三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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名張市公式サイトで、市制施行五十五周年を記念して表彰される市政功労者の名簿が発表された。市政とはなんの関係もない四人のかたを特別表彰する愚については、いやいや、愚というのはもちろん、名張市があほである、ということであって、特別表彰をお受けになるみなさんのことではまったくないのであるが、とにかく名張市がいかにあほであるかということは、3月8日付のエントリとコメントに記した。
3月8日:低能地獄のあなたとわたし
このエントリに、今回の市政功労者表彰には「選挙利用」というねらいがある、とのコメントをお寄せいただいた。その時点では、四人の特別表彰者のかたのお名前しかわからなかったので、選挙利用なるものの実態がもうひとつ呑みこめなかった。市政功労者表彰の全貌が明らかになったいまの時点で、表彰者名簿に選挙利用の要素を探ってみる。
名張市公式サイト:名張市市政功労者表彰式を開催
あーりゃりゃッ。おかしい。これはおかしい。明らかにおかしい。いくらなんでもおかしすぎるぞ。なにがおかしいといって、功労者名簿に中先生の名前がないではないか。こんなおかしな話はあるまい。選挙利用がどうこういう以前に、中先生の名前がみあたらないではないか。てめーこら低能自治体。中先生がこれまで名張市政にどれだけ貢献してきたことか、知らぬとはいわさんぞこら。くっそー、こうなったらもうあれしかない、というわけで、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用することにした。文面はこんなんである。
この質問には、いってみれば精神の柔軟性をチェックするねらいがある。必要なのはウィットやエスプリである。いかに気の利いた回答を思いつくことができるか。ポイントはその一点である。名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君には、精神がずいぶん硬直しているという印象がある。そんなことではいかん。だいたいが、杓子定規で型にはまっていて木で鼻をくくったようなあんな回答、書いておっても面白くもなんともないであろう。だからたまには、どんなふうに書けば面白くなるのか、ということを必死で考える勉強も必要である。そのための質問である。3月17日付「市長への手紙」の回答が着信したら、そのあとこの質問を送信する予定である。楽しみにしていてくれたまえ。
ところで、選挙利用の件である。表彰者名簿を一覧してみたのだが、ま、選挙利用といえばいえるかもしれんが、表彰制度というのはそもそもこんなものではないかと思う。お役所お得意のお手盛りでしかない。制度としてはそれこそ硬直している。といったからといって、表彰をお受けになるかたを誹謗しているわけではない。制度そのものについて述べているだけである。制度そのものをより知るために、事蹟別の表彰者数をチェックしてみると、こんなあんばいであった。
・特別表彰者
文化の振興に貢献 ……………………………………… 04人
環境の保全及び観光の振興に貢献 …………………… 01人
環境の保全に貢献 ……………………………………… 03人
文化の振興に貢献 ……………………………………… 01人
社会福祉の向上に貢献 ………………………………… 03人
農業の振興及び観光の振興に貢献 …………………… 01人
多額の寄附・寄贈 ……………………………………… 06人
・功労者
市行政の伸展に貢献 …………………………………… 03人
市行政の伸展及び農業の振興に貢献 ………………… 01人
市・県行政の伸展に貢献 ……………………………… 01人
税務行政の推進に貢献 ………………………………… 01人
市行政の推進に貢献 …………………………………… 01人
スポーツの振興及び市行政の伸展に貢献 …………… 01人
治安維持の伸展に貢献 ………………………………… 02人
社会福祉の増進に貢献 ………………………………… 01人
学校医療の推進に貢献 ………………………………… 14人
保育所医療の推進に貢献 ……………………………… 03人
地域消防活動の推進に貢献 …………………………… 09人
スポーツの振興に貢献 ………………………………… 01人
消費者行政の推進に貢献 ……………………………… 01人
