三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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いやー、びっくりした。
脱力した。
ていうか、ほとんど感動した。
ディスカウントスーパーの件である。
伊賀タウン情報YOU:希央台にスーパー銭湯 ディスカウントスーパーは進出断念 名張市(2011年3月22日)
思慮も足りなきゃ配慮も足りぬ、ほんにおまえはあほかいな、とはいってやったものの、まだ見積もりが甘かったようである。
多少の思慮はあるだろう、と漠然と思いこんでいたおれが甘かった。
実際は、すっからかんのからっけつ、ひとかけらの思慮もなかったわけなのである。
YOUの記事にこうある。
市は、進出企業の変更について「名張地区のまちづくりや市民生活など、総合的な観点から将来の名張市を展望するとき、断念することが妥当である」と説明した。
これすなわち、ディスカウントスーパー誘致の話は、「名張地区のまちづくりや市民生活など、総合的な観点から将来の名張市を展望」して進められた話ではなかった、ということである。
まちづくりだの、市民生活だの、そんなもののことはなんにも考えておらんかった、ということである。
いくらなんでも、多少のことは、たとえうわっつらだけでも、考えておるじゃろう、とおれは思っておった。
しかし、思慮が足りないから、ディスカウントスーパーでOK、という結論にたどりつき、配慮が足りないから、商業者の意向や市民の感情に頓着することなく発表してしまった、ということであったと思っておった。
それがどうよ。
ほんとになんにも考えてなくて、あっちこっちから十字砲火を浴びてようやく、あッ、まちづくりが、とか、あッ、市民生活が、とか、そういったことにようよう気がついた、というのである。
こうなるともう、思慮が足りない、というレベルの話ではない。
足りたり足りなかったり、といったレベルの問題ではなくて、そもそも思慮というものが存在しないのである。
しっかりした自分の考え、というものが、名張市にはまったく存在しておらんのである。
あほやったんか。
ほんまにあほやったんか。
もちろん気がついてはいた。
名張市役所のみなさんが底抜けのあほである、ということにはとっくに気がついていた。
しっかしここまで純粋無垢のあほであったとはなあ。
うっかり感動してしまったりしたけれど、ほんとにもう、どうにもならんのであろうな。
まちなか再生の名のもとにまちなかを破壊し、こんどはまちなかを解体しようとする。
それが行政のやることか、とか叱り飛ばしてみたところで、ほんとにもう、どうにもならんのであろうなあ。
いやはや、なんかもうぶち切れそうだぜ。
なにいってんだ、ざけんじゃーねー、みたいな。
YouTube探したらあったから、きょうはこれでお別れ。
ではでは、ほんと、まちなかよさよなライオン、ということにしてしまおうと思う。
あとは乱歩だけ。
ではまたあした。
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