三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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さ、きょうもばんばんかましてやることにして、結局まあ、名張市には、まちなかミニツアーで名張のまちを案内することすらできない、ということなのである。ならば、いったいなにができるのか。ちゃらちゃらちゃらちゃらうわっつらだけかっこをつけて、お題目を唱えたり、看板を掲げたり、そういうことはできるらしい。できるという以上に、とっても好きであるらしい。しかし、内実がともなわない。中味のことにはまったく頭がまわらない。だから、よく笑われる。
忘れっぽい向きも多いかもしれぬから、昨年6月3日付毎日新聞のウェブニュースから引用しておく。
どこからわいて出たのかは知らぬが、乱歩文学館などという思いつきの看板を掲げる。しかし、それだけのことである。中味のことにはまるで頭がまわらない。だから、こんなぶざまな結果になって、笑われてしまう。
なにしろ、先日頂戴した市長回答がこれである。
すでに所蔵している資料の活用についてなにも考えられぬ自治体が、ごたいそうに乱歩文学館などつくってなにをするというのか。だいたいが、市役所内部で乱歩文学館とやらのことをあーでもないこーでもないとひねくり回してくださったみなさんは、そもそも乱歩作品をろくに読んだこともなく、文学館というのがいったいどんな施設なのか、それすら理解できていない連中ではなかったのか。だから、「予算の制約や、建設後の維持管理費などを考えると、市としては難しい」と金のことしかいわないのであろう。中味のことには、まったく考えがおよんでいなかったのであろう。乱歩文学館なんてものが必要なのかどうか、そんなものをつくってどう運営するのか、そういった重要な問題を検討することなどいっさいなかったのであろう。大丈夫かこら。
要するに、構図としては同一である。乱歩文学館という看板を掲げてみたのはいいけれど、なにも考えられなくてずっこける。名張市立図書館に乱歩コーナーという看板を掲げておきながら、乱歩にかんする問い合わせがあったらまともに答えることなどとてもできず、結局は当方にお鉢がまわってくる。まちなかミニツアーという看板を掲げておきながら、案内役がみつからず、自分で案内することすらできず、とどのつまりは当方の出番となってしまう。大丈夫かこら。
名張市公式サイト:第18回なぞがたりなばり開催
このページには、
「昨年のアンケートで要望のあった「まちなかミニツアー」(乱歩生誕地碑、清風亭等乱歩ゆかりの場所を訪ねる。)を実施します」
とある。つまり、まちなかミニツアーの準備期間は一年間あった、ということになる。にもかかわらず、
「案内者:未定」
とある。一年準備してまだ決まっていないことがある、と告知することが、名張市は無能であり怠慢である、という印象を与える結果になりかねない、といったことには思いがおよばぬのかな。
はたまた、告知した時点では「案内者:未定」であったのだが、その後、めでたく案内者がみつかった、となった場合、そのみつかった案内者はあまりいい印象を抱かないのではないか、といったことには思いがおよばぬのかな。
いやいや、当方はOKである。じつに協力的な人間であるから、そんなことにはまったくこだわらぬ。しかし、人によっては、案内役を頼むのなら最初から頼んでこい、と思う人間だってあるかもしれない。すなわち、最初の告知で「案内者:未定」だったということは、その時点ではわしは除外されていた、排除されていた、お呼びでなかった、というわけなのであるが、それはもう明白にそうなのであるが、しかるに、いったん除外し排除しお呼びしようとしなかった人間であるわしに対して、どんな事情があるのかは知らねども、急にてのひらを返して案内役を依頼してくるというのはどういうことか、どういう了見か、人をなんだと思うておるのか、お役所の勝手な都合で無視されたり担ぎあげられたり、わしがそんなことに振りまわされて喜ぶ人間だと思うておるのか、わしの身につけている知識や能力に敬意を払うこともせず、しかしその知識や能力を手前勝手に利用するだけ利用してやろうというのか、だれがそんな案内役なんぞ頼まれてやるものか、自分でやれ自分で、自分が掲げた看板の尻ぬぐいは自分でやらぬか、と考えてしまう人間もいるかもしれない、といったことには思いがおよばぬのかな。
