三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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おとといのつづきである。名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君、「名張市はみずから発足させた各種委員会の自立性や主体性をいっさい認めようとしない、と判断せざるをえない。このように判断して差し支えないか」との質問を受けて、はい、そのように判断していただいて結構です、と答えることはとてもできぬであろうけれども、しかし、しかしなあ、というあたりからのつづきである。おとといも記したとおり、名張市が各種委員会の自立性や主体性を認めていないというのは、いまや公然たる事実ではないのか。
おととい発行された伊和新聞に、名張市議会議員による報告会の記事が掲載されていた。梶田淑子さんが代表をお務めの自由クラブという会派が、3月17日、名張産業振興センターアスピアで開催した。見出しには「市民、市政へ厳しい意見や不満を…」とあるが、市民の発言にはこんなものもあったと報じられている。
まちの保健室はもはや、「大きなムダ」、このひとことで片づけられておる、みたいなことは、いまは関係がない。問題は、名張市がつくった委員会なんて、「行政が誘導する結論を出すだけ」の組織である、との指摘である。きついなあ。きついきつい。しかし、これはいまや、一部の市民にとっては周知の事実なのではないか。いやいや、市民がどうこういう以前に、名張市の職員諸君はどうよ。名張市が腐るほどつくった委員会、そのどれもこれも、あらかじめ決められている「結論」を市民との協働とかいうお題目のもとにオーソライズして「誘導」するための隠れみのでしかない、なんてことは職員諸君、君たちは百も承知の二百も合点のはずではないか。しかし、しかしなあ、市民から「行政が誘導する結論を出すだけの委員会は、日当のムダだ」と指摘されても、はい、そのとおりでございます、と正直に答えることはできんものなあ。困ったものだよなあ。
ではここで、3月27日午後2時58分31秒に着信した「市長への手紙」の回答をごらんいただく。件名は「返信:市長への手紙(みたび名張まちなか再生の今後の計画づくりについて)」。
ほんと、どうするよ、名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君。「名張まちなか再生委員会の自立性や主体性を認めないものではないと考えております」とでも答えておくしかないことはわかるけれども、しかし、こう答えたことによって、名張市における施政方針というものはでございますな、ただの思いつきを書き並べたものにすぎないわけでございまして、たとえ相手のある問題であっても、相手の事情や意向にはまるで配慮せず、たんなる行政サイドの勝手なおもわくをふわふわへらへら、それはもう寝言かたわごとみたいにじつに軽々しく、あろうことか庁舎内部のすり合わせさえなしに、ただのその場しのぎででっちあげたものにすぎないわけでございまして、名張市民のみなさまにおかれましては、あのような施政方針をいっさい信用することなく市民生活をお送りいただきますよう、衷心よりお願いを申しあげる次第でございます、ほんとにあんなもの、屁のつっぱりにもなりゃしません、と名張市長みずからが宣言したのもいっしょなのだからなあ。やってられんよなあまったく。あまりにもやってられんから、やってられんついでに、3月24日付エントリで予告したとおりの質問を送信してやるか。
3月24日:中先生の添削講座 自立篇
こういう質問である。
「平成19年6月2日、名張市役所で開かれた名張まちなか再生委員会の定期総会において、委員会側が乱歩文学館の建設構想を検討中であったにもかかわらず、名張市側が一方的に建設の断念を発表したのは、不適切なことであったと認めるか」
問題としては同質であるが、程度のわるさには拍車がかかっておる。「行政が誘導する結論を出すだけの委員会」との評言に即していうならば、誘導することすらできなくていきなり結論を押しつけた、というぶざまさである。いいかげんにしておけ。この話のどこに、委員会の自立性や主体性があるというのか。ほんとにいいかげんにしておけ。ただまあこの場合、名張市がとてもラッキーだったのは、中先生がいまだ名張まちなか再生委員会に加わっていなかった、ということであろう。なにしろあの委員会、自分たちがひとつの自立した組織であり、自立した組織としての主体性を有している、ということが理解できておらん。だから、自分たちの自立性や主体性を踏みにじられても、そんなことにはまったく気がつかない。気がつかないから、曲がりなりにもことが進む。げんにことが進んだのだから、よかったなあ名張市。あほな自治体があほを集めてあほな委員会をつくり、一般市民がのけぞってしまうほどあほなことをぶちかましても、あほとあほとのもたれ合いでなんとかことが進んだのだからなあ。しかし、こんなあほなことをいつまでつづけるのか、と憤っている市民だって存在するのであるけれど、あほのみなさんはそれにすら気づかぬというのか。
