三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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理事会まだぁ〜?
早ッ。ほんと、早ッ。といったって、理事会の話ではない。第五回理事会がいつ開かれるのか、いまだ連絡はない。遅ッ、というしかない。早いのは、これである。
名張市公式サイト:名張まちなか再生委員会(理事会関係)
第四回理事会の議事録が、名張市の公式サイトにもう掲載されている。記憶は定かならねども、第三回理事会の議事録がネット上で公開されるまでには、かなりの時間を要したような気がする。まず、プリントされた議事録が郵送されてくる。そのあと、議事録のPDFファイルが名張市公式サイトに掲載される。そういった手順で議事録の公開が進められるのだが、第三回にくらべると、第四回のPDFファイル公開は、早ッ。びっくりするくらい、早ッ。こんなことなら、なにも苦労してこのブログに議事録のスキャン画像を掲載することはなかったのである。プリント版の議事録を郵送するとき、PDF版は何月何日に名張市公式サイトに掲載いたします、とひとこと教えておいてくれたなら、それで済んだ話なのである。なんだよ事務局、みずくせーじゃねーか。もうちょっと垢抜けてやれよ。協働だろ? パートナーだろ? おれが水戸黄門だとしたら、事務局は疾風のお娟じゃねーか。だからって、いきなり風呂に入ってどうするよ。風呂なんか入るより先に、もう少し連絡を密にしようぜ、という話である。
それにほら、名張市公式サイトの議事録は、なぜか知らんが匿名になっておる。厳密にいえば、第一回理事会の議事録では出席理事の個人名が明かされているのだけれど、第二回以降の理事名はAとかBとかアルファベットで表記されておる。どうした? ぐあいのわるいことでもあったのか? 第一回の議事録を公開したあと、理事名は隠蔽しろよばーか、とかどっかのばかからクレームが入ったのか? なんか、事務局も、いろいろと、あっちこっち、よけいな気をつかわねばならんようだな。大変そうだな。しかし、この程度のことで泣くんじゃねーぞ。とはいえ、おれのブログで公開している第四回理事会の議事録には、理事名がしっかりそのまま記されているわけなのだから、名張市公式サイトの議事録だけを匿名にしてみたところで、頭隠して尻隠さず、みたいなことでしかないのではないか。やっぱ、しばらく泣いてみっか?
だからね、要するにね、これが最初っから、PDF版は何月何日に名張市公式サイトに掲載いたします、と連絡されていたのであれば、おれだって二日や三日のタイムラグは余裕で待つことができたわけなの。ところが、そのあたりの連携がまったく密でなかったから、名張市お得意の隠蔽工作も、頭隠して尻隠さず、みたいな不首尾に終わってしまったということなのである。な。協働だろ? パートナーだろ? おれが坂崎磐音だとしたら、事務局は金兵衛長屋の金兵衛じゃねーか。え? おれがいい役ばっか取ってくって? いや、わりーね、わりーね、わりーねでいーとりっひ、とかいってみたところで、完璧なまでに理解不能なのであろうな。
理解できないなら理解できないでいいとして、おれがなにをいいたいのかというと、エントリタイトルにも記したとおり、幕引きは市長のお仕事、ということである。きのうはおりしも七夕さま、名張まちなか再生委員会が一日も早く解散しますように、と涙目で星に願いをかけた関係各位もいらっしゃるのかもしれんのだが、名張まちなか再生委員会の活動にいますぐ幕を引きたいというのであれば、それはやっぱ、どうしたって、市長のお仕事、ってことになるはずだよな。いまや名張市役所には、おれに石をぶつけたくてぶつけたくてしかたがない、という職員のみなさんが押しあいへし合い、たたみいわしみたいな状態になっておるのであろうなと推測される次第ではあるが、そのたたみいわしのみなさんからも、幕引きは市長のお仕事、という一点における同意や賛意や共感ならば、それはもう怒濤のごとくに寄せられてくるはずである。おれはそう思うぞ。助さんも格さんも、新顔のちゃっかり八兵衛だってそう思ってるはずだしな。
理事会まだぁ〜?
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理事会まだぁ〜?
