忍者ブログ
三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
[964] [963] [962] [961] [960] [959] [958] [957] [956] [955] [954]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 秋も深まって、そろそろ冬である。
 
 寒くなったなあ、とか思いながら、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して、こんなお願いを送信した。
 
 いつもお世話さまです。
 
 11月23日、神戸市で開催される「横溝正史先生生誕地碑建立6周年記念イベント」で、「横溝正史と江戸川乱歩」と題した講演をおこなうことになりました。
 
 横溝正史の生誕地碑は2004年11月23日、神戸市中央区東川崎町に建立され、それ以来毎年、東川崎ふれあいのまちづくり協議会と神戸探偵小説愛好會の主催による記念イベントが実施されております。
 
 ちなみに、昨年の講師は有栖川有栖さんで、神戸新聞でこのように報じられました。
 
横溝正史の生誕地碑建立5年 有栖川有栖さん講演
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002534221.shtml
 
 つきましては、昨年10月、ミステリー文学資料館の「トーク&ディスカッション」の際にもたいへん厚かましいお願いを申しあげ、ご快諾をいただいた次第でしたが、今年も昨年同様、ご来場のみなさんに山本松寿堂の二銭銅貨煎餅を一袋ずつお配りいたしたく、また昨年は、ノーベル製菓の乱歩飴をあわせてお送りいただくご高配をたまわり、こちらも来場者のかたにおおいに好評でしたので、例によって厚かましいお願いではありますが、二銭銅貨煎餅と乱歩飴をそれぞれ五十袋、それから、名張市をPRするパンフレットなどがございましたらお手数ですがそれもいっしょに五十部、横溝正史生誕地碑の建立六周年記念イベントにお送りいただければまことに幸甚に存じます。
 
 不躾なお願いでまことに恐縮ですが、名張市のシティセールスにわずかながらも寄与できる機会であると判断されますので、なにとぞお聞き届けいただきたく、もしもご承諾いただけましたら送付先などをあらためてお知らせいたしますので、勝手ながらご返事をお待ち申しあげる次第です。
 
 よろしくお願いいたします。
 
2010/10/27
 
 お願いというよりも、ま、ゆすりたかりである。
 
 おらおらおらおら。
 
 ゆすられたかられる名張市民のみなさんには、あらかじめお詫びを申しあげておく次第である。
 
 しかし、二銭銅貨煎餅も乱歩飴も、去年はなかなかの好評であった。
 
 今年もなんとか、乱歩生誕地の市民からのプレゼントとして、講演会においでくださったみなさんにお受け取りいただけたらうれしいな。
 
 そういえば先日、竹中英太郎記念館に二銭銅貨煎餅をお送りしたのじゃが、やはりそこそこ喜んでいただけたみたいであった。
 
竹中英太郎記念館 館長日記:名張市の中 相作様から・・・・・・・(2010年10月8日)
 
 二銭銅貨煎餅、なんと、竹中英太郎の霊前に供えていただいたという。
 
 ありがたいことではないか。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
「陰獣」以前に「新青年」を飾っていた挿絵について
 ●湯村の杜 竹中英太郎記念館 金子紫様
 ご投稿ありがとうございます。
 お知らせ感謝いたします。「桐屋敷の殺人事件」の挿絵は「新青年」の復刻版で見たのですが、というか、復刻版の誌面のコピーを手許に所蔵しているのですが、たしかに添えられたサインでご尊父の作品だと知ることができます。甲賀三郎作品の挿絵は復刻版も含めていまだ眼にしたことがないのですが(ついさっき、貴記念館の画集『竹中英太郎』でそれぞれ一点ずつは拝見しましたが)、とにかくいずれも「陰獣」以前に「新青年」の誌面を飾っていた挿絵であることにはまちがいありません。それで、とりあえず、このエントリに年表をまとめてみました。

昭和3年「陰獣」年表
http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/120/

 「陰獣」以前の挿絵の存在を念頭において考えた場合、ご尊父の「『陰獣』因縁話」にはちょっとした記憶違いや勘違いがまぎれこんでいた、ということになるのかもしれません。「陰獣」は小説として大ヒットし、ご尊父にとっても挿絵画家としての出世作でしたから、そうした印象深さが記憶にちょっとした修正を加えたというのは不思議でもなんでもない話だとは思いますが、実際のところはよくわかりません。何かご存じのこと、おわかりのことがありましたら、こちらこそご教示いただきますよう願いあげます。
 今後ともよろしくお願いいたします。
中 相作 URL 2010/10/30(Sat)17:37:55 編集
無題
中様、有難うございます。
昭和3年7月号の「桐屋敷の殺人事件」には、父のサインが間違いなくございます。
また昭和3年7月号に「瑠璃王の瑠璃王」、8月号には「二ウルンベルクの名画」共に甲賀三郎著の挿絵にも父のサインがございます。