合計五十八人、ということになる。ま、こんなところか、とは思うものの、おかしいといえば、やっぱりおかしい。中先生のことはべつにしても、前市長の名前が抜けているのはおかしいではないか。市政への功労という点でいえば、現職元職の市議会議員の先生もさることながら、前市長をこそ、まさしく功労者と呼ぶべきではないのか。かりに前市長を市政功労者として表彰するということになれば、お手盛りの形骸でしかない表彰が、俄然活気を帯びてくるはずなのだがなあ。市政功労者表彰式において前市長と現市長がガチンコで対峙する、なんてことになると、市民の注目が一気に集まると思うのだがなあ。面白いと思うのだがなあ。名張市も幼稚で底の浅いことばっかかましてないで、もっと精神を柔軟にして、たまにゃ面白いこととか、市民を感心させることとか、そういうことを試みてみてはどうか。多くの市民の感心や納得や共感や賛同を獲得することが、あさはかな点数稼ぎに走ったり、みえすいた互酬関係の構築に憂き身をやつしたりすることより、選挙においてもはるかに有効だと思われるのだがなあ。
3月8日:低能地獄のあなたとわたし
このエントリに、今回の市政功労者表彰には「選挙利用」というねらいがある、とのコメントをお寄せいただいた。その時点では、四人の特別表彰者のかたのお名前しかわからなかったので、選挙利用なるものの実態がもうひとつ呑みこめなかった。市政功労者表彰の全貌が明らかになったいまの時点で、表彰者名簿に選挙利用の要素を探ってみる。
名張市公式サイト:名張市市政功労者表彰式を開催
あーりゃりゃッ。おかしい。これはおかしい。明らかにおかしい。いくらなんでもおかしすぎるぞ。なにがおかしいといって、功労者名簿に中先生の名前がないではないか。こんなおかしな話はあるまい。選挙利用がどうこういう以前に、中先生の名前がみあたらないではないか。てめーこら低能自治体。中先生がこれまで名張市政にどれだけ貢献してきたことか、知らぬとはいわさんぞこら。くっそー、こうなったらもうあれしかない、というわけで、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用することにした。文面はこんなんである。
名張市公式サイトにおいて、3月31日に表彰される市政功労者の名簿を閲覧いたしました。ふしぎなことに、私の名前が掲載されておりません。どうしてでしょうか。これまで市政に多大な貢献を果たしてきた私の名前が、功労者名簿にみあたりません。これはいったい、どうしたことなのでしょうか。どうしてなのか、どうしたことなのか、そればかり考えて、きのうの夜はとうとう一睡もできませんでした。たぶん、なにかの手違いだと思います。おそれいります。ご確認をお願いいたします。
もしも、万一、これが手違いの結果ではなく、私が最初から市政功労者表彰の対象になっていなかったというのであれば、それはとても信じられないことです。私が過去、骨身を惜しまず、一身を挺して、名張市政に貢献してまいりましたことは、貴職におかれてもよくご承知おきいただいているところであると拝察いたします。そんな私がなぜ、いったいどうして、市政功労者表彰の栄に浴することができなかったのか、選ばれなかったのか。いくら考えても理解できず、また、納得もできません。ぜひとも理由をお聞かせいただきたく、ご回答をお願い申しあげます。 公務ご多用のところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 |
この質問には、いってみれば精神の柔軟性をチェックするねらいがある。必要なのはウィットやエスプリである。いかに気の利いた回答を思いつくことができるか。ポイントはその一点である。名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君には、精神がずいぶん硬直しているという印象がある。そんなことではいかん。だいたいが、杓子定規で型にはまっていて木で鼻をくくったようなあんな回答、書いておっても面白くもなんともないであろう。だからたまには、どんなふうに書けば面白くなるのか、ということを必死で考える勉強も必要である。そのための質問である。3月17日付「市長への手紙」の回答が着信したら、そのあとこの質問を送信する予定である。楽しみにしていてくれたまえ。
