三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうの予告どおり、名張市教育委員会を蹴散らすことにする。
名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して、市長、教育長、前教育次長、このお三方との面談を要請した。名張市立図書館が所蔵している江戸川乱歩関連資料の活用について市長にお訊きしたところ、頂戴した返信に「今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします」と記されていたから、そのための場を設定していただくよう要望した次第である。なぜ教育長と前教育次長の同席を希望したのかというと、教育委員会がいかに無能で怠慢であるか、といってもこれは、あくまでも乱歩関連資料の収集と活用にかぎっていえば、ということであるとご承知おきいただきたいのだが、とにかくその無能と怠慢を証明するためであった。面談の場でなにを尋ねても、おそらくなにも答えられない。いいわけと先送りが並べられるだけのはずである。しかし、面談の日時をお知らせいただいた市長回答には、「今回は教育委員会として、ご意見・ご提案を承らせていただきますので、ご了承ください」とあった。すなわち、市長はご欠席である、ということであろう。上等である。ならばとりあえず、名張市教育委員会を蹴散らしてやる。そのうえであらためて、名張市長との面談をお願いする。これが話の流れである。
まず最初に、平成9・1997年3月に、ということは十一年前、すなわち前市長時代の話なのだが、名張市立図書館が発行した『乱歩文献データブック』の序文から引く。当時の図書館長が執筆した文章である。
これが本筋というものである。本筋というよりは、あたりまえのことである。開館準備の段階から、資料収集に努めてきた。収集資料を活用するために、目録を発行する。そういったあたりまえのこと、あたりまえのこととしてなされるべきことが、はっきりわかりやすく述べられている。
いっぽう、おなじことについて述べられた市長回答は、こんなぐあいである。
何度読んでも、泣けてくる。収集には努めるが、活用のことは考えない。そんな不合理かつ理不尽なことが、市長回答として送られてくるのだからなあ。ほんと、泣くなといわれても泣けてくるよなあ。
こうなったらここはひとつ、著作権の問題は確信犯的に無視して、名張市教育委員会をはじめとした名張市役所のみなさんがたに、『乱歩文献データブック』の序文をすべて、といったってわずか二ページなのだが、スキャン画像でお読みいただくことにしよう。教育委員会のみなさんじゃとて、この序文には眼を通したことすらないのであろうからな。
なんかもう、この序文を読むにつけ、泣けてきて泣けてきてしかたない感じになってくる。おおざっぱにいってしまえば、この序文に記されていることはすべてうそである、と明言したのが10月9日付の市長回答なのである。ほんと、泣けてくるよなあ。まったくなにも考えず、ただその場しのぎのためだけに適当なこと書き散らかしてるんだからなあ。むろん、激怒はしている。激怒して思いっきり殺気立ってはいるのだが、あまりのなさけなさ、腰が抜けそうになるほどのなさけなさに、もう泣けてきて泣けてきてしかたがない。だから本日はここまでとして、あしたまた、気分を一新したうえで、盛大に蹴散らかしてやることとする。
名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して、市長、教育長、前教育次長、このお三方との面談を要請した。名張市立図書館が所蔵している江戸川乱歩関連資料の活用について市長にお訊きしたところ、頂戴した返信に「今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします」と記されていたから、そのための場を設定していただくよう要望した次第である。なぜ教育長と前教育次長の同席を希望したのかというと、教育委員会がいかに無能で怠慢であるか、といってもこれは、あくまでも乱歩関連資料の収集と活用にかぎっていえば、ということであるとご承知おきいただきたいのだが、とにかくその無能と怠慢を証明するためであった。面談の場でなにを尋ねても、おそらくなにも答えられない。いいわけと先送りが並べられるだけのはずである。しかし、面談の日時をお知らせいただいた市長回答には、「今回は教育委員会として、ご意見・ご提案を承らせていただきますので、ご了承ください」とあった。すなわち、市長はご欠席である、ということであろう。上等である。ならばとりあえず、名張市教育委員会を蹴散らしてやる。そのうえであらためて、名張市長との面談をお願いする。これが話の流れである。
まず最初に、平成9・1997年3月に、ということは十一年前、すなわち前市長時代の話なのだが、名張市立図書館が発行した『乱歩文献データブック』の序文から引く。当時の図書館長が執筆した文章である。
□名張市立図書館は昭和四十四年七月に開館いたしましたが、開館準備の段階から、乱歩先生の顕彰を運営の柱のひとつと定め、資料収集に努めてまいりました。昭和四十四年といえば、乱歩先生の没後初めての全集が刊行され始めた年にあたっており、いま振り返れば、それも不思議な巡り合わせだったという気がいたします。
□昭和六十二年七月の移転改築に際しまして、館内に江戸川乱歩コーナーを開設し、これまでに収集した先生の著書、遺墨、関連図書、そして平井隆太郎先生からお預かりした乱歩先生の遺品などを展示いたしておりますが、このたびの生誕百年ブームを機に、収集資料活用の一環として、乱歩先生に関する研究文献の目録を一冊にまとめ、『乱歩文献データブック』として刊行することにいたしました。 |
これが本筋というものである。本筋というよりは、あたりまえのことである。開館準備の段階から、資料収集に努めてきた。収集資料を活用するために、目録を発行する。そういったあたりまえのこと、あたりまえのこととしてなされるべきことが、はっきりわかりやすく述べられている。
いっぽう、おなじことについて述べられた市長回答は、こんなぐあいである。
名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが、今後、図書館活動の一環として、江戸川乱歩に関連する図書や雑誌などの資料を、収集・保存に努めてまいりたいと考えています。
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何度読んでも、泣けてくる。収集には努めるが、活用のことは考えない。そんな不合理かつ理不尽なことが、市長回答として送られてくるのだからなあ。ほんと、泣くなといわれても泣けてくるよなあ。
こうなったらここはひとつ、著作権の問題は確信犯的に無視して、名張市教育委員会をはじめとした名張市役所のみなさんがたに、『乱歩文献データブック』の序文をすべて、といったってわずか二ページなのだが、スキャン画像でお読みいただくことにしよう。教育委員会のみなさんじゃとて、この序文には眼を通したことすらないのであろうからな。
なんかもう、この序文を読むにつけ、泣けてきて泣けてきてしかたない感じになってくる。おおざっぱにいってしまえば、この序文に記されていることはすべてうそである、と明言したのが10月9日付の市長回答なのである。ほんと、泣けてくるよなあ。まったくなにも考えず、ただその場しのぎのためだけに適当なこと書き散らかしてるんだからなあ。むろん、激怒はしている。激怒して思いっきり殺気立ってはいるのだが、あまりのなさけなさ、腰が抜けそうになるほどのなさけなさに、もう泣けてきて泣けてきてしかたがない。だから本日はここまでとして、あしたまた、気分を一新したうえで、盛大に蹴散らかしてやることとする。
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