忍者ブログ
三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
[963] [962] [961] [960] [959] [958] [957] [956] [955] [954] [953]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 もう十日だな。
 
 名張市企画財政部地域経営室にメールを送信したのは、10月13日。
 
 きょうが23日。
 
 まだ返信がないのな。
 
 答えてくれる気がないのかな。
 
 黙ってりゃそれで済む、という話でもないと思うけどな。
 
 それとも、答えにくいのかな。
 
 質問の大半は、過去にこのブログで言及した問題にかんするものなんだから、言及した時点で、この問題にこんなツッコミが入ったら、こんなふうに切り返すのが面白かろうな、とか考えてくれたのではなかったのかな。
 
 考えてくれなかったのかな。
 
 突っ込む。
 
 かわす。
 
 また突っ込む。
 
 ぼける。
 
 さらに突っ込む。
 
 切り返す。
 
 こういうやりとりが展開されなければ、漫才が成立せんではないか。
 
 とにかく、漫才のネタとして、ぜひとも、是が非でも、乱歩蔵びらきの会と地域経営室のお答えが欲しーの。
 
 とっても欲しーの。
 
 欲しーの欲しーの。
 
 ほしーの王子様。
 
 なんじゃそら。
 
 などとばかなこといっててもしかたがない。
 
 よろしい。
 
 10月13日に送信した質問十六問、そのポイントはどこにあるのか、質問者自身が懇切丁寧に解説することにする。
 
 まず、平成22・2010年3月21日開催の第十九回ミステリー講演会なぞがたりなばりにかんする質問。
 
 (1)講演会の有料入場者数は何人だったのでしょうか。
 
 ま、このあたりの話題から入っていこうかな、みたいなことだな。
 
 いわゆるとっかかりである。
 
 有料入場者数をお答えいただければ、それでいいのである。
 
 べつに裏はない。
 
 他意もない。
 
 素直に答えていただければ、それでいいのよね。
 
 ちなみに、会場はこんな感じであった。
 
20100324a.jpg
 
 この写真に添えて、こう記した。
 
 ごらんのとおり、お客さんが少ない。昨年度も一昨年度も、ミステリ講演会の会場には空席が目立ったのだが、それでも有料入場者は五十人を超えていた。ところが今年は、四十人を切ってしまった。これはまずかろう。入場者数が唯一絶対の評価基準になるわけではないけれど、なにしろ講演会である。集客という要素を無視するわけにはいかない。それにだいいち、こんながら空きの会場では、おいでくださった講師の先生にも失礼だと思う。
 
 このエントリである。
 
 
 簡単に答えられる質問である。
 
 だろ?
 
 (2)講演会のPRはどういう手段で進められたのでしょうか。
 
 これも簡単に答えていただけるはずである。
 
 どこでPRしたのか、それをお答えいただくだけでよろしい。
 
 民間委託されたんだから、民の発想、民の視点、民の手法、なんてものが導入されたはずなんだけど、たとえばPR手法はどう変わったのかな、ということを知りたいわけな。
 
 (3)講演会入場券の予約は往復はがきで受け付けるとのことでしたが、前年度までのようにインターネットが利用できなかったのはなぜでしょうか。
 
 これは実際、不評であった。
 
 だから、こんなことを記した。
 
 さて、名張市はミステリ講演会の民間委託を実現した。いってみれば民営化である。お役所がなぜ民営化を進めるのかというと、一にも二にもコストダウンが目的である。では、ミステリ講演会が民間委託されて、事業費のコストダウンは図られたのか。よくはわからないが、ほとんど変化がないのではないか。日本推理作家協会に支払う金額は不変だし、講師のあごあしまくら、つまり食事代や交通費や宿泊料、それからポスターとチラシの印刷代、会場使用料、などといったあたりも削りようがあるまい。コストダウンと呼べるほどのものはみられなかったのではないか、と思われる。
 
 もっとも、日本全国津々浦々、コストダウンのために民営化いたします、と正直にいってくれるお役所はあまりない。まったくない、といっていいかもしれない。お役所はかならず、きれいごとのお題目を並べる。一般的には、民営化によってサービスの向上を図ります、みたいなところであろう。では、ミステリ講演会の民間委託によって、なにが変わったのか、なにが向上したのか、さあどうよ、というと、とくにみあたらないのである。サービスが低下した、ということなら確実にあって、これは遠来のお客さんからも指摘されてしまった。どんな点か。入場券が往復はがきでしか予約できなかった、という点である。
 
名張市公式サイト:テキスト版広報なばり > 平成22年2月3週号 > 江戸川乱歩生誕地・名張 第19回なぞがたりなばり講演会を開催
 
 ごらんのとおり、名張市の広報紙には往復はがきによる予約方法しか書かれていなかった。それから、なぜか速攻で削除されていたこのページ、しかたないからキャッシュでごらんいただくが──
 
名張市公式サイト:来て見てだあこ! > 「なぞがたりなばり」に来てだあこ!
 
