三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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恒例の年末進行でちょっとじたばたしていたら、きのうがお役所の仕事納め、きょうは名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトの忘年大宴会である。
忘年会といえば、あれは十日ほど前であったか、午後4時くらいに電話があって、その日の午後6時にスタートする忘年会に誘われた。欠席者が多いせいでお呼びがかかったらしいな、とか思いつつ顔を出した。会場は伊賀市西明寺のウェルサンピア伊賀。ま、名張市も名張市だが、伊賀市も伊賀市である、てなものであったが、座興のひとつに、今年の漢字を選ぶというのがあった。日本漢字能力検定協会が公募し、清水寺で発表される歳末恒例イベントのパクリである。
メディアで報じられたとおり、本家のほうは今年、「変」が選ばれた。以下、報道によれば「金」「落」「食」「乱」「高」「株」「不」「毒」「薬」とつづいたそうだが、どれももうひとつしっくりこない。今年の漢字は貧困の「貧」ではないか、と書いていたのは斎藤美奈子さんであったか。とにかく「変」というのはそれこそ変な感じで、もはや変化というプロセスの段階ではなく、変化のあとに待ち受けているものがありありとみえ、すぐそこまで迫ってきたのが、この国における平成20・2008年であったという気がする。
変化を経てたどりつく先は、結局のところ、崩壊でしかないのではないか。この一年、日本社会が音をたてて崩壊してゆくさまをまのあたりにしてきた。そんな実感がある。だから、今年の漢字を選ぶとなれば、崩壊の「崩」あたりがふさわしいように思う。崩れていったものは、枚挙にいとまがないだろう。ただし、名張市にかぎっていえば、これはもう崩壊の「壊」がいいのかもしれない。崩れるという段階は過ぎて、いまや勢いよく壊れつつあるのではないか。ぶっちゃけもう、名張市オワタ\(^o^)/、という印象がある。これもまた、しみじみと迫ってくる実感である。
伊賀市で催された先日の忘年会では、参加者全員に一枚ずつ、色紙大の厚紙が配られた。参加者は筆ペンをふるって思い思いの漢字を書き、順番に発表してゆく。当方、「崩」でも「壊」でもなく、迷わず「犬」と大書した。発表を終えて着席すると、おなじ円卓についていたある女流画家がつと立ちあがり、当方のそばまで歩いてきて、やおらしゃがみこみ、当方の左脚を抱きすくめるようにしながら、ひどく感動したというおももちで、中さん、中島らもって知ってるう? と歌うように尋ねてくる。むろん知っている。そう答えると、中島らもってねえ、色紙にはいつも「愛」って書いてたんよお、「愛」ってゆう字しか書かへんかったんよお、中さんの「犬」ってゆう漢字、それとおんなじなんやねえ、といってくれたので、なにがなにやらもうひとつ理解できぬまま、軽くハグしてことなきをえた。
忘年会帰り、タクシーの車中では、どのタクシードライバーも口裏を合わせたように、今年の不況は尋常ではない、これほど冷えこんだ歳末ははじめてだ、という。今年の漢字はやはり「崩」であり、「壊」なのであって、忘年会どころではないのかもしれない。かと思うと、いまどきほくほくしてるのは公務員だけですよ、というタクシードライバーもあった。それはそうかもしれない。だから、本日の名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトの忘年大宴会、ほくほくしている名張市職員のみなさんに多数ご参加いただき、ほくほく感のおすそわけにあずかりたいものである。忘れちゃいけない。名張市議会議員のみなさんもぜひどうぞ。予告を再掲しておく。
・日時:12月27日(土)午後6時開宴(閉宴時刻未定)
・会場:酒蔵空間(新町、北村酒造内=地図参照)
・会費:5000円(まーた足が出るんじゃねーの? と個人的には思う)
名張まちなか再生委員会にとってもやはり、今年は「崩」の一年だったのではないかと推測される。年明けにはきれいにぶっ壊してやるつもりだから、来年の漢字は「壊」ということになるのかもしれないが、そういえば先日、委員会から臨時総会の通知が届いた。内容をお知らせしておく。
12月18日の名張まちなか再生委員会次期役員準備会では、新たに加わった役員から規約改正案などについて少なからぬ意見が出たため、臨時総会までにもう一度、役員会を開いたほうがいいかもしれないとの声も聞かれたのだが、たぶん開かれることはないであろうと予想されたし、げんに開かれることはないようである。ま、名張まちなか再生委員会などというのは、いまや沈みつつある泥船なのである。そんな泥船のことなど、だれも本気になって考えてはいないのである。ともあれ、本日の忘年大宴会では、名張まちなか再生委員会のあぼーんについて、そして、名張市のあぼーんについて、楽しい語らいが重ねられるはずである。来たれすっとこどっこい。集えあんぽんたん。狂えあっちょんぷりけ。
忘年会といえば、あれは十日ほど前であったか、午後4時くらいに電話があって、その日の午後6時にスタートする忘年会に誘われた。欠席者が多いせいでお呼びがかかったらしいな、とか思いつつ顔を出した。会場は伊賀市西明寺のウェルサンピア伊賀。ま、名張市も名張市だが、伊賀市も伊賀市である、てなものであったが、座興のひとつに、今年の漢字を選ぶというのがあった。日本漢字能力検定協会が公募し、清水寺で発表される歳末恒例イベントのパクリである。
