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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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膝のぐあいが悪い。急に寒くなったこともあって、よけいにからだが縮こまったような感覚がある。もともと繊細な人間であるせいか、肉体に少しでも変調があると、たちまち精神に影響する。士気が阻喪し、意気が銷沈する。名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して名張市長から頂戴した回答に、さらに重ねて質問を、とは思うのだが、どうでもいいやという気になってくる。

しかしこれは、いたしかたのないことかもしれない。なにしろあの回答である。

9月19日:突然ですが胡蝶の舞 前篇
9月20日:突然ですが胡蝶の舞 後篇

最初から、蟻地獄であることは知れていた。のがれようはない。だれがみたってそうであろう。だというのに、名張市長の回答には、あいもかわらず、恥知らずなほどにしらじらしいいいわけ、いいのがれ、いいつくろいしかみあたらない。まことに見苦しい。やなせ宿は歴史資料館を主用途として整備された、という発言が虚偽であったと認めないかぎり、見苦しさは度を増すばかりであろう。あほらしくてやってられん、という気になる。

ちんたらちんたらしてるのがいやになった、ということもある。だからもう、やなせ宿にかんする質問はいったん打ち止めとして、新しい質問を送信した。新しいというよりは、名張市は乱歩をどうする気? という本命の質問である。送信IDは20080928095334439とのことであった。内容はつぎのとおり。

   
ご回答ありがとうございました。やなせ宿にかんするお尋ねはひとまずここまでとし、新しい質問を提出いたします。つぎの一点です。

・名張市立図書館が所蔵する江戸川乱歩関連資料を活用するための具体的な方針はあるか。

念のために申し添えますと、展示用資料のことをお尋ねしているわけではありません。市立図書館が開館準備の段階から収集してきた図書や雑誌などの資料のことです。この点につきましては、昨年の2月から3月にかけて、名張市教育委員会の当時の教育次長にお訊きしたのですが、お答えはいただけませんでした。その後、公文書公開請求によって確認したところでも、乱歩関連資料の活用にかんする公文書は存在していないとのことでしたので、具体的な方針はまとめられていないものと推測される次第ですが、念のためにお尋ねいたします。

ご多用中恐縮ですが、よろしくご回答たまわりますようお願いいたします。

2008/09/28

軽く釘を刺しておいたけれど、展示のための資料を問題にしているのではない。眺めるものではなく、あくまでも読む資料である。どうも名張市役所あたりでは、本を読むという習慣のない人間が多いせいか、資料は展示するものと相場が決まっているようである。だから乱歩関連資料の活用というと、ハコモノを整備してなにかを展示するという話になる。そういう話にしかならない。

しかし、そんな話をしているのではない。新しい施設を整備する、などという話ではまったくない。すでにある資料、市立図書館が収集し所蔵している乱歩関連資料をどう活用するのか、という問題である。望むべくもないことであろうが、誠意ある回答というやつを期待したい。
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