まだである。まだであるから、暇である。暇であるから、名張市議会議員の先生のブログでも拝見してみることとする。毎度おなじみ、「『名張を本気で変える!!』田合たけしの活動日記」である。
日本名張市議会日中友好議員訪中団(6月28日)
関空(6月29日)
寒山寺で鐘をつく・中国面白い写真(6月29日)
電動自転車・中国面白い写真2(6月30日)
鳩を食う・中国面白い写真3(7月1日)
地上630m に寝転がる・中国面白い写真4(7月2日)
中国でモテモテ・中国面白い写真5(7月4日)
訪中の記録(7月5日)
ご立派なことである。名張市議会の梶田淑子先生、松崎勉先生、中川敬三先生、田合豪先生、以上四人の先生がたが、なんかもうがたがたのかたがただという気もするけれど、視察旅行で蘇州と上海にいらっしゃったそうである。その報告が、名張市議会唯一のブログ派議員の先生のブログに連載された、というわけである。ご立派なことである。なかなかできないことである。今回の視察旅行でいったいどれくらいの税金がつかわれたのか、それが明記されておればもっと立派な報告になったものをと惜しまれる次第であるが、そこまで望むのはぜいたくというものであろう。無理難題というものであろう。だから、名張市民も、てめーら名張市はいいだけ財政難だっつーのに市議会議員ふぜいが市民の血税でじゃらじゃらじゃらじゃら物見遊山かましやがってそんなことでいいと思ってんのかこの税金泥棒がよー、とか、そんな難しいことをいうのはあまりよくないと思うぞ。しかしまあ、名張市議会議員の先生がたは、いくらがたがたのかたがたであるとしても、中国なんか行くより先に、名張小学校の学級会とか児童会とかを視察するべきだとは思うけどなあ。
名張市議会といえば、最近なぜか、反射的に連想されるのが、桐生市議会である。名張もそこそこあれだけど、桐生は桐生でほんとに面白い。
由紀日記 にわやま由紀の議会ノート:2009年07月06日
名張市議会の先生がたがたも、一度でいいから、視察なんて必要なくね? とかおっしゃってみてはいかがであろうか。そしたら、名張市民から、てめーら名張市はいいだけ財政難だっつーのに市議会議員ふぜいが市民の血税でじゃらじゃらじゃらじゃら物見遊山かましやがってそんなことでいいと思ってんのかこの税金泥棒がよー、とかいわれることもなくなると思うのだがなあ。しかしまあ、視察旅行を廃止してしまったとしても、それだけで名張市議会議員の先生がたがたが税金泥棒じゃなくなるかっつーと、そうでもないとは思うけどな。
さて、名張まちなか再生委員会の話題である。きょうも、ぱたぱたぱたっ、と畳みかける。で、やっぱ、エントリタイトルにも記したとおり、幕引きは市長のお役目、ということになるであろうな。ぱたぱたぱたっ。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
と律儀に尋ねておいてから、きょうも第四回理事会の話題である。議事録の後半、十九ページから三十七ページまでを公開する。二十四ページからそろそろと、まちなか運営協議会なんてまだ発足してないんだもんね、という論証がスタートするのであるが、論述の巧拙という問題はあるにしても、ひととおりお読みいただければ、屁理屈をこねてるとか、重箱のすみを突っついてるとか、そういったレベルの話ではまったくないということが、どなたにも理解していただけるものと思う。げんに、三十ページからはこんな発言がなされている。
「運営協議会がまだ正式に発足していないということは、きちんとしておく必要があると思います」
「そのとおりですね」
「それは認識不足だったと思います」
「私も、平成19年度の定期総会は把握していませんでしたが、平成20年度からすぐが、あの定期総会でしたので、気がつきませんでした」
「中理事のお話は定期総会で挙げられるのでしょうか?」
「挙げて頂かないと仕方ないと思います」
「それか、運営協議会は、再生委員会とは一切関係ないと宣言するかですね」
「再生委員会が運営協議会を設置しますと総会で決めているので」
「平成19年度の定期総会で設置しますと決めているので、設置しました、ついては受け皿になるので、再生委員会から抜けますということで良いと思います」
「運営協議会の発足に伴って、運営協議会を明確に位置づけた再生委員会の規約が、一旦は変えないといけないと思いますし、それは総会で正式に諮らないと、このままではいけません」
「役員が知らないままに進んでいたのではないでしょうか?」
「当時の役員会の怠慢であったということですね」
「役員全員除名処分の対象にしてもいいくらいだと思います」
「この件は総会の頭から抜けている話しだと思います」
簡単な話である。ものごとはちゃんと決めようね、というだけの話である。まちなか運営協議会がどうのとか、やなせ宿がこうのとか、そんな話以前の問題である。屁理屈でもなければ、重箱のすみでもない。組織の根幹の問題である。その根幹が、あまりにもぐだぐだであったということなのである。なんとかしろよな、という話だったのである。きのう公開した議事録十三ページには、「旧規約には会議における議決の方法が規定されていませんでしたので、その部分をまずは見直しました」という発言があるけれど、ものごとをちゃんと決めるというあたりまえのことがまったくできていなかったから、規約を改正しなくっちゃな、という話になったのである。