そんなことはともかく、どうしたものであろうな、名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君。
「平成19年6月2日、名張市役所で開かれた名張まちなか再生委員会の定期総会において、委員会側が乱歩文学館の建設構想を検討中であったにもかかわらず、名張市側が一方的に建設の断念を発表したのは、不適切なことであったと認めるか」
名張市公式サイト「市長への手紙」を利用してこの質問を送信してみたところで、これまでと同様、職員諸君がいいわけいいのがれいいつくろいに苦労するだけのことであろう。論理もなければ根拠もなく、ただひたすら白を黒だと主張する回答が返ってくる。それだけの話であろう。そんなことでは、こっちだって面白くもなんともないもんなあ。職員諸君、ほんとに困ったものだよなあ。とりあえず、この質問を送信するかどうか、きょうのところは決定を保留しておく。いわゆる先送りである。
おととい発行された伊和新聞に、名張市議会議員による報告会の記事が掲載されていた。梶田淑子さんが代表をお務めの自由クラブという会派が、3月17日、名張産業振興センターアスピアで開催した。見出しには「市民、市政へ厳しい意見や不満を…」とあるが、市民の発言にはこんなものもあったと報じられている。
〇Q3 名張市は金がないといって補助金を一律カットしている。市民活動は沈滞傾向にある。老人会も補助金が3分の1になり、退会者が増えてきた。
〇一方、名張市にはやたらと委員会が多い。行政が誘導する結論を出すだけの委員会は、日当のムダだ。まちの保健室も大きなムダだ。来客はほとんどなく、保健婦さんは暇をもてあましている。本当に健康相談したい人は、医者の所へ行くはずだ。 |
まちの保健室はもはや、「大きなムダ」、このひとことで片づけられておる、みたいなことは、いまは関係がない。問題は、名張市がつくった委員会なんて、「行政が誘導する結論を出すだけ」の組織である、との指摘である。きついなあ。きついきつい。しかし、これはいまや、一部の市民にとっては周知の事実なのではないか。いやいや、市民がどうこういう以前に、名張市の職員諸君はどうよ。名張市が腐るほどつくった委員会、そのどれもこれも、あらかじめ決められている「結論」を市民との協働とかいうお題目のもとにオーソライズして「誘導」するための隠れみのでしかない、なんてことは職員諸君、君たちは百も承知の二百も合点のはずではないか。しかし、しかしなあ、市民から「行政が誘導する結論を出すだけの委員会は、日当のムダだ」と指摘されても、はい、そのとおりでございます、と正直に答えることはできんものなあ。困ったものだよなあ。
ではここで、3月27日午後2時58分31秒に着信した「市長への手紙」の回答をごらんいただく。件名は「返信:市長への手紙(みたび名張まちなか再生の今後の計画づくりについて)」。
中 相作 様
このたびは「市長への手紙」をお寄せいただき、ありがとうございました。 ご質問に関しまして以下のとおり回答します。 【ご質問】 1)3月23日付回答に記されていた「市街地整備室を主担当として、総合企画政策室・健康福祉政策室・商工観光室・都市計画室・道路河川室・営繕住宅室・教育委員会事務局生涯学習室等によるプロジェクト」は、いつ設置されるのか。 【回答】 平成21年4月末までには設置したいと考えています。 【ご質問】 2)3月23日付回答には「今後の計画づくり」の「具体的な日程」を「名張まちなか再生委員会と共に決定」するとあるが、名張まちなか再生委員会との決定は、いつ、どのような場でなされるのか。 【回答】 平成21年6月での名張まちなか再生委員会総会での決定を想定しています。 【ご質問】 3)「今後の計画づくり」について名張まちなか再生委員会に知らせることなく、いきなり施政方針で発表したのは、委員会の自立性や主体性を無視した行為であり、明らかに不適切なことである。これを不適切ではないと主張するのであれば、名張市はみずから発足させた各種委員会の自立性や主体性をいっさい認めようとしない、と判断せざるをえない。このように判断して差し支えないか。 【回答】 市として、今後の計画づくりについて名張まちなか再生委員会と共に進めることを表明したことをもって、名張まちなか再生委員会の自立性や主体性を認めないものではないと考えております。 