三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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モチベーションはどうしたのか
いや、ご無沙汰であった。いつまでも寒いなあまったく、とちぢこまっておったのだが、憲法記念日ともなればさすがに暖かい。暖かさに誘われて、ひさしぶりにぎゃあぎゃあ吠えてみるか。ていうか、あんまりぎゃあぎゃあ吠えてばっかりいるから、おそらく天罰がくだったのであろうな。少し前から調子のわるかったパソコンが、先日とうとう完全にぶっ壊れた。新しいパソコンでブログのエントリを記すのはこれがはじめてである。だから、いきなりぎゃあぎゃあ吠えるってのも、ちょっと考えものかもしれんな。抑え気味にスタートする。
さて、「乱歩のことを考える」と題したエントリを、休み休みながら、これはもうほんとに休み休みで、少し前に津市からいらっしゃったお客さんにも、ブログつづけるモチベーションがかなり低下してるみたいですね、と指摘されてしまったのであるが、つらつら振り返ってみるに、やっぱあれだろうな、去年の9月4日が分岐点ということになるのであろうな。9月4日っつーのは名張まちなか再生委員会の第六回理事会が開かれた日、名張市が委員会から引く、と宣言した日であった。
2009年09月05日:驚くべき展開でござるの巻
どう考えてもありえないはずのことが起きたあの日、あまりといえばあまりのあほらしさに、おれのモチベーションも引き潮に転じてしまったのかもしれんな。名張市役所のみなさんには、ほんとにおそれいってしまったぞ。名張市が発足させた組織から、名張市が引く、などということができると思うておるのか。いやいや、それができてしまったんだから感心してしまうのだが、名張市役所のみなさんは、そんなことでいいとお考えなのであろうか。
とはいえ、あの件で名張市役所のみなさんを十把一絡げにしてしまうのは、もしかしたら酷なことかもしれんな。なぜかっつーと、おれの知ってるかぎりでは、名張市が名張まちなか再生委員会から退会したことにかんして、あれが適切な判断であった、望みうる最善の措置であった、と考えている市職員はひとりも存在しない。じゃあ、かれらはどう考えているのか。委員会が機能しなくなったというのであれば、やっぱ名張市の責任において委員会を廃止するべきだったよな、といったことのようである。おれもまあ、それがまともな考えかただと思うぞ。名張市のやったことは、無責任でもあれば、卑怯でもあった。卑怯というより、とにかく小ずるいわけよ。
いやいや、過ぎたことはまあいいとして、「乱歩のことを考える」と題したエントリを、ほんとに休み休みながら、えんえんとつづけておるわけなのであるが、いったいだれが考えるのか、というと、もちろん名張市である。名張市役所のみなさんが本気になって考えるべきことなのである。しかし、じつは、あんまり考えてくれないのである。それはまあ、そうかもしれんな。まちなか再生事業の経緯から判断するかぎり、お役所のみなさんはなにも考えない。手前どもはものを考えないことにしております、とか、手前どもにはものを考えることができません、とか、そんな感じであった。かたくななまでにそんな感じだったからな。したがって、いくら考えてくれ考えてくれとお願いしてみても、実際に考えていただくのはかなりの難事である。
ところが、じつは、考えていただいておるのである。いま現在、必死になって考えていただいておるのである。昨年の秋から、というのは、まちなか再生事業があんな終幕を迎えてしまい、なんかもうコントみたいなことになってしまって、これがかりにドリフターズのコントであれば、おれはもう、だめだこりゃ、といかりや長さんのごとく天を仰ぐしかなくなったわけね。これはもう、まともな話は通じない。そもそも、言論ってやつが成り立たない。名張市のこの無茶苦茶ぶりはテロリズムにじゅうぶんな根拠を与えるものである。だから、
「さ、そろそろテロにすっか」
っつーとこまで行ったんだけど、そんなことしたって、誰得っちゃ誰得な話でしかないわけだから、テロリストとしてではなく、一市民として、乱歩のことを少しはまじめに考えてみてくれんかね、と依頼してみたところ、といったあたりのことはちょいちょいこのブログでも報告しておったわけだが、なんとか考えていただいておるようである。とはいえ、ものごとを深く考える習慣のないみなさんにものを考えていただくってのは、それを働きかける側にとってはなかなか根気のいる作業であって、いろいろと大変である。ほんとにね、ふつうならちゃっちゃと進むはずの話が、えらく手間取ってしまうわけなのね。しかしまあ、相手はなにしろお役所である。その程度のことは耐え忍ばねばならんであろうな。
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