 このページにははっきりと、「※今回は、メールでの申し込みを受け付けておりません。ご了承ください」とのことわりが書かれていた。昨年度まではメールでOKだったのだが、今回は不可、ということである。ご了承ください、とことわりを入れなければならんようなことをしている、という自覚が名張市にもあった、ということである。遠方から講演会に来てくれた人のなかに、だから申し込みが面倒だった、という人があった。一週間前に申し込んでもまだ四人目だった、とのことでもあった。面倒だから今年は予約しなかった、という人もあった。予約しなくてもかならず席があると確信していた、とのことでもあった。名張市のミステリ講演会、入場者の少なさではすでに定評がある、といったところなのであるが、それはともかく、この件は民間委託したことによってサービスが低下した一例、といっていいように思う。
 
 どんな理由があったのかは知らんけど、情報伝達にインターネットを利用しないのはまずかろう。この事業委託には「江戸川乱歩生誕地名張市をPRする事業」も含まれているのだが、名張市をPRするのにインターネットも活用できないというのでは、はっきりいってろくなことはできまい。せめてブログのひとつも開設しないことには、とても無理だと思われる。かっこうさえつかない。だから名張市は、乱歩蔵びらきの会をちゃんと指導してやるべきなのである。講演会にかんするノウハウは行政サイドに蓄積されているわけなんだから、いくらなんでも往復はがきはねーだろーが、とか、同窓会の出欠とってんじゃねーんだからよ、とか、それくらいのアドバイスはきっちりしてやるべきなのである。それにそもそも、名張市のPRを委託するというのであれば、インターネットをどう活用するのか、みたいなことは選考の段階で確認しておくべきだったのではないか。
 
 もっとも、ここ名張市において官と民とが癒着結託する場合、おたがいを批判することは絶対にしない、という暗黙の了解が存在しているらしい。ムラ社会のルールである。だから、相当まずいことがあっても、名張市が乱歩蔵びらきの会に忠告を与える、なんてことはないのかもしれんな。そういえば、まだ解散はしていないが活動休止状態がつづいている名張まちなか再生委員会、あの第一回理事会では、これは以前に引用したこともあるのだが、行政は予算をもってるスポンサーなんだから、委員会が行政を批判してスポンサーのご機嫌を損じるようなことがあってはならない、とかなんとか、驚くべきことを平然と発言している理事がいて、理事というか名張地区まちづくり推進協議会の偉い人でもあったのだが、おれはおおいに腰を抜かしたものであった。しかしまあ、名張市における官と民との癒着結託は、だいたいにおいてそんなレベルのものなのであろうな。
 
 このエントリである。
 
 
 ほんと、どうして往復はがきだけ、ということになったんだろうな。
 
 乱歩蔵びらきの会は、もしかしたら、日本郵政とも癒着結託しておるのかな。
 
 (4)委託団体の募集が開始されたのは昨年11月15日でしたが、貴会と市当局による調整がおこなわれたのはいつでしょうか。
 
 そんな調整はやっておりません、としらを切ることもできるであろう。
 
 地域経営室へのメールには、
 
 「信頼できる消息筋からもたらされた情報によりますと、本年3月21日に催されたミステリー講演会なぞがたりなばりの委託団体募集に不正があったようです」
 
 と記したのだが、どこで聞きかじったんだか知りませんけど、そんな情報はまちがってます、大うそです、いいかげんなことほざいてんじゃねーぞ低能、とつっぱねることもできるはずである。
 
 ほんとにつっぱねてくれたら、漫才のネタとしてとても面白くなるのであるが、いかがなものであろうな。
 
 (5)調整の内容はどういったものだったのでしょうか。
 
 だからそんな調整やってませんって、とつっぱねていただけるとうれしいのじゃが。
 
 (6)調整は市当局から貴会に働きかけたものか、あるいは逆に貴会から市当局に働きかけたものか、いずれだったのでしょうか。
 
 調整なんかやってないって何度いわせる気だッ、とつっぱねてみてくれんかね。
 
 (7)公募以前の段階、つまり一般の市民には情報がいっさい開示されていない段階で、市当局と特定の民間団体とが調整を進めるのは不正な行為である、という認識は貴会におありだったのでしょうか。
 