これからも何かおわかりになられましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
 
「桐屋敷の殺人事件」とその挿絵をめぐる謎について
 ●湯村の杜 竹中英太郎記念館 金子紫様
 ご投稿ありがとうございます。
 ご尊父の「新青年」デビューにつきましては、来月の講演では謎のひとつとしておはなししてくるつもりです。正史は「陰獣」の成立過程について編集者の立場からかなりくわしい記録を残しているのですが、ご尊父が「陰獣」の挿絵を描くことになった経緯はいっさい記しておりません。いっぽうご尊父は「『陰獣』因縁話」に、初めて訪れた博文館で「新青年」の青年編集者だった正史から「陰獣」の原稿を手渡されたと書いていらっしゃって、そこまでは不思議でも何でもないのですが、じつはここに「陰獣」より早く掲載された「桐屋敷の殺人事件」という謎の作品があり、川崎七郎なる作者はまちがいなく横溝正史、挿絵画家の名前は明記されていないけれどもまちがいなく竹中英太郎だと判断されるわけで、だったらいったいこの作品は何? ということにならざるを得ません。
 仰せのとおり制作順と発表順は必ずしも同じではなく、早い話が乱歩の「新青年」デビューだって、
 「二銭銅貨」→「一枚の切符」
 という順番でしたが、制作順はこの逆で、
 「一枚の切符」→「二銭銅貨」
 というものでした。したがって、もとより確たるところは知りようがないとはいうものの、残された記録を照合することで何かがわかってくるのではないかとも思いつつ、まだそのあたりの作業ができていない状態だったのですが、ご投稿いただいたのをいい機会として、そろそろとりかかることにいたします。どうもありがとうございました。何もわからないだろうとは思うのですが。
 今後ともよろしくお願いいたします。
中 相作 URL 2010/10/29(Fri)18:36:10 編集
無題
中様、コメント嬉しく拝見いたしました。
わんちゃんもお元気で安心致しました。
神戸でのイベントでお話をされます予定の、父の新青年デビューにつきまして私の思いをお伝えさせて頂きますと、確かに陰獣の方が雑誌への発表が数ヶ月の遅れがあり、掲載月からですと何とも申し上げられませんが、何らかの理由があるのかもしれません。
でも、父が自分の言葉で語っておりますように、最初に渡されました原稿は間違いなく、陰獣だと思っております。
また、色々ご教授いただけましたのなら、嬉しく思います。
ほんとに寒くなりましたけど犬は元気にしております
 ●湯村の杜 竹中英太郎記念館 金子紫様
 ご投稿ありがとうございます。
 ご丁寧なことで痛み入ります。
 当地もほんとに寒くなりました。名張も甲府と同じく盆地にありますので、ふだんでも年間を通じた寒暑の差は激しいのですが、今年はそれがまた一段と激しくなりそうな気配です。おかげさまで、犬は元気にしております。
 乱歩ゆかりの二銭銅貨煎餅、お喜びいただけたようでこちらも喜んでおります。とくにどうということのないお煎餅なのですが、「二銭銅貨」という焼きが入っているだけで、乱歩ファンに、おおッ、と思っていただけますので、何かというとつかいものにしております。またついでのおりに、ちょこっとお送りしたいと思います。
 このエントリにも記しましたとおり、来月、神戸で横溝正史の生誕地碑がらみのイベントがあり、正史と乱歩のことをおはなししてくるのですが、正史、乱歩、と来ると当然、ご尊父の名前も出てまいります。ご尊父の「新青年」デビューが乱歩の「陰獣」ではなく、正史が川崎七郎名義で発表した「桐屋敷の殺人事件」の挿絵だったことは、「彷書月刊」の竹中英太郎特集号で弥生美術館の堀江あき子さんも指摘していらっしゃいましたが、そのあたりのこともしゃべってこようかなと考えております。そういえば、「彷書月刊」もこの10月号で休刊とのこと、このところさびしいニュースばかり耳にしている感じです。
 それにしても、昨年は突然お邪魔いたしましたのにご歓待たまわり、ほんとにありがとうございました。秋の陽に映えていた甲斐の山々、ときおり懐かしく思い出します。またいつかお邪魔して、湯村のお湯にもゆっくり入りたいと思っております。山梨文学シネマアワードのご成功、僻遠の地からお祈り申しあげます。
 今後ともよろしくお願いいたします。
中 相作 URL 2010/10/28(Thu)17:23:42 編集
無題
中様、こんばんわ!
急激に寒さがやってまいりましたが、お元気でご活躍のご様子、ブログにて拝見させて頂き安心致しました。
わんちゃんは、お元気ですか?

過日は、「二銭銅貨」煎餅をお送り頂き有難うございました。
記念館へお出でに下さいましたお客様に、このお煎餅はと説明をしながらおだし致しました。
もちろん江戸川乱歩氏のフアンの方はご存知ですが、お話しますとえ!と驚かれて召し上がる方もいらっしゃいました。大変喜ばれました。
会話も弾みました。本当にご馳走様でした。

中様のブログにコメントを差し上げますのは、とても恥ずかしかったのですが、、、、。竹中英太郎記念館の事をお書き下さっておりましたので、思い切って書かせて頂きました。

これから日々寒さが厳しくなってまいります。くれぐれもご自愛下さいませ。またいつの日かお目にかかれます事を楽しみにしております。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright NAKA Shosaku 2007-2012