だから、ちゃんと決めような、ということになった。第四回理事会の時点では、おととしの定期総会で設置することが決まったんだから、早くまちなか運営協議会を設置しようね、ということになった。しかし、実際には、まちなか運営協議会を発足させるとなると、手続きがどえりゃあ面倒でかんわあ、ということになる。だから、第五回理事会では、もしかしたらまちなか運営協議会って必要なくね? と理事に問いかけてみるつもりであった。よく考えてみたら、そんなもの要らなくね? と質問すれば、そーだよなー、そーいやそーだよなー、そこに気がつかなかったよなー、いわれてみれば簡単な話だよなー、なーんかばかみたいだよなー、という話の流れになるはずであると踏んでおったのだが、総会がいきなり8月に延期されるという予想外の展開になったので、6月18日のエントリにその旨を記した。
06月18日:千日手でござるのかなの巻
とにかくもう、王手なのである。こっちはもう、王手ざーんす、といってるわけである。千日手にするのはとても無理な相談だし、さあ、どうするのかな、名張市役所のみなさんや。ざんすざんす、どうするざんす、王手ざんすよどうするざんすと尋ねてみても、ろくな返事はないざんす。ざんすざんす、さいざんす。ほんっと、どうするよ。どうするったって、将棋盤をひっくり返すくらいが関の山なのかもしれんな。幼児性を丸出しにして、ちゃぶ台ひっくり返すくらいのことしかできないのかもしれんな。いや、そんなことすらできないかもしれん。なんかもう、市民のひとりとしてとても心配になるざんす、とかいいながら、そろそろ議事録の後半をお読みいただくこととする。
第4回名張まちなか再生委員会理事会議事録
p.19
p.20
p.21
p.22
p.23
p.24
p.25
p.26
p.27
p.28
p.29
p.30
p.31
p.32
p.33
p.34
p.35
p.36
p.37
以上である。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
とかいってたら、きのう、第四回理事会の議事録が郵送されてきた。名張市公式サイトには、まだ掲載されていない。
名張市公式サイト:名張まちなか再生委員会(理事会関係)
いずれ掲載されるはずではあるが、なにしろ現在ただいまは、ぱたぱたぱたっ、と畳みかけている最中なので、悠長なことはいってられない。スキャン画像で公開して、ぱたぱたぱたっ、と畳みかける。議事録は全三十七ページ。二回にわけて公開することにして、きょうは十八ページまで。イントロダクションとして、眼についた発言を適当に引いておく。
「まちなか再生事業については、継続的に進めていきますが、この再生委員会自体については、再生委員会で決めることであり、その判断に委ねます」
「市としては、再生委員会の有無にかかわらず、プランに基づく事業を継続的に進めていきます」
「再生委員会が解散されたとすれば、まち協などの既存の組織や新たな組織を作って進めていくことも考えていかないといけません」
「再度お伝えしますと、再生委員会を解散するようなシナリオはございません」
「また、前回も市にお聞きしましたが、『たら』の話ではなく、市としてこの再生委員会が解散すると困るのか困らないのかをはっきり言って頂きたい」
「まちづくり交付金事業を進めていく条件としては、再生委員会の存続は条件となりません」
「ですから、再生委員会を存続するかしないかの議論は今日する必要がないと思います」
「だから、水か浸かないということを前提に、鮎釣りも出来るので、長良川より名張川の方が沢山釣れるなどの宣伝も必要だと思います」
「個人としては、名張地区の再生は、必ず市が取り組むべきことで、絶対に進めて頂く必要がありますが、再生委員会として、改正規約の再改正の検討も含めて、この形で進んでいっていいのかどうかと考えています」
「市は現在莫大な赤字を抱えているなか、これからの展望とて、市として予算的な担保はあるのでしょうか?」
「1億円は、例えばの話です」
「1億円は、例えばの話です」
「一緒に検討するという意味が異なります」
「再生委員会を再編してまちなか再生に取り組んでいくのは当然であり、会の解散ではなく、スタイルを変えて、協働の在り方も変えて取り組もうということを提案しています」
「失礼なお話ですが、やる気が無いのではないでしょうか?」
なにがなんだか、わけがわからん。とりあえずお読みいただこう。
第4回名張まちなか再生委員会理事会議事録
p.01
p.02
p.03
p.04
p.05
p.06
p.07
p.08
p.09
p.10
p.11
p.12
p.13
p.14
p.15
p.16
p.17
p.18
以下、あすにつづく。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
諸般の事情により、きょうはこれぐらいにしといたるわ。諸般の事情っつーか、もう二日酔いがひどくってさ、頂戴したコメントにへろへろ状態でレスをお返ししただけなんだけど、きょうはこれくらいで堪忍してくれないか。すまんな。最後にひとこと。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
とか毎朝いってるのがさすがにあほらしくなってきたので、きのう、名張市役所に行ってきた。さいわいなことに、そこらの物陰から、えいッ、えいッ、とおりゃあッ、と石が飛んでくるようなこともなく、無事、四階の市街地整備室、つまり、名張まちなか再生委員会の事務局までたどりついた。で、こんなことを尋ねた。
理事会まだぁ〜?