はっきりいっておこう。これは別に、なぞがたりなばり関係スタッフ各位に、ということではない。名張市役所のみなさんに、このさいだから、はっきりといっておく。
市民は行政の手駒ではない。
こんなあたりまえのことを、どうしてわざわざ声を大にしていわなければならんのか。それはもちろん、行政の手駒になって大喜びする市民だってあるだろう。そんな手合いは、そこらの区長会だのなんとか協議会だのかんとか委員会だの、そのあたりには少なからずいることであろう。市議会にだって、ごろごろしておるはずである。行政の手駒となることで名誉欲だの金銭欲だのといったつまらぬ私利私欲を満足させ、そのことで行政を思いきり堕落させている人間は、この名張市には掃いて捨てるほど存在しているのかもしれない。しかし、だからといって、あーこれこれ名張市役所のみなさんや、思いあがってはいけない。市民は行政の手駒ではない。このことを、きっちり肝に銘じていただかなければならない。
そういえば、2ちゃんねる名張市政スレの投稿によれば、きょう16日、津地方裁判所で、名張市のいわゆるごみ問題にかんする口頭弁論がおこなわれるという。
三重県名張市の市政について語りませんか?:834
これだって結局、根っこのところには、市民は行政の手駒ではない、という問題があるのではないか。名張市が市民を手駒にしようとしている、ということではないのか。それが市民を怒らせている、ということではないのか。市民は、行政が意のままに動かせる手駒ではない。そんなあたりまえのことが、名張市にはよく認識できていない、ということがあるのではないか。
三重県名張市の市政について語りませんか?:814-819
このあたりのレスを読むと、むろん2ちゃんねるの匿名投稿であるから、すべてまるごと鵜呑みにはできぬであろうが、名張市が市民を手駒あつかいしているという事実が、ある程度の明晰さでみえてくるように思える。勝手なお題目を掲げ、しかし、お題目の根拠を示すことはなにもできず、レス番815の表現を借りるなら「誠意を示すこともなく、知恵を絞ることもせず」、そのくせ、市民をそれこそ駒のように思いどおり裏返したりまた表を向けたりすることができると勘違いして、レス番818の表現を借りるなら「市民は敵、市民はアホ、市民は盲目、市民は従順と勘違い」したあげく、結局は身動きできなくなってしまった。それが名張市なのではないか。
話が横道にそれてしまった。まちなかミニツアーの話題である。しかしまあ、なにしろ名張市のやってることなのであるから、まるで金太郎飴であるかのごとく、どこを切ったって同質のものが顔を出すのは無理からぬことなのであろう。ただの思いつきで勝手な看板を掲げ、どうにも身動きできなくなって、結局は市民を手駒あつかいして、その市民に案内役を丸投げする、といったことがげんにおこなわれているのであるが、当方はきわめて協力的な人間であるのだから、その点、名張市はじつにラッキーだったというしかあるまい。よかったなあ名張市。おまえら、にっぽんいちのしあわせものだぞ。
さて、そんなこんなの当方が僭越ながら案内役をつとめるまちなかミニツアーは、11月22日の開催である。お誘いあわせてお運びをいただきたいのであるけれど、しかしあれだなあ、こんなこと書いてしまったら、案内役は別の人にお願いいたしましたので、となぞがたりなばりの担当セクションである名張市生活環境部まちづくり推進室から電話がかかってくるかもしれんなあ。そうなったらそうなったで、それはしかたないことではあるだろうなあ。しかしまあ、そうなったらそうなったで、やっぱり大騒ぎにはなるだろうなあ。というか、大騒ぎしてしまうだろうなあ。ほんと、ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、大騒ぎがしてみたいなあ。
忘れっぽい向きも多いかもしれぬから、昨年6月3日付毎日新聞のウェブニュースから引用しておく。
名張まちなか再生委:総会で乱歩施設巡り紛糾 事業計画案、承認先送り /三重
