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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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 きのうのことである。昼前、ちょっとした所用で名張市役所二階の応接室に立ち寄り、そのあと四階の市街地整備室、つまり名張まちなか再生委員会の事務局に回ってみた。スタッフに確認したところ、どうやらおれが提案した線で調整が進んでいるらしい。「しかるべき場」を設ける話である。いまだ決定にはいたっていないが、おれが名張市にいない10月4日の日曜を選んで、委員会の臨時総会が開かれることになるらしい。まったくまあ、こういう話だけはほいほい受け容れるんだから、いっそみごとなものである。
 
 事務局の説明によれば、臨時総会を日曜に開くとなると、諸事情諸行事の関係から、10月4日しか日がないとのことであった。しかも、10月4日の午前中しかだめ、とのことである。あるいは事務局は、臨時総会を午後に設定したりしたらおれが東京から帰ってきて出席するのではないか、と恐れおののいているのかもしれないが、そんなことは心配せんでよろしい。おれは4日も東京泊まりである。なにしろ忙しい。
 
 10月3日には、横浜にある神奈川近代文学館で「大乱歩展」が開幕する。
 
神奈川近代文学館:大乱歩展
 
 前日の2日午後には、関係者を招待した内覧会が開かれることになっている。おれもお招きを受けていて、なんというのか、おれなんてもうVIP待遇なわけなのだが、きのう案内状も郵送されてきた。だからたぶん、2日に上京することになると思う。それで3日が、池袋のミステリー文学資料館でトーク&ディスカッション。4日には国立劇場で「乱歩歌舞伎」が初日を迎える。
 
 
 諸事情諸行事の関係から、観劇するのは5日の月曜ということになりそうである。ほかにも約束があって、山梨県にある竹中英太郎記念館にもお邪魔する予定である。
 
2009年04月01日:金子紫さんと英太郎記念館 > ぜひとも竹中英太郎記念館にお邪魔したい件について
 
 とにかくあっちこっち顔を出すことになるはずだから、4日の午後になろうが3日になろうが5日になろうが、おれは名張まちなか再生委員会の臨時総会には出席できない。心おきなく易きにつき、心おきなく逃げを打つがよい。それにしても、せっかく上京して、あっちこっち顔を出すのだから、ここはひとつ名張市のシティセールスにこれ努めるべきかな、という気もするのだが、名張市のことを紹介したら、たぶん大笑いされてしまうからなあ。なんつったって、名張市は乱歩に関連してこんなばかなことやってんです、みたいなことしかネタがないからなあ。とくに3日のトーク&ディスカッション、枕に名張市の話題をもってきたら、そのままずーっと時間いっぱい、名張市のおまぬけぶりを語り尽くしてしまいそうだからなあ。なんか、プラスマイナス考えると、えらい差が出てくるよなあ。おれが行く先々で乱歩関係者に、名張市をどうぞよろしくお願いします、と挨拶するのと、いやもう名張市なんてほんとに無茶苦茶、と真実を打ち明けるのとでは、名張市のイメージにえらい開きが出てくるもんなあ。
 
 いやまあ、名張市役所のみなさんは、名張市が笑われたってばかにされたって痛くもかゆくもないのであろうけれど、市民としてはなんか肩身が狭いものだぞ。とはいえ、名張市がとんでもない自治体だということは、おととい頂戴した小西昌幸さんのコメントからも知られるとおり、一部にはすっかりばれてしまっておる。
 
2009年09月07日:とうとう新聞沙汰だぜの巻 > 物凄い展開にビックリしています
 
 な。「市役所の方々」は「いばった態度」で「上から目線」のくせに結局は「無責任もここに極まれり」なのであって、これほどばかなお役所は「全国的にも珍しい」とのことである。ここまでばれているのだから、いまさら市民の肩身が狭いもくそもないのだが、しかしなあ、名張市といえば、ごくごく短い期間ではあったけど、全国の乱歩ファンから期待を集めていたこともあったのだが、それがもうあっというまに嘲笑を集めてんだもんなあ。近い例では桝田医院第二病棟あらため乱歩生誕地碑広場、いったいなんなんだあのつくりかけの神社みたいな異様な空間は、とかメールでお叱りをいただいたりもしてるんだもんなあ。名張市役所のみなさんにとってはなにしろすべてが他人ごと、名張市が笑われたってばかにされたって、乱歩というお役所ことばでいえば地域資源がもう無茶苦茶なことになってしまっていたって、そんなのは屁でもないのであろうけれども、おれはそういうわけにはいかんからなあ。いかんといってもどうにもならんのだがなあ。はらわたが煮えくりかえるほど腹は立っているのだが、だからといってどうにもならんのだからなあ。
 
 ともあれ、名張まちなか再生委員会の臨時総会は、おそらく10月4日の日曜日、たぶん午前10時から名張市役所で開かれるはずである。名張市からは市長か副市長が出席し、市が委員会から脱退するにいたった理由や経緯を説明する、という線で調整が進められているらしい。市の説明を受けて糾弾やつるしあげがおこなわれるのかどうか、それはいまのところわからないのだが、結局のところ、委員会はどうなるのか。存続か、解散か。臨時総会では、そのあたりのこともきっちり決を採っておいたほうがいいと思うぞ。おれとしては以前からいってるとおり、新しい市民組織をつくることを前提に解散してしまうのがいいと考える次第であるけれど、ま、当日は楽しくうれしい旅の空である。よきにはからえ。
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