まだだという。理事会の日程は、まだ決まっていないという。8月に総会を招集するのだから、7月中に開かなければならんであろうな、みたいな感じであった。ま、それはそうであろう。あたりまえの話である。
それから、これまでまったく気がついていなかったのだが、総会では役員改選がおこなわれる、と教えられた。委員会の規約を確認してみると、たしかに「役員の任期は1年とする。ただし再任を妨げない」と記されている。しかし、役員の任期が一年だとしたら、昨年6月1日の総会で選ばれた役員は、すでに賞味期限切れなのではないか。委員長も副委員長も、もう自動的に失職している、ということになるのではないか。ようわからんが、とにかく無茶苦茶である。以前から無茶苦茶ではあったのだが、無茶苦茶ぶりにいよいよ磨きがかかってきている。ここまでの無茶苦茶は、そうそう転がっておらんのではないか。ほんと、名張市ってのはもう全国に誇れるくらいに無茶苦茶ざんす、ざんすざんす、さいざんす、あたしゃあなたにアイブラユー、とか「さいざんすマンボ」のメロディに乗せてうっかり全国に発信してしまいそうになるほどである。
失職の件はさておき、たしかなのは、8月の総会で役員改選がおこなわれる、ということである。規約には「委員長、副委員長は、理事の互選により定める」と記されているから、総会前の理事会で互選がおこなわれ、その結果が総会に議案として上程される、ということになる。よーし。上等である。なにしろおれなんて、去年の総会で委員長に立候補しようとして、あっさりリジェクトされた身なのだからな、今年こそ勝負だ、ということになる。委員長になりあがり、名張市長との直接対話を実現して、アドバンスコープで中継なんかもしてもらってさ、まちなか再生の現状と展望を熱く熱く語り合ったりしてやるぜ。よーし。こうなったら、ちかく開かれるはずの第五回理事会において、委員長に選ばれるべく人生最大の努力を傾注しなければならんぞ。よーし。
よくない。よくないよくない。じつによくない。えらいことに気がついた。8月の総会では、委員長とおれの除名処分が検討されるはずなのである。ちかく開かれる第五回理事会で、おれはその旨を提案することにしているのである。がーん。総会で除名されてしまったら、委員長には就任できなくなるではないか。がーん。がーん。名張まちなか再生委員会の発足以来はじめて、ずぶずぶなあなあのムラ社会とはさっぱり無縁の委員長、ものごとはちゃんと民主的に決めようね、名張小学校のよい子たちをお手本にしようね、念のためにいっとくと名張市議会はお手本にならないからね、名張市議会の先生がたも政務調査費つかって名張小学校の学級会とか児童会を視察すればいいのにね、なんなんだろうねあの先生がたは、と委員全員にやさしく語りかけることができる委員長の誕生をみるところだというのに、除名なんかされちゃったらどうするよ。がーん。がーん。がーん。
なんかもう、漫画じゃね? とお思いの向きもあろうけれども、まさしく漫画である。しかし、当節じゃ国政が漫画そのものなんだから、名張市政が漫画であってどこがわるいか。だいたいが、国に右へならえ、というのが名張市のモットーらしいじゃねーか。ならば、解散まだぁ〜? と国政をおちょくる感じで、きょうも名張市政をおちょくっといてやろうっと。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
月が替わっても、いってることはおんなじである。月が替わったといったって、まだ7月なのである。きょうはまだ7月1日なのである。名張まちなか再生委員会の総会は「8月中を目途に」開かれるとのことだから、めいっぱい先送りされて、8月30日の日曜に開催ということになるのではないか。だとすると、まだ二か月も先のことである。二か月もあればほとぼりも冷める、とか思ってんだったら大まちがいなのであって、あーこれこれ、いつまでもちんたらちんたらしてんじゃねーぞこの名張市とかいうインチキ自治体。
まさにそのとおり、これはすでに名張市の問題なのである。名張まちなか再生委員会の問題は、もうすっかり解決されている。おととしの総会で設置案が了承されたまちなか運営協議会は、二年たってもいっこうに結成されませんので、もう設置しないことにいたします、と今年の総会で決議すれば、それできれいにクリアできる。それできれいに済んでしまう。済まないのが名張市なのであって、いまや問題は、名張まちなか再生委員会から名張市に飛び火してしまっているのである。
とにかくひどい話である。名張市ったらずいぶんひどい。なにがひどいといって、そんな協議会は存在していないというのに、まちなか運営協議会を名乗るあやしげな団体と契約を結び、やなせ宿の運営を二年にわたって委託している。ただしこれ、名張市が詐欺に遭った、という話ではまったくない。そこらのわけのわからん団体が、というか、名張地区まちづくり推進協議会の傀儡にしかすぎないまちなか運営協議会を名乗るダミー団体が、やなせ宿の運営にかんして名張市と不当な契約を結んだわけなのであるから、その意味においては、名張市が詐欺の被害者であるとみえぬでもない。しかし、なんのなんの、そんなことではまったくない。なにしろ名張市は、名張地区まちづくり推進協議会と癒着結託し、手取り足取りして、やなせ宿をめぐる不正行為の面倒をころっとまるっとみてやったらしいのだからな。なにが詐欺かよこんなもん。名張市と名張地区まちづくり推進協議会は、馴れあいもたれ合いのわるだくみ、いろんなことやって市民の税金をかすめ取った共同正犯なのである。
したがって、あえて詐欺ということばをつかうなら、詐欺に遭ったのは名張市民だといわなければならない。名張市民がいくらかすめ取られたのか、あるいは、かすめ取られつつあるのかというと、いつかも紹介したけれど、まず昨年度、平成20・2008年度がこれ。
