三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうもまた、名張市役所四階にある名張まちなか再生委員会事務局を訪ねた。事務局スタッフは、喜びを隠しきれない、といった感じででもあろうか。なにしろもうすぐ、名張まちなか再生委員会との縁が切れるのである。たーりらーりらーん、みたいなものであろう。便所への往復にも思わずスキップを踏んでしまう、といったところではないのか。それでも、ふと不安がよぎったりもするらしく、おれの顔をみて、中さん10月4日はほんまに名張にいてくれませんねな、と念を押してくるスタッフもある。いねーよいねーよ。頼まれたっていてやんねーよ。
それにしても、事務局はもう少しおれに感謝すべきであろうな。今回の幕引き、何から何までおれがお膳立てしてやったようなものなのだからな。9月4日の第六回理事会において、委員会から脱退するという市の方針を発表すればそれで済む、と事務局は踏んでいたのかもしれないが、そんなものは虫のよすぎる皮算用である。そんなことで話が済むわけがない。だから、とても承服はできないから、とにかく臨時総会を開けと、あらためてちゃんと説明しろと、わかっておるのかこらと、第六回理事会の流れを主導したうえで10月4日という臨時総会の日程まで示してやったのは、ほかならぬこのおれなのだからな。おかげで事務局、もーいーくつねーるーとー、と10月4日までのカウントダウンをはじめることができたのである。しかも、10月4日の臨時総会には、おれの姿はないのである。おれからぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあいわれなくても済むのである。
しかし、念のためにいっとくけど、ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあというテンションの問題はべつにして、合理や論理、ものの道理といった点について述べれば、どちらかといえばおれのほうに分がある。というより、名張まちなか再生委員会が無茶苦茶だったのである。おれが委員会に入ったのは去年5月のことであったが、それ以前から、委員会運営の無茶苦茶ぶりはおれの耳にも聞こえていた。いつどこでだれが決めたのかもわからないようなことが、委員会の決定としてまかり通っていた。だからこそ、委員会の内部に、意思決定のプロセスにかんするルールを明確にするべく、規約改正の話がもちあがっていたのである。したがって、規約改正がうんぬんされはじめた時点で、ちょっとやばいかな、とは思っていたはずなのである。だれが思っていたのかというと、名張まちなか再生委員会に加わっていた名張地区まちづくり推進協議会のみなさんが、である。
今年に入って、決定的にやばいな、という事態が訪れた。6月5日の第四回理事会で、やなせ宿の運営管理を受託しているまちなか運営協議会はいまだ正式に発足していない、とおれが指摘してやったからである。まさにいつどこでだれが決めたのかもわからないというしかないことであるが、名張まちなか再生委員会の内部組織として結成されるはずだったまちなか運営協議会が、委員会とは無縁な民間組織として誕生したことになっていたのである。しかしおあいにく、そんなのはみんな無効だばーか、と第四回理事会で指摘してやった時点で、これは決定的にやばいな、ということになったはずである。このインチキは正当化できないな、という自覚が生まれたはずである。それゆえに、第五回理事会はいつまでも開かれず、理事の有志が署名を集めて理事会の開会を要請するという異常事態に発展した。ようよう開かれた第五回理事会では、なぜかアンケートが議題にされ、委員会に加わっていた名張地区まちづくり推進協議会メンバーのほとんどが退会したと報告があった。つづく第六回理事会では、名張市が委員会から脱会するという表明があってもうてんやわんやのちゃんわちょんわ、予想もできなかった異常事態が眼前にくりひろげられて理事会は大騒ぎになってしまったのであったが、そこから10月4日の臨時総会まで、きれいに道筋をつけてやったのはおれなのである。
だから事務局も、もう少しおれに感謝すべきであると思うぞ。いちどくらい、魚民名張西口駅前店でおれに酒をおごっても、罰なんか全然あたらんと思うぞ。いやまあ、事務局には以前、居酒屋中むら西口店でおごってもらった恩義もあるのだが、あれはあれ、これはこれである。な、いちどくらい飲ませろよ、とおれは思う。おれにおごるというよりも、10月4日をもって名張まちなか再生委員会の事務局がこの世から消滅する、そのお祝いとしてぱぁーッと盛りあがらなくてどうするよ。ほんと、こんなめでたいことはないんだからな。便所の行き帰りにスキップしてるくらいでは、喜びを全面的に表現することなんてとてもできないはずである。だから、おれにたいする感謝の気持ちと事務局スタッフ全員の喜びをこめて、ぱぁーッと行こうぜばぁーッとお。
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