ところで、選挙利用の件である。表彰者名簿を一覧してみたのだが、ま、選挙利用といえばいえるかもしれんが、表彰制度というのはそもそもこんなものではないかと思う。お役所お得意のお手盛りでしかない。制度としてはそれこそ硬直している。といったからといって、表彰をお受けになるかたを誹謗しているわけではない。制度そのものについて述べているだけである。制度そのものをより知るために、事蹟別の表彰者数をチェックしてみると、こんなあんばいであった。
・特別表彰者
文化の振興に貢献 ……………………………………… 04人
環境の保全及び観光の振興に貢献 …………………… 01人
環境の保全に貢献 ……………………………………… 03人
文化の振興に貢献 ……………………………………… 01人
社会福祉の向上に貢献 ………………………………… 03人
農業の振興及び観光の振興に貢献 …………………… 01人
多額の寄附・寄贈 ……………………………………… 06人
・功労者
市行政の伸展に貢献 …………………………………… 03人
市行政の伸展及び農業の振興に貢献 ………………… 01人
市・県行政の伸展に貢献 ……………………………… 01人
税務行政の推進に貢献 ………………………………… 01人
市行政の推進に貢献 …………………………………… 01人
スポーツの振興及び市行政の伸展に貢献 …………… 01人
治安維持の伸展に貢献 ………………………………… 02人
社会福祉の増進に貢献 ………………………………… 01人
学校医療の推進に貢献 ………………………………… 14人
保育所医療の推進に貢献 ……………………………… 03人
地域消防活動の推進に貢献 …………………………… 09人
スポーツの振興に貢献 ………………………………… 01人
消費者行政の推進に貢献 ……………………………… 01人
合計五十八人、ということになる。ま、こんなところか、とは思うものの、おかしいといえば、やっぱりおかしい。中先生のことはべつにしても、前市長の名前が抜けているのはおかしいではないか。市政への功労という点でいえば、現職元職の市議会議員の先生もさることながら、前市長をこそ、まさしく功労者と呼ぶべきではないのか。かりに前市長を市政功労者として表彰するということになれば、お手盛りの形骸でしかない表彰が、俄然活気を帯びてくるはずなのだがなあ。市政功労者表彰式において前市長と現市長がガチンコで対峙する、なんてことになると、市民の注目が一気に集まると思うのだがなあ。面白いと思うのだがなあ。名張市も幼稚で底の浅いことばっかかましてないで、もっと精神を柔軟にして、たまにゃ面白いこととか、市民を感心させることとか、そういうことを試みてみてはどうか。多くの市民の感心や納得や共感や賛同を獲得することが、あさはかな点数稼ぎに走ったり、みえすいた互酬関係の構築に憂き身をやつしたりすることより、選挙においてもはるかに有効だと思われるのだがなあ。
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せっかくの魅力をうまく引き出せていない件について
●水郷楽人様
ご投稿ありがとうございます。
名張まちなかを貴ブログでご紹介いただき、心からお礼を申しあげます。ほんとにもうすったもんだ、てんやわんや、ちゃんわちょんわの大騒ぎがつづいていて困ったものですが、名張のまちそのものには仰せのような魅力がたしかに潜在しているはずで、それをうまく引き出せていないのがやっぱり困ったものなのですが、これはもうどうしようもないことなのかもしれません。
それにしても、清風亭の大宴会で盛りあがったのもいまや懐かしい思い出で、御地の昭和食堂のことも春先になるとふと思い出したりもしております。また機会がありましたら、どこかでお酒をごいっしょしたいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。
ご投稿ありがとうございます。
名張まちなかを貴ブログでご紹介いただき、心からお礼を申しあげます。ほんとにもうすったもんだ、てんやわんや、ちゃんわちょんわの大騒ぎがつづいていて困ったものですが、名張のまちそのものには仰せのような魅力がたしかに潜在しているはずで、それをうまく引き出せていないのがやっぱり困ったものなのですが、これはもうどうしようもないことなのかもしれません。
それにしても、清風亭の大宴会で盛りあがったのもいまや懐かしい思い出で、御地の昭和食堂のことも春先になるとふと思い出したりもしております。また機会がありましたら、どこかでお酒をごいっしょしたいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。