やなせ宿管理運営委託料 1,195,320円
この金額には、やなせ宿の電気代とか水道代とか警備や浄化槽管理などに必要な経費は含まれていない。すべて合わせると、ざっと二百七十万円あまりということになる。で、今年度、平成21・2009年度がこれ。
やなせ宿企画運営委託料 2,538,900円
やなせ宿管理運営委託料 2,294,250円
合計 4,833,150円
なんかすごい話である。このご時世に、二年目の委託料が四倍にはねあがっている。ほとんどありえない話ではないか。このままの状態で推移すると、名張市はやなせ宿にどれだけの税金を投入しつづけなければならんのか。企画運営や管理運営の委託料、値上げの要求が突きつけられる可能性もあるわけだから、どうなるのかはだれにも予測できないのではないか。なにしろ、名張市は名張地区まちづくり推進協議会のいいなりじゃね? という気がするもんな。なんつーかもう、なすがままか? そしたら、きゅうりがパパか? するってえと、とまとがグランマで、まくわうりがグランパなのか? とかくだらないこといって喜んでんじゃないわよ。
むろん、名張市の苦衷もわからんではない。察するにあまりある、といってもいいほどである。なにも考えずにつくったやなせ宿、いまだになにも考えつきませんから閉鎖いたします、みたいなことにはとてもできないから、わらにもすがる思いで名張地区まちづくり推進協議会にすがっておるということなのであろうが、そんなことでいいのかな。そんなばかなことしかできないインチキ自治体が、総会を二か月先に延ばしてみたところで、いい知恵なんかまるっきり浮かばないのではないのかな。そんなわるあがきしてるよりも、いつまでもかっこばかりつけていないで、もう少し正直になって、失敗は失敗と認め、非は非と認め、多少の恥はかいたとしても、仕切り直しとか、出直しとか、そういったことに眼を向けたほうが絶対いいと思うのだがなあ。そのためにも、総会は8月開催と公表してしまったんだからそれでいいとして、理事会は早く開こうな。なあ名張市。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
まーたこれかよ。理事会まだぁ〜? とかまーだいってんのかよ。もしかして、ばか? とお思いの向きもあろうけれども、こんなことでもやってないと8月の総会まで間がもたなくってさ、はっはっは、なんてことではまったくなくて、ここまでやらんとインチキに歯止めをかけることができないと判断されるからである。だからやってる。
歯止めがかからないと、どうなるのか。ものごとがしれっと進行する。つまり、昨28日の日曜日に名張まちなか再生委員会の総会が予定どおり開会され、型どおりに議事が進行して、なにごともなく閉会する、ということになっていたと思う。6月5日の第四回理事会において、まちなか運営協議会をめぐるあまりといえばあまりなインチキを指摘しておいたにもかかわらず、ご意見はありがたく承りました、今後の参考とさせていただきます、みたいなことで話にけりがつけられてしまい、予定どおり開かれた総会ではまちなか運営協議会のことなんかまるで問題にされやしない、といったことになっていたはずである。だが、実際にはそうはならなんだ。なぜか。6月6日の朝っぱらから、このブログできゃんきゃんがあがあにゃんにゃんぶひぶひひんひんげろげろこけこっこー、とブレーメンの音楽隊もかくやとばかりいいだけわめきたててやったからである。第四回理事会で指摘し確認し主張したことを、ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ吠えまくってやったからである。だから、ご意見はありがたく承りました、みたいなことでは済まなくなって、総会を8月まで延期する、という笑うべき結果になってしまった。
総会が延期されたということは、まちなか運営協議会をめぐるインチキがたしかに存在していると、不正行為がたしかにおこなわれたのであると、名張まちなか再生委員会みずからが認めたということにほかならない。おれが単に理不尽不合理なことを口走っただけであったのなら、つまり、いわゆる屁理屈を並べたてただけだというのなら、そんな屁理屈は取るに足りぬものとしてあっさり一蹴されているはずである。ところが、委員会がはらほろひれはれ状態になってしまい、その結果として総会が延期されるにいたったのだから、屁理屈というひとことで片づけることはできなかったわけなのである。はっはっは。だいたいがあれだぞ、ずぶずぶなあなあのムラ社会で屁理屈と称されるところのものこそが、ふつうの市民社会ではごくまっとうで正当な論理として通用する、みたいなケースが多いのだぞ。とにかく、おれのいったことが単なる屁理屈や牽強付会や詭弁なんかではまったくなかったという証拠に、総会は8月まで延期されてしまったのである。さあ、これからどうするよ。
ほんと、これからどうするよ。理事会を開き、総会を開く、ということに当然なるはずなのだが、ならなければおかしいのであるが、実際のところはどうなのであろうな。理事会も総会も開きたくなんかないんだッ、名張まちなか再生委員会なんかこの世から消えてなくなればいいんだッ、というのが関係各位の本音なのであろうから、幼児性を丸出しにしてちゃぶ台をひっくり返してしまう、みたいな展開が待っていないともかぎらない。げんに第四回理事会では、名張まちなか再生委員会を解散する方向に誘導しようという関係各位の腹黒い意向が、恥も外聞もないほどあからさまに示されておったのだからな。うそだと思ったら、理事会の議事録をみてごらん。
名張市公式サイト:名張まちなか再生委員会(理事会関係)
みてごらん、とはいったものの、第四回理事会の議事録はいまだに掲載されておらんから、ごらんいただくことはできんのである。しかたないからも、6月6日付エントリをごらんいただく。
