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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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ようやく連絡があった。きのう、名張まちなか再生委員会の事務局から連絡があって、名張市役所四階の事務局に足を運び、2月14日に開かれた役員会の報告を聞いてきた。

答えはNOということであった。こちらが新しいNPOを組織して、実質的に死んでしまっているNPOなばりになりかわり、名張まちなか再生委員会に細川邸の活用策を提案することは可能なのか。その問いに対する答えは、NOということであった。そんなのは最初から予想されていたことである。あたりまえっちゃあたりまえの結論である。去年の11月に提示したごくごく簡単な質問に対して、三か月もたった2月になって回答が提出されるなんてのは、なんともいただけぬ話である。

それはそれとして、細川邸改めやなせ宿はどうなるのか。6月にオープンし、開設初年度はまちなか運営協議会の手で運営されるという。名張市から運営費として約二百五十万円の予算が支出されるという。この二百五十万円で、光熱費だの電話代だの、さらには名張市が天下に誇る無駄に立派な公衆便所の掃除代などがまかなわれる。オープンにあわせて記念イベントが催されるのかどうか、それは現時点では未定だというが、もしも開催されるとなれば、その経費もやはりこの二百五十万円から支払われることになる。

しかしまあ、実際のところ、やなせ宿開設記念行事をかまさぬわけにはいかんであろうな。オープンということになれば当然、関係者一同が出席したセレモニーが催されるはずである。テープカットなんてものもおこなわれて、へたしたらそこらから石だの生卵だのが飛んでくるかもしれんのだが、とにかくテープカットが終わったあとはすぐ解散、がらがらぴしゃんとしっかり戸締まりをし、手前どもはやなせ宿利用希望者からのお申し込みをお待ちしております、なんてことでは格好がつかんではないか。

とはいえあまりお金はかけられまい。せいぜいが記念講演会でお茶をにごす程度のことか。となれば講師はどなたにお願いすべきか。それはもう、あの駅弁大学の御用学者の先生をおいてほかにはあるまい。細川邸のことならすみからすみまで熟知しておられるかたである。細川邸を一億もかけて整備した意義について、深い学識に裏打ちされた興味深いおはなしがお聞きできることであろう。行ってこい行ってこい。三重大学に行ってこいというのだ。いやいや、あまり剣呑なことをいってはいけない。学者先生ばかりを責めるのはよくない。何がいけないといって、結局は名張市がいけないのであるからな。

したがって、学者先生の線はスルーすることにして、ほかの講師を見つけなければしかたあるまい。なんならあれだぞ、話を受けてやらんでもないぞ。名張のまちの歴史などろくに知ることもなく名張まちなかの再生に邁進していらっしゃる名張まちなか再生委員会のみなさんや、まちなか運営協議会のみなさんや、さのよいよい、細川邸改めやなせ宿の開設記念講演会、名張のまちの歴史をテーマに講師を務めてやらんでもないぞというのである。はっきりいって色ものではあるが、それなりの面白さは保証しておく。一考の余地はあろう。

以下、あした。
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一応は名張のまちの歴史を語るみたいな感じかと
 ●新名張市民様
 ご投稿ありがとうございます。
 細川邸改めやなせ宿の関係者は、けっして「会議も、なにもせず」ということではなく、たまに集まって会議をしていることはしているようで、3月中旬にはまた役員会が開かれるそうです。ただし、会議の中身がたぶんからっぽなのでしょう。肝心のことを決めることができません。つまり無能力なのであって、これは先日、1月31日の会合に顔を出したときにも、名張まちなか再生委員会の委員長と前委員長、さらにまちなか運営協議会の会長というトップスリーのみなさんに対して、あんたらは無能力なのである、とはっきり申しあげておいたのですが、蛙のつらに小便ってやつですか、あいかわらず検討だの協議だのを重ねていらっしゃるようです。
 ヤラセの問題にかんしましては、私も以前、住民監査請求の参考資料として提出した大河漫才「僕の住民監査請求」に、こんなことを記したものでした。
 「“やなせ宿”の基本になったのがイベントとか飲食とか展示とか講座とかこんな程度の提案やったゆうことですか」
「いやそんなもん提案ゆうたかて君」
「なんですねん」
「施設が“やなせ宿”だけにこんな提案みんなヤラセですがな」
「しょうもないことゆうとる場合か」
 これは、そこらの駅弁大学の御用学者の先生が受託研究と称して細川邸の活用策をいろいろと提案してくださったのであるけれど、この研究そのものがヤラセなのである、という意味です。八百長である。出来試合である。それ以前にまったくの無駄である。こんな研究にいちいち税金つかってんじゃねーぞこのすっとこどっこい、と住民監査請求をぶちかましてさしあげた次第だったのですが、名張市の監査委員的にはまったくの無問題だということになりました。
 とにかく蛙のつらに小便。何をいってもどこ吹く風で、何をいわれてもぶるぶるっと二度か三度、首を左右に振りさえすれば頭のなかはきれいに初期化されてしまうということらしく、この名張市ではおなじ愚かさがくり返されるばかりのようです。おおせのとおり身内ばかりでかたまって、ご町内感覚だけに生きている人間が、官であると民であるとを問わず、いかに多いことか。正当な批判の応酬こそがものごとを前へ進めるのだというあたりまえの理屈さえ理解できず、なあなあずぶずぶの泥沼でいつまでも好きなだけ寝言ほざいてろばーか、といった感じでしょうか。
 記念講演会のほうは、もちろん講師の依頼などいっさいないのですけれど、かりに講演を頼まれたとしても、最初から「名張まちなか再生プランの真実、ていうかインチキ、ていうか、名張市はどうしてあほなのか」といった演題を提示したりしたらまず速攻で却下させられることでしょうから、「名張のまちの歴史を語る」みたいなテーマにしたいなと考えております。
 今後ともよろしくお願いいたします。
中 相作 URL 2008/02/23(Sat)10:51:58 編集
無題
中さんこんにちは、細川邸あらため、やなせ塾、内容は会議も、なにもせず、身内で役員と称するいつも同じ顔ぶれが善人づらして、かって税金をつかう、やらせ塾というところですか。記念講演でいままでの内幕を洗いざらいぶちまける講演をしてほしいです。
新名張市民 2008/02/23(Sat)09:03:59 編集
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