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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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ゆうべもまた、会議であった。地域社会の害虫、名張まちなか再生委員会の歴史拠点整備プロジェクトチームが、またしても会議を開いたのである。いったい何回目の会議なのか、だれにもわからなくなっているのであろう、事項書にも回数の記載はみられない。

   
歴史拠点整備プロジェクト会議事項書
 
日時:平成21年4月27日(月)19時30分〜
場所:名張市役所304会議室

1.あいさつ

2.報告事項
 1)第2回・3回理事会報告
 2)その他

4.協議事項
 1)歴史拠点整備プロジェクト5年間の検証について
 2)組織の再編も含めた規約の改正について
 3)その他

5.その他

「2.」のあとがいきなり「4.」になっているところにも、会議会議でいやになる、というプロジェクトチーム全体のどよーんとした倦怠感がうかがえる。そもそもきのうの会議では、「2.」のあとに「4.」がつづいているという誤りを指摘する出席者さえおらなんだ。というか、中先生もいま、ここにこうして書き写してはじめて、ありゃりゃ、と気がついたわけなのであって、もうやだ、会議やだ、ほんとやだ、と心の底から思われてくる。だからやっぱり、一日も早く名張まちなか再生委員会をぶっ壊してやらなければならんな、と決意を新たにした次第である。

で、なんの会議であったのか。規約改正のための会議である。名張まちなか再生委員会の金科玉条たるべき規約には、やたらに不備が多いんじゃね? ということで、その改正が進められている。4月17日に開かれた理事会では、規約改正委員会も発足をみた。

4月18日:規約改正委員会発足すの巻

規約のここをこうすれば? みたいなことをプロジェクトチーム単位で話し合い、その結果を集約したうえで、規約改正委員会が改正案をまとめる、ということになっている。

きのうの会議では、歴史拠点整備プロジェクトチームがなくなってもかまわない、プロジェクトチーム制度そのものをご破算にすることさえOKである、との合意にいたった。規約第六章「再生整備プロジェクトチーム」をはじめとした規約の骨格に、つまりは名張まちなか再生委員会という組織のありかたそのものに、大胆な改正のメスが入れられるべきである、というのがプロジェクトチームとしての結論である。組織再編の要あり、いまの組織は全然あかん、ということである。

問題になっている規約第二条も、なにしろ問題になっているのだから、むろん問題になった。

   
第2条 この委員会は、「名張まちなか再生プラン」を指針として取り組む、市民・事業者・行政などの多様な主体協働の各事業を継続的かつ円滑に運営するための総合的執行管理に対し、意見具申又は答申を行い、支援することをもって名張地区既成市街地の再生を図ることを目的とする。なお、「名張まちなか再生プラン」とは、名張市が、名張市総合計画に位置づけられた「まちの顔づくりプラン」の実現に向け、平成17年3月に市民・事業者・行政の共通共有の計画として、策定したものである。

この意味不明な日本語はなによ、ということなのであるが、こんなのはいくら協議してみたところでどうなるものでもない。ちかく開かれるはずの規約改正委員会の場で、規約改正委員のひとりとして、この第二条のわけのわからなさだけを手がかりに名張まちなか再生委員会をぶっ壊してやる所存である、と宣言しておいた。

以上のようなところであるが、もうひとつ、やなせ宿をめぐる情報公開請求の話もまとまった。歴史拠点整備プロジェクトチームは、名張市に対して、公文書公開請求をおこなう、ということが決まったのである。やなせ宿にかんしてどんな公文書が存在しているのか、それすらよくわからん状態ではあるのだが、とにかく名張市には、やなせ宿の情報をぱっぱかぱっぱか公開してもらう。そういうことになった。ここにお知らせしておく次第である。

下にかかげるのは、本日付コメントの参考画像。このエントリにも無縁ではないが、おととしの「広報なばり」8月12日号に掲載されたやなせ宿の記事である。「この細川邸の管理・運営は公設民営方式とし、交流の場としてだれもが気軽に集える空間とするために、建物の補修やトイレの新設、駐車場の整備などを進めます」などと書いてある。よくぞほざいた。

20090428a.jpg

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公文書公開請求から住民監査請求へという件について
 ●歴史拠点整備PT様
 ご投稿ありがとうございます。
 早いもので、名張まちなか再生委員会に加えていただいてから、十一か月ちかくが経過いたしました。一日も早くあの委員会、ぶっ壊してやりたいものだ、おらおらおらおら、と決意を新たにしているところです。
 さて、公文書公開請求の件にかんして、名張まちなか再生委員会の事務局をひとことフォローしておきますと、「関連資料の提出を事務局に求めたが受け入れられず」とあるのはいささか正確さを欠いた表現で、4月27日の会議における事務局の主張は、関連資料をお見せすることはできる、しかし、関連資料のコピーをお渡しすることはできない、といったことでした。なんとも根拠が不明で、ようわからん話ではありましたけど。
 公文書公開請求でどんな資料が出てくるのか、たいしたものは期待できないかもしれませんが、この名張市という名のインチキ自治体をぼこぼこにしてやるうえで、多少の効果はあるかもしれません。今後の可能性としては、公文書公開請求につづいて住民監査請求を提出する、という流れもあるはずで、私としては、名張まちなか再生事業でコンサルタントに流れてしまった税金、三千万円とも五千万円ともいわれている闇の予算のことですが、あの明細を明らかにしたうえで、きっちり住民監査請求をかましてやる、というのも面白いかと思うのですが、ま、行けるところまで行くのがいいだろうと考えております。
 今後ともよろしくお願いいたします。
人間豹 URL 2009/04/29(Wed)10:56:16 編集
公文書公開請求について
公文書公開請求に至る経緯

旧細川邸の整備事業は5年間にわたり歴史拠点整備PT(プロジェクトチーム)が行ってきた事業のすべてであり、まちなか再生事業の核である。
その旧細川邸が「やなせ宿」としてオープンしてから1年になろうとする今、この施設がまちなか再生にどのように寄与してきたか検証する事は、歴史拠点整備PTに科せられた使命であり、まちなか再生に最良の方法で機能するよう見守る責任があると考える。
 当初、「名張まちなか再生委員会の中心的立場で事業の推進を図り、それぞれの専門プロジェクトを見守る中で、事業実施に対しての支援と提案と監査の役割を果たす」という目的で承認されたにもかかわらず、やなせ宿の運営のみに目的変更された「まちなか運営協議会」に対し、まちなか再生委員会歴史拠点整備PTはその責任において支援と提案と監査の役割を果たすべきであると考える。
 そこで、歴史拠点整備PTは検証材料として「やなせ宿」関連資料の提出を事務局に求めたが受け入れられず、やむを得ず名張市に対して、公文書公開請求をおこなう事となった。    

   H21.04.28 名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトチーム
歴史拠点整備PT 2009/04/28(Tue)16:03:48 編集
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