでもなされておるのかしら。なーんかあやしいな。
 
 というわけで、なぞがたりなばり事業における癒着結託構造にスポットをあてよう、というのがこの質問のねらいである。この事業にかんしては、まだほかにもつっついてやるべきことが多々あるのだけれど、本日はこれだけとしておく。名張市役所のみなさんがいつまでも聞く耳を持ってくれないようなら、まーた暇つぶしにつっつくことにする。つっつかれるのはいやだ、とおっしゃるのであれば、乱歩蔵びらきの会はいちど名張市役所のみなさんと密談でもお進めになってはいかがなものか。ちなみに、乱歩蔵びらきの会が受託したなぞがたりなばり関連事業を含む委託事業の募集要項はこんなあんばいである。
 
名張市公式サイト:窓口一覧 > 地域経営室 > 名張市提案公募型事業について > 平成22年度提案公募型事業 > 求む!!市民活動のちから~まちを元気にする事業実施団体を募集~ > 『新しい公』委託事業募集要項 [PDF:610.9KB]
 
 この要項によれば、なぞがたりなばり関連事業というのは「ミステリー講演会『なぞがたりなばり』の20周年記念にあわせた江戸川乱歩生誕地・名張を全国発信し、市民が郷土の興味や誇りを持つ事業」ということらしいのだが、なんか日本語があやしいなおい。しっかりしろよほんとに。それはそれとして、「江戸川乱歩生誕地・名張を全国発信し」なんてことは、乱歩がらみで名張のまちを案内することすらできず、インターネット不可、往復はがきのみOK、とかいってた乱歩蔵びらきの会にはとても不可能だと思えるのだがなあ。いったいどうすんだろうなあ。
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