06月06日:やっぱ荒れたでござるの巻
さてそれで、なんでここへ来て、委員会を解散する話が前面に出てきたのかな、という問題であるが、これはもうまちがいなく、名張地区まちづくり推進協議会によるやなせ宿私物化作戦の一環であろう。きのうの理事会では、行政サイドの強力なバックアップのもと、私物化作戦が着々と進行しているらしいことが感じられた。たとえば、もしもいま、名張まちなか再生委員会が解散したら、名張市はそれでもいいのかな、と行政サイドに尋ねてみた。委員会がそういう判断をくだすのであれば、解散してもかまわない、との返事が返ってきた。しかし、名張まちなか再生プランには、十年という期間が明記されているではないか、それを半分で投げ出して、委員会が解散ということになってもいいのかな、かりに解散ということになったら、新しく代替組織をつくることになるのかな、どーなのかな、どーなのかな、とつっこんでゆくと、新しい組織をつくらなくても、まちづくり推進あわわわわわ、みたいな返事が返ってきた。だから、はっはーん、と大きな声を出してやった。なにが、はっはーん、か。いうまでもあるまい。名張地区まちづくり推進協議会によるやなせ宿私物化作戦をとどこおりなく推進するために、いまや邪魔者でしかない名張まちなか再生委員会をきれいに解散させたいというわけなのである。はっはーん、そういうことか。はっはーん。はっはーん。こうなるとほんと、
──とにかく市長を呼んでこい。
ということにならざるをえない。
──首に縄をつけてでも、市長をここに引きずり出せ。
|
そうだよなあ。この問題もあるもんなあ。総会には必ず、忘れることなく、市長にお出ましをいただかねばならん。むろん来賓としてではなく、まちなか再生事業の最高責任者、さらには、今年度の施政方針で明らかにされた今後の計画づくりの提案者として、是が非でもご出席をたまわらねばならんのであるが、それを考えると、総会の実現性というやつがいよいよ遠ざかってしまうような気もするしなあ。難しい問題だよなあ。
ところで、現在ただいま、6月29日朝っぱらの時点において市長といえば、なんつったって横須賀市長だよな。
Googleニュース:横須賀市長
ふーん。元首相のお膝元で、現職を破って三十三歳が当選、ってか。ふーん、へーえ、とか感心してるあいだに図書館のことを記す時間がなくなったけれど、それはそれでいい。全然OKである。なにしろおれのモットーは、人にきびしく自分にやさしく、なのであるからな。はっはっは。だから当然のことながら、きょうもここらでだめを押す。
理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
理事会もうやんないの〜? インチキがばれたからって、理事会もうやんないつもりなの〜? いったいどうなってんの〜?
しかしなあ、それにしてもなあ、ものごとはちゃんと決めようね、こんなことではちゃんと決めたことにならないんだからね、ムラ社会じゃないんだからね、それくらいのことは理解できるよね、といってやったとたんにこれだもんなあ。たしかにまあ、いくらなんでもそれくらいのことは関係各位に理解していただけたはずではあり、だからこそ、なりふりかまわず、みさかいもなく、一気にはらほろひれはれ状態になってしまって、あすに予定されていた総会がいきなり8月に延期されるような事態に立ちいたってしまったわけなのではあるが、それにしたって困ったものだよなあ。ものごとを民主的にちゃんと決める、という名張小学校のよい子たちにだってふつうにできているはずのことが、名張まちなか再生委員会や名張市役所のわるい大人たちにはまるでできてないんだもんなあ。関係各位、小学校へ行き直すか? しかし、たとえ行き直したとしても、インチキをするようなわるい大人は学校から出ていけー、とかよい子たちにいわれてしまったらどうするよ。出ていけー、とかいわれるなんて、まるで阿久根市役所の自治労じゃねーか。関係各位もほんと、大変だよな。
しかしなあ、それにしてもなあ、ものごとはちゃんと決めようね、こんなことではちゃんと決めたことにならないんだからね、ムラ社会じゃないんだからね、それくらいのことは理解できるよね、といってやったとたんにこれだもんなあ。たしかにまあ、いくらなんでもそれくらいのことは関係各位に理解していただけたはずではあり、だからこそ、なりふりかまわず、みさかいもなく、一気にはらほろひれはれ状態になってしまって、あすに予定されていた総会がいきなり8月に延期されるような事態に立ちいたってしまったわけなのではあるが、それにしたって困ったものだよなあ。ものごとを民主的にちゃんと決める、という名張小学校のよい子たちにだってふつうにできているはずのことが、名張まちなか再生委員会や名張市役所のわるい大人たちにはまるでできてないんだもんなあ。関係各位、小学校へ行き直すか? しかし、たとえ行き直したとしても、インチキをするようなわるい大人は学校から出ていけー、とかよい子たちにいわれてしまったらどうするよ。出ていけー、とかいわれるなんて、まるで阿久根市役所の自治労じゃねーか。関係各位もほんと、大変だよな。
さて、朝日新聞大阪本社版6月20日付オピニオン面に掲載された佐野眞一さんのインタビュー「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」からの引用。
「売れ筋本には、館内の活性化、知への入り口として一定の役割がある。だけど蓄積としての蔵書が充実していないと、図書館の強みである『閲覧』という機能が働かない。人気小説の隣に建築学の棚が現れたり、右に曲がると古代の植物の本の一群と出会ったりするのが図書館の面白さ。深度と網羅性を備えた知の迷宮を形づくる。新刊書店やブックオフのように『商品』だけが集まっている場所では『閲覧』はできない」