 しまいにゃ警察呼ぶぞこの変態ッ、ど変態ッ、と思いっきりつっぱねてほしーの。
 
 ほしーのほしーの。
 
 ほしーのフラメンコ。
 
 おーれッ。
 
 なんじゃそら。
 
 (8)名張市公式サイトに掲載されている貴会の「なぞがたりなばり委託事業応募企画書」には、貴会の設立が平成17・2005年5月であると記されていますが、にもかかわらず「活動内容」には平成16・2004年度の事業が三件、列挙されています。これは明らかな虚偽記載であると判断されますが、虚偽記載であることをお認めになりますか。
 
 これな。
 
20101023a.jpg
 
 (9)同じく「活動内容」に「2009年 江戸川乱歩生誕地整備事業に参画 乱歩生誕地碑広場」とありますが、参画内容を具体的にお教えください。
 
 あの事業、あまり評判がよろしくない。
 
 というか、とてもわるい。
 
 そもそも、地域雑誌「伊賀百筆」の編集部から頂戴している漫才の原稿依頼も、要するにこういうことであった。
 
20101023b.jpg
 
 乱歩生誕地整備事業の失敗についてつぶさに知りたい、という人は、伊賀市にも存在している、というわけなのな。
 
 だから、乱歩蔵びらきの会があの事業に参画したのであれば、いったいなにがどうなってあんなひどい結果を招いてしまったのか、ぜひとも説明していただきたいものだよなあ、伊賀市民はともかく、名張市民にたいしてちゃんと説明する責任ってやつが、事業の参画者には当然あるだろうしなあ、税金つかってやったことなんだからなあ、というのが、この質問の趣旨である。
 
 以上、第十九回はこれでおしまい。
 
 つづいて、第十八回。
 
 名張市の主催、乱歩蔵びらきの会の共催で、平成20・2008年11月22日に催された第十八回ミステリー講演会なぞがたりなばりについて。
 
 (10)貴会がミステリー講演会なぞがたりなばりを共催するにいたった経緯をお教えください。
 
 お役所との癒着結託って、どうやったらうまくできるんですか、ということである。
 
 (11)講演会に先がけてまちなかミニツアーが催されましたが、貴会はどうしてミニツアーの案内を担当なさらなかったのでしょうか。
 
 もしかしたら、乱歩のことをなんにも知らないんですか、ということである。
 
 くわしい事情は、まずこちらで。
 
 
 
 
 つづいては、またしてもこちらね。
 
 
 (12)もしもいま、まちなかミニツアーの案内を依頼されたとしたら、お引き受けになりますか。
 
 お引き受けにならない、に百ガバス。
 
 倍率どん。
 
 さらに倍。
 
 (13)貴会の平成20・2008年度通常総会はいつ開かれたのでしょうか。
 
 ありのままをお答えいただければ、それでよろしい。
 
 (14)私も貴会に入会したいのですが、入会の資格や手続き、活動内容、会費などについてお教えください。
 
 ね、おせーて。
 
 おせーておせーて。
 
 おせーてほしーの。
 
 ほしーのほしーの。
 
 楽天ほしーの。
 
 なんじゃそら。
 
 以上、乱歩蔵びらきの会への質問であった。
 
 以下、地域経営室への質問である。
 
 (a)名張市が事業を民間団体に委託する場合、その団体に名張市の職員が加わっていることに問題はないのでしょうか。
 
 この質問は、その後、10月21日のことであったが、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して送信したから、もういいっちゃもういいんだけど、お答えいただければむろんありがたく存ずる。
 
 (b)貴セクションにお訊きするのは筋違いかもしれませんが、名張市公式サイト「なぞがたりなばり」のページ(http://www.city.nabari.lg.jp/hp/menu000009200/hpg000009144.htm)にどうして第18回がみあたらないのでしょうか。
 
 これな。
 
名張市公式サイト:まちづくり > なぞがたりなばり
 
 第十八回といえば、芦辺拓さんに講師をおつとめいただいた年である。
 
 芦辺さんのご講演、入場者にはすこぶる評判がよかったはずなんだけど、どうしてこうなってんの?
 
なぞがたりなばりについて
第13回なぞがたりなばり
第14回なぞがたりなばり
第15回なぞがたりなばり
第16回なぞがたりなばり
第17回なぞがたりなばり
第19回なぞがたりなばり
 
 どうして第十八回だけ、ないの?
 
 以上。
 
 とにかくまあ、まじめにやろう、ちゃんとやろう、そういうことである。
 
 小ずるい真似しちゃだーめ。
 
 ちゃんとやんなきゃだーめ。
 
 まじめにやんなきゃだーめ。
 
 だろ?
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright NAKA Shosaku 2007-2012