□官民一体で名張市の活性化推進を目指す「名張まちなか再生委員会」(田畑純也委員長)の07年度総会が2日、同市役所で開かれ、関係者約50人が出席した。市財源での実現が困難とされる江戸川乱歩顕彰施設の整備計画を巡り議論がまとまらず、今年度の事業計画案は、同事業を除いて承認される異例の事態となった。【傳田賢史】 □冒頭、来賓として出席した亀井利克市長が「全国に例のない試み。住民が支えあう、まちなか再生を成功させたい」と力説した。その後、今年度役員の改選や、施設整備後の管理運営に当たる「まちなか運営協議会」設置が承認された。 □続いて、事業計画案の検討に入った。乱歩関連施設整備事業で、生誕地の「旧桝田医院第2病棟」(同市本町)の解体工事費などに計950万円が計上された計画案に対し、出席者から「昨年度の計画案では乱歩文学館の整備が明記され、総会で承認もされた。変更に関し、なぜ何の情報もないのか」「市長が『乱歩』をどうしたいのかが見えてこない」などと不満の声が相次ぎ、承認が先送りされた。 □総会後、同市の荒木雅夫・まちなか再生担当監は「予算の制約や、建設後の維持管理費などを考えると、市としては難しい」と話した。 |
どこからわいて出たのかは知らぬが、乱歩文学館などという思いつきの看板を掲げる。しかし、それだけのことである。中味のことにはまるで頭がまわらない。だから、こんなぶざまな結果になって、笑われてしまう。
なにしろ、先日頂戴した市長回答がこれである。
名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが、今後、図書館活動の一環として、江戸川乱歩に関連する図書や雑誌などの資料を、収集・保存に努めてまいりたいと考えています。
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すでに所蔵している資料の活用についてなにも考えられぬ自治体が、ごたいそうに乱歩文学館などつくってなにをするというのか。だいたいが、市役所内部で乱歩文学館とやらのことをあーでもないこーでもないとひねくり回してくださったみなさんは、そもそも乱歩作品をろくに読んだこともなく、文学館というのがいったいどんな施設なのか、それすら理解できていない連中ではなかったのか。だから、「予算の制約や、建設後の維持管理費などを考えると、市としては難しい」と金のことしかいわないのであろう。中味のことには、まったく考えがおよんでいなかったのであろう。乱歩文学館なんてものが必要なのかどうか、そんなものをつくってどう運営するのか、そういった重要な問題を検討することなどいっさいなかったのであろう。大丈夫かこら。
要するに、構図としては同一である。乱歩文学館という看板を掲げてみたのはいいけれど、なにも考えられなくてずっこける。名張市立図書館に乱歩コーナーという看板を掲げておきながら、乱歩にかんする問い合わせがあったらまともに答えることなどとてもできず、結局は当方にお鉢がまわってくる。まちなかミニツアーという看板を掲げておきながら、案内役がみつからず、自分で案内することすらできず、とどのつまりは当方の出番となってしまう。大丈夫かこら。
名張市公式サイト:第18回なぞがたりなばり開催
このページには、
「昨年のアンケートで要望のあった「まちなかミニツアー」(乱歩生誕地碑、清風亭等乱歩ゆかりの場所を訪ねる。)を実施します」
とある。つまり、まちなかミニツアーの準備期間は一年間あった、ということになる。にもかかわらず、
「案内者:未定」
とある。一年準備してまだ決まっていないことがある、と告知することが、名張市は無能であり怠慢である、という印象を与える結果になりかねない、といったことには思いがおよばぬのかな。
はたまた、告知した時点では「案内者:未定」であったのだが、その後、めでたく案内者がみつかった、となった場合、そのみつかった案内者はあまりいい印象を抱かないのではないか、といったことには思いがおよばぬのかな。
いやいや、当方はOKである。じつに協力的な人間であるから、そんなことにはまったくこだわらぬ。しかし、人によっては、案内役を頼むのなら最初から頼んでこい、と思う人間だってあるかもしれない。すなわち、最初の告知で「案内者:未定」だったということは、その時点ではわしは除外されていた、排除されていた、お呼びでなかった、というわけなのであるが、それはもう明白にそうなのであるが、しかるに、いったん除外し排除しお呼びしようとしなかった人間であるわしに対して、どんな事情があるのかは知らねども、急にてのひらを返して案内役を依頼してくるというのはどういうことか、どういう了見か、人をなんだと思うておるのか、お役所の勝手な都合で無視されたり担ぎあげられたり、わしがそんなことに振りまわされて喜ぶ人間だと思うておるのか、わしの身につけている知識や能力に敬意を払うこともせず、しかしその知識や能力を手前勝手に利用するだけ利用してやろうというのか、だれがそんな案内役なんぞ頼まれてやるものか、自分でやれ自分で、自分が掲げた看板の尻ぬぐいは自分でやらぬか、と考えてしまう人間もいるかもしれない、といったことには思いがおよばぬのかな。