──蔵書を選ぶ図書館側も、その方が断然面白そうです。なぜ難しいのでしょう。
「今の図書館では、予算削減や効率化が進み、利用者や貸出冊数など、見えやすい数値が指標になってしまいがち。知的な深さや広がりというものが評価されないようになってきた。仮に有能で意欲的な図書館員がいても、館員が選んだ図書を的確に評価する上司、運営者がどれだけいるか考えると、暗澹たるものがある。民間委託も増え、購入図書の基本ラインは、詳細なデータを持つ『図書館流通センター』(TRC)任せ、というところも増えているのではないでしょうか。彼らは、管理番号もふってくれ、カバーもつけてくれる」
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日本には、図書館法という法律がある。
法庫:図書館法
第三条は、こんなぐあいになっている。
(図書館奉仕)
第3条 図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資することとなるように留意し、おおむね次に掲げる事項の実施に努めなければならない。
1.郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られた記録をいう。)を含む。以下「図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。
2.図書館資料の分類排列を適切にし、及びその目録を整備すること。
3.図書館の職員が図書館資料について十分な知識を持ち、その利用のための相談に応ずるようにすること。
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いまにはじまったことではないが、指定管理者制度が公共図書館のコンビニ化にいよいよ拍車をかけた結果、「土地の事情及び一般公衆の希望に沿い」とあるうちの「一般公衆の希望」だけに重きが置かれるようになり、つまり、佐野さんのことばでいえば「ポピュリズム」一辺倒になってしまって、「土地の事情」ってやつが等閑視されるようになった。地域性にもとづいた資料の収集がおろそかになってしまい、図書館それぞれの独自性や主体性が喪失されつつある。これが全国的な傾向ではないかと判断される。だから、よっぽどしっかりした人間がいないと、ということは、またしても佐野さんのことばでいえば「館員が選んだ図書を的確に評価する上司、運営者」みたいな存在がなければ、全国の図書館はコンビニ化の大波に呑まれてしまうしかないのである。まさに、「暗澹たるものがある」といわざるをえない。お先まっくら、というやつである。
でもって、だったら名張市はどうよ、という話になるわけなのであるが、これがまあ、自慢ではないけど、半端ではない。半端ないどころか、もしかしたら日本でもトップクラスかもしれんぞ。なにしろ、なんつったって、これだもんよ。
中 相作 さま
このたびは「市長への手紙」をお寄せいただき、ありがとうございました。
名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが、今後、図書館活動の一環として、江戸川乱歩に関連する図書や雑誌などの資料を、収集・保存に努めてまいりたいと考えています。
今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします。
平成20年10月 9日
名張市長 亀井利克
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日本図書館協会は、「図書館の自由に関する宣言」を採択している。
日本図書館協会:図書館の自由に関する宣言
こんなことが宣言されている。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求にこたえなければならない。
図書館は、自らの責任において作成した収集方針にもとづき資料の選択および収集を行う。その際、
(1) 多様な、対立する意見のある問題については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する。
(2) 著者の思想的、宗教的、党派的立場にとらわれて、その著作を排除することはしない。
(3) 図書館員の個人的な関心や好みによって選択をしない。
(4) 個人・組織・団体からの圧力や干渉によって収集の自由を放棄したり、紛糾をおそれて自己規制したりはしない。
(5) 寄贈資料の受入にあたっても同様である。図書館の収集した資料がどのような思想や主張をもっていようとも、それを図書館および図書館員が支持することを意味するものではない。
図書館は、成文化された収集方針を公開して、広く社会からの批判と協力を得るようにつとめる。
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だからね、図書館がどんな資料を収集したっていいの。それは全然いいんだけどね、あくまでも「自らの責任において作成した収集方針にもとづき」っていう話なの。「資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが」なんてこといってたら、笑われてしまうわけね。収集方針も明らかにせず、活用の方針もまったくの五里霧中、そんななさけない状態だというのに、えー、乱歩でございます乱歩でございます、名張は乱歩でございます、とか浮かれたようなこと口走ってんじゃねーぞこのすっとこどっこい、という話なのである。だからほんと、大丈夫か? ほんとに大丈夫なのか? こんなこといってて、ほんっと、大丈夫なのか?
