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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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 まちなか再生委員会は再生するのか 
 
 きのうのエントリに、やや正確さを欠く記述があった。「名張まちなか再生委員会はどうなってしまったのであろうな。まだ解散はしていない。とはいうものの、なんの動きもない」という箇所である。先週、正確にいえば5月13日の木曜日、再生委員会のメンバーのひとりから別件でメールが届いたのだが、再生委員会の話題も出てきて、近いうち委員会についてあれこれ話し合おう、ということになった。日程などはまったくの未定だが、きのう「なんの動きもない」と記したのはやや不正確であったかと考え、ここに訂正しておく次第である。
 
 とはいえ、きのうも記したとおり、おれ自身はもう、さらば再生委員会、といった感じなわけである。近くおこなわれるはずの話し合いの場で、ということにはならないと思うが、委員会のしかるべき会合で退会届を提出し、さらば再生委員会、ということにするつもりである。少なくとも現段階では、そういうことにするつもりである。そのあと委員会がどうなるのかは、解散か存続かといったことも含めて、これもまた少なくとも現段階では、だれにもわからない。
 
 かりに活動を存続させるというのであれば、まず組織を立て直すことが必要になる。委員の募集も要請されるであろう。募集対象は、なにも名張地区住民に限定することはない。名張市民に限定する必要もない。入りたいという人間に入ってもらえばいいのである。ただし、そこらのいわゆる偉い人のためにあらかじめ指定席を用意する、みたいなことはしちゃいかんであろう。で、組織の立て直しとなると、いったいだれが新しい委員長になるのか、ということが端的な問題として浮上してくる。無責任な思いつきをあえて書きつけておくならば、先月の名張市長選挙で惜しくも当選にいたらなかった新人候補者のかたにお願いするのがいいのではないか、とおれは思う。むろん、受けていただけるかどうかは不明である。しかし、なんか、面白い話だと思うぞ。
 
 そうなると、きのう記した思いつきがリンクしてきて、今年度のなぞがたりなばり事業の委託団体として名張まちなか再生委員会が手をあげる、っつー話もますます面白くなってくる。とはいっても、名張まちなか再生委員会が仕切り直して活動を再開し、まず組織の立て直しを図りました、ということになったのであれば、そのつぎになすべきなのは、まちなかの再生っていったいなんなんだろうね、みたいなテーマをじっくり話し合うことである。かつての再生委員会には、それがまったくなかった。かりそめにもまちなか再生を謳った組織が、まちなかの再生とはなにか、といった点の最低限の合意もなしに活動してたってんだから、ほんとに無茶苦茶だったのな。というか、組織発足後三年目にしてようやく、この委員会にはなんの権限もないんじゃね? と気がついたような組織なんだから、無茶苦茶なのはわかりきってんだけどな。
 
 名張まちなか再生委員会がめでたくリスタートを果たしたからといって、なにもいきなりイベント請負団体になってしまう必要はないのであるが、しかし、この話は面白いと思う。乱歩蔵びらきの会と名張まちなか再生委員会、このふたつの団体がなぞがたりなばり事業をめぐって競合した場合、名張市はいったいどちらを選択するのか。これは結構みものだと思うけどなあ。みものだという以上に、再生委員会がなぞがたりなばりを主催することになったら、それなりの波及効果もみこめるのではないかしら。とにかくまあ、近く再生委員会メンバーと会ったときに、こんな話も持ちかけてみるか。おれみたいな嫌われものは委員会からとっとと身を引いて、先月の名張市長選挙で惜しくも当選にいたらなかった新人候補者のかたに新しい委員長にご就任いただく。それがほんとにいいと思うんだけど、ご閲覧の諸兄姉はいかがお考えであろうか。
 
 ところで、旧細川邸やなせ宿の問題はどうなるのか。きのうも記したことであるが、名張まちなか再生委員会はいまだあの問題をひきずっているはずである。ひとつは、まちなか運営協議会が名張市からやなせ宿の管理運営を委託されていることにはなんの根拠も正当性もない、という問題。もうひとつは、やなせ宿は開設二年度目から指定管理者制度を導入することになっていた、という問題。おれは委員会からおさらばするわけだが、委員会としてはこのふたつの問題に決着をつけておかねばならんはずである、みたいなことも、近く再生委員会メンバーと会ったときに申し伝えておくこととしたい。
 
 それはそれとして、名張市役所のみなさんにおかれては、乱歩の件でそろそろ結論をお出しいただけるころなのであろうか。
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