はっきりいっておこう。これは別に、なぞがたりなばり関係スタッフ各位に、ということではない。名張市役所のみなさんに、このさいだから、はっきりといっておく。
市民は行政の手駒ではない。
こんなあたりまえのことを、どうしてわざわざ声を大にしていわなければならんのか。それはもちろん、行政の手駒になって大喜びする市民だってあるだろう。そんな手合いは、そこらの区長会だのなんとか協議会だのかんとか委員会だの、そのあたりには少なからずいることであろう。市議会にだって、ごろごろしておるはずである。行政の手駒となることで名誉欲だの金銭欲だのといったつまらぬ私利私欲を満足させ、そのことで行政を思いきり堕落させている人間は、この名張市には掃いて捨てるほど存在しているのかもしれない。しかし、だからといって、あーこれこれ名張市役所のみなさんや、思いあがってはいけない。市民は行政の手駒ではない。このことを、きっちり肝に銘じていただかなければならない。
そういえば、2ちゃんねる名張市政スレの投稿によれば、きょう16日、津地方裁判所で、名張市のいわゆるごみ問題にかんする口頭弁論がおこなわれるという。
三重県名張市の市政について語りませんか?:834
これだって結局、根っこのところには、市民は行政の手駒ではない、という問題があるのではないか。名張市が市民を手駒にしようとしている、ということではないのか。それが市民を怒らせている、ということではないのか。市民は、行政が意のままに動かせる手駒ではない。そんなあたりまえのことが、名張市にはよく認識できていない、ということがあるのではないか。
三重県名張市の市政について語りませんか?:814-819
このあたりのレスを読むと、むろん2ちゃんねるの匿名投稿であるから、すべてまるごと鵜呑みにはできぬであろうが、名張市が市民を手駒あつかいしているという事実が、ある程度の明晰さでみえてくるように思える。勝手なお題目を掲げ、しかし、お題目の根拠を示すことはなにもできず、レス番815の表現を借りるなら「誠意を示すこともなく、知恵を絞ることもせず」、そのくせ、市民をそれこそ駒のように思いどおり裏返したりまた表を向けたりすることができると勘違いして、レス番818の表現を借りるなら「市民は敵、市民はアホ、市民は盲目、市民は従順と勘違い」したあげく、結局は身動きできなくなってしまった。それが名張市なのではないか。
話が横道にそれてしまった。まちなかミニツアーの話題である。しかしまあ、なにしろ名張市のやってることなのであるから、まるで金太郎飴であるかのごとく、どこを切ったって同質のものが顔を出すのは無理からぬことなのであろう。ただの思いつきで勝手な看板を掲げ、どうにも身動きできなくなって、結局は市民を手駒あつかいして、その市民に案内役を丸投げする、といったことがげんにおこなわれているのであるが、当方はきわめて協力的な人間であるのだから、その点、名張市はじつにラッキーだったというしかあるまい。よかったなあ名張市。おまえら、にっぽんいちのしあわせものだぞ。
さて、そんなこんなの当方が僭越ながら案内役をつとめるまちなかミニツアーは、11月22日の開催である。お誘いあわせてお運びをいただきたいのであるけれど、しかしあれだなあ、こんなこと書いてしまったら、案内役は別の人にお願いいたしましたので、となぞがたりなばりの担当セクションである名張市生活環境部まちづくり推進室から電話がかかってくるかもしれんなあ。そうなったらそうなったで、それはしかたないことではあるだろうなあ。しかしまあ、そうなったらそうなったで、やっぱり大騒ぎにはなるだろうなあ。というか、大騒ぎしてしまうだろうなあ。ほんと、ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、大騒ぎがしてみたいなあ。
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