中 相作 さま
このたびは「市長への手紙」をお寄せいただき、ありがとうございました。
名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針につきましては、現在のところございませんが、今後、図書館活動の一環として、江戸川乱歩に関連する図書や雑誌などの資料を、収集・保存に努めてまいりたいと考えています。
今後とも、貴重なご意見・ご提案をお寄せいただきますようお願いします。
平成20年10月 9日
名張市長 亀井利克
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理事会まだぁ〜?
都合により、明朝の更新は休みとする。だから、あしたの分も書いとく。
理事会まだぁ〜?
やーい。ばーか。
やーい。ばーか。
理事会まだぁ〜?
とか毎日おんなじことばかりいってると、自分がばかなのではないかと疑われてくる。しかし、いうまでもなく、ばかなのは名張まちなか再生委員会のほうである。なあばか、そうだろ。痛いところをちょこっと突っつかれたそれだけで、6月28日に予定されていた総会をろくな説明もなしにいきなり8月まで、それも日程を明示することなく適当に延期してこと足れりとしているなどというのは、ばか特有の過剰反応であるとしかいいようがないぞ。なあばか、そうだろ。もう理事会は開かず、したがって総会も開かず、後生じゃからどーかひとつ、名張まちなか再生委員会をこのまま静かに成仏させてやってくれんかね、と不正行為のもみ消しを進めたい向きも少なからずおありなのではあろうけれど、あいにくこちとら坊主でもなければおくりびとでもない。名張まちなか再生委員会をぶっ壊すのはわが悲願ではあるけれど、不正行為をうやむやにしたまま成仏されるのはもとより本意ではないのである。時機がいたれば頼まれなくたって派手にぶっ壊してあげるから、とにかく早いとこ理事会を開こうぜ。
さて、横道横道また横道、横道の連続ではあったが、朝日新聞大阪本社版6月20日付オピニオン面に掲載された佐野眞一さんのインタビュー「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」の話題である。袖見出しには「深度と網羅性そなえた『知の迷路』、形づくって」とある。とりあえず引用。
──利用者が読みたい本が図書館にある。ダメですか。
「利用者に言われた通りやってりゃいいの? そこは図書館の選択眼で取捨選択していいと思う。時には『そんな本くらい自分でお買いなさい』と言ってもらいたい。新着図書のコーナーをご覧なさい。今日出来の人気本がずらっと並び、まるでそこらの新刊書店です。しかも売れ筋の本ばかりを扱う非常にチープな書店の棚を思わせる。ポピュリズムの果ての、金太郎飴のような図書館のいかに多いことか。利用者にも『自分らの税金で運営しているのだから、読みたい本を要求して何が悪い』という態度の人がいますしね。図書館も判断停止しちゃってるんじゃないか」
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自慢ではないけれど、判断停止や思考停止はお役所の専売特許である。名物である。近鉄大阪線名張駅西口、賛急屋謹製なばり饅頭みたいなものなのである。名張市役所に行ってみな。そこらの壁に「ものを考えることは罪悪である」とか大書した紙がでかでかと張り出されてるから、なんてことはさすがにないけれど、とにかくものを考えない。脊髄反射みたいなことしかできない。ちょっと痛いところを突っつかれただけで、あとさきのことはなにも考えず、脊髄反射のごときその場しのぎに終始してしまう。延期だ延期だ、総会は8月に延期だ、とその場しのぎを決め込みながら、さりとてなにをするというわけでもない。なんの方策もない。学校が火事になんねえかな、とはかないことを考える試験前の中学生みたいに、あーあ、名張市役所が火事になんねえかな、みたいなことをぼんやり考えるのが関の山なのであって、しかしおあいにく、たとえ火事になったって台風が来たって大型地震が発生したって、そんなものは不正行為をもみ消す役には立ってくれんと思うぞ。
それはそれとして、佐野さんのインタビューである。公共図書館が「そんな本くらい自分でお買いなさい」と市民に説教するというのは、さすがにできない相談であろう。それをやろうと思ったら、図書館側に半端でない理念や信念、知識や見識といったものが要求される。しかし、ない。ないない。そんなものはない。どこ探したってかけらもない。天下御免の判断停止である。常住坐臥の思考停止である。だから結局、「ポピュリズムの果ての、金太郎飴のような図書館」ばかりが日本全国津々浦々、どの土地に行ってもコンビニみたいに幅を利かせているということになるのであって、記事にはこんな懸念も記されている。
今や6館に1館が業務を民間企業などに外部委託し、その流れは拡大している。「官から民へ」という小泉構造改革で、従来、公的団体に限っていた運営主体を、民間に開放した03年の指定管理者制度の導入がきっかけとなった。
サービス向上が目的とされるが、現実にはコスト削減・効率化に重点が置かれることが多い。サービスを良くして利用者が増えると費用もかかるが、図書館法は対価請求を禁じるなどの問題もある。
一方、蔵書管理のIT化が進み、蔵書選びから貸し出し管理まで、システムで売り込む民間企業が影響力を強めている。図書館の司書や文化人からは「蔵書の平板化、館の特色の喪失」を懸念する声も上がる。図書館と、地域社会や利用者の関係が改めて問われている。
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理事会まだぁ〜?