【ご質問】 4)「今後の計画づくり」によって新たな計画が策定されるのにともない、名張まちなか再生プランは無効化されるのか。 【回答】 「今後の計画づくり」は、過去5ヵ年の事業を踏まえたうえで、今後行なうべき事業、行なうことのできる事業について、十分議論したうえでの計画づくりを想定しています。名張まちなか再生プランをさらに有効にするための計画づくりに取り組みたいと考えておりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。 今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします。 平成21年 3月27日 〇名張市長 亀井利克 |
ほんと、どうするよ、名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君。「名張まちなか再生委員会の自立性や主体性を認めないものではないと考えております」とでも答えておくしかないことはわかるけれども、しかし、こう答えたことによって、名張市における施政方針というものはでございますな、ただの思いつきを書き並べたものにすぎないわけでございまして、たとえ相手のある問題であっても、相手の事情や意向にはまるで配慮せず、たんなる行政サイドの勝手なおもわくをふわふわへらへら、それはもう寝言かたわごとみたいにじつに軽々しく、あろうことか庁舎内部のすり合わせさえなしに、ただのその場しのぎででっちあげたものにすぎないわけでございまして、名張市民のみなさまにおかれましては、あのような施政方針をいっさい信用することなく市民生活をお送りいただきますよう、衷心よりお願いを申しあげる次第でございます、ほんとにあんなもの、屁のつっぱりにもなりゃしません、と名張市長みずからが宣言したのもいっしょなのだからなあ。やってられんよなあまったく。あまりにもやってられんから、やってられんついでに、3月24日付エントリで予告したとおりの質問を送信してやるか。
3月24日:中先生の添削講座 自立篇
こういう質問である。
「平成19年6月2日、名張市役所で開かれた名張まちなか再生委員会の定期総会において、委員会側が乱歩文学館の建設構想を検討中であったにもかかわらず、名張市側が一方的に建設の断念を発表したのは、不適切なことであったと認めるか」
問題としては同質であるが、程度のわるさには拍車がかかっておる。「行政が誘導する結論を出すだけの委員会」との評言に即していうならば、誘導することすらできなくていきなり結論を押しつけた、というぶざまさである。いいかげんにしておけ。この話のどこに、委員会の自立性や主体性があるというのか。ほんとにいいかげんにしておけ。ただまあこの場合、名張市がとてもラッキーだったのは、中先生がいまだ名張まちなか再生委員会に加わっていなかった、ということであろう。なにしろあの委員会、自分たちがひとつの自立した組織であり、自立した組織としての主体性を有している、ということが理解できておらん。だから、自分たちの自立性や主体性を踏みにじられても、そんなことにはまったく気がつかない。気がつかないから、曲がりなりにもことが進む。げんにことが進んだのだから、よかったなあ名張市。あほな自治体があほを集めてあほな委員会をつくり、一般市民がのけぞってしまうほどあほなことをぶちかましても、あほとあほとのもたれ合いでなんとかことが進んだのだからなあ。しかし、こんなあほなことをいつまでつづけるのか、と憤っている市民だって存在するのであるけれど、あほのみなさんはそれにすら気づかぬというのか。
そんなことはともかく、どうしたものであろうな、名張市において「市長への手紙」の回答を考えたり書いたりしている職員諸君。
「平成19年6月2日、名張市役所で開かれた名張まちなか再生委員会の定期総会において、委員会側が乱歩文学館の建設構想を検討中であったにもかかわらず、名張市側が一方的に建設の断念を発表したのは、不適切なことであったと認めるか」
名張市公式サイト「市長への手紙」を利用してこの質問を送信してみたところで、これまでと同様、職員諸君がいいわけいいのがれいいつくろいに苦労するだけのことであろう。論理もなければ根拠もなく、ただひたすら白を黒だと主張する回答が返ってくる。それだけの話であろう。そんなことでは、こっちだって面白くもなんともないもんなあ。職員諸君、ほんとに困ったものだよなあ。とりあえず、この質問を送信するかどうか、きょうのところは決定を保留しておく。いわゆる先送りである。
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