メディアで報じられたとおり、本家のほうは今年、「変」が選ばれた。以下、報道によれば「金」「落」「食」「乱」「高」「株」「不」「毒」「薬」とつづいたそうだが、どれももうひとつしっくりこない。今年の漢字は貧困の「貧」ではないか、と書いていたのは斎藤美奈子さんであったか。とにかく「変」というのはそれこそ変な感じで、もはや変化というプロセスの段階ではなく、変化のあとに待ち受けているものがありありとみえ、すぐそこまで迫ってきたのが、この国における平成20・2008年であったという気がする。
変化を経てたどりつく先は、結局のところ、崩壊でしかないのではないか。この一年、日本社会が音をたてて崩壊してゆくさまをまのあたりにしてきた。そんな実感がある。だから、今年の漢字を選ぶとなれば、崩壊の「崩」あたりがふさわしいように思う。崩れていったものは、枚挙にいとまがないだろう。ただし、名張市にかぎっていえば、これはもう崩壊の「壊」がいいのかもしれない。崩れるという段階は過ぎて、いまや勢いよく壊れつつあるのではないか。ぶっちゃけもう、名張市オワタ\(^o^)/、という印象がある。これもまた、しみじみと迫ってくる実感である。
伊賀市で催された先日の忘年会では、参加者全員に一枚ずつ、色紙大の厚紙が配られた。参加者は筆ペンをふるって思い思いの漢字を書き、順番に発表してゆく。当方、「崩」でも「壊」でもなく、迷わず「犬」と大書した。発表を終えて着席すると、おなじ円卓についていたある女流画家がつと立ちあがり、当方のそばまで歩いてきて、やおらしゃがみこみ、当方の左脚を抱きすくめるようにしながら、ひどく感動したというおももちで、中さん、中島らもって知ってるう? と歌うように尋ねてくる。むろん知っている。そう答えると、中島らもってねえ、色紙にはいつも「愛」って書いてたんよお、「愛」ってゆう字しか書かへんかったんよお、中さんの「犬」ってゆう漢字、それとおんなじなんやねえ、といってくれたので、なにがなにやらもうひとつ理解できぬまま、軽くハグしてことなきをえた。
忘年会帰り、タクシーの車中では、どのタクシードライバーも口裏を合わせたように、今年の不況は尋常ではない、これほど冷えこんだ歳末ははじめてだ、という。今年の漢字はやはり「崩」であり、「壊」なのであって、忘年会どころではないのかもしれない。かと思うと、いまどきほくほくしてるのは公務員だけですよ、というタクシードライバーもあった。それはそうかもしれない。だから、本日の名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトの忘年大宴会、ほくほくしている名張市職員のみなさんに多数ご参加いただき、ほくほく感のおすそわけにあずかりたいものである。忘れちゃいけない。名張市議会議員のみなさんもぜひどうぞ。予告を再掲しておく。
・日時:12月27日(土)午後6時開宴(閉宴時刻未定)
・会場:酒蔵空間(新町、北村酒造内=地図参照)
・会費:5000円(まーた足が出るんじゃねーの? と個人的には思う)
名張まちなか再生委員会にとってもやはり、今年は「崩」の一年だったのではないかと推測される。年明けにはきれいにぶっ壊してやるつもりだから、来年の漢字は「壊」ということになるのかもしれないが、そういえば先日、委員会から臨時総会の通知が届いた。内容をお知らせしておく。
平成20年度名張まちなか再生委員会臨時総会の開催について
□初冬の候、皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 □また、平素は当委員会の活動に御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。 □さて、本年6月の通常総会におきまして、当委員会の規約改正にかかる臨時総会開催の御報告を申し上げましたが、下記日程のとおり開催させていただくこととなりましたので、万障お繰り合わせのうえ、ご出席賜りますよう御案内申し上げます。 □なお、臨時総会の開催につきまして、当初の予定よりも遅くなりましたことを深くお詫び申し上げますとともに、平成21年1月10日頃に、臨時総会資料並びに表決状・委任状を送付する予定ですので、何とぞご了承いただきますようお願い申し上げます。 記
日時:平成21年1月25日(日) □ 受付:9時30分 開会:10時00分 場所:名張市役所3階 303・304会議室 議題:・名張まちなか再生委員会規約改正(案)について □ ・役員改選(案)について □ ・その他 |
12月18日の名張まちなか再生委員会次期役員準備会では、新たに加わった役員から規約改正案などについて少なからぬ意見が出たため、臨時総会までにもう一度、役員会を開いたほうがいいかもしれないとの声も聞かれたのだが、たぶん開かれることはないであろうと予想されたし、げんに開かれることはないようである。ま、名張まちなか再生委員会などというのは、いまや沈みつつある泥船なのである。そんな泥船のことなど、だれも本気になって考えてはいないのである。ともあれ、本日の忘年大宴会では、名張まちなか再生委員会のあぼーんについて、そして、名張市のあぼーんについて、楽しい語らいが重ねられるはずである。来たれすっとこどっこい。集えあんぽんたん。狂えあっちょんぷりけ。
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