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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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昨24日夜、名張市役所で名張まちなか再生委員会の乱歩関連事業検討委員会が開かれた。なんか最近、こんなことばっか書いてる気がする。こんなことではいかんのではないかという気もするのだが、すみやかに報告を進める。7月15日におこなわれた乱歩関連事業検討委員会のつづき、このブログ的には、7月18日付エントリのつづきである。

7月18日:モニュメントが必要なのか

桝田医院第二病棟跡地に整備される江戸川乱歩生誕地碑広場に、新たなモニュメントを設置する必要があるのかどうか。先週の委員会では、約二百万円をかけてモニュメントをつくるという名張市側の構想が明らかにされたので、その半額の百万円をよこすのであれば、コンサルタントとしてモニュメントの話に乗ってやる、と伝えておいた。しかし、名張市からはなんの音沙汰もなかった。

きのうの委員会では、まずその点に苦言を呈した。人が毎晩10時まで電話の横で名張市からの連絡を待っていたというのに、梨のつぶてとはいったいどういうことか。おちょくっとるのか。コンサルタントをないがしろにしたらどんなことになるか、骨身にしみるまで思い知らせてほしいというのか。ならば、思い知らせてやろう。モニュメントの一件、完膚なきまでに叩きつぶしてやろう。

そこで、名張市サイドに確認した。かりにこの委員会でモニュメントはつくらないと決まった場合、名張市にはその決定をうけいれる用意があるのか、と尋ねた。うけいれる、とのことであった。上等である。だから叩きつぶしてやった。きれいに叩きつぶしてやった。モニュメントの話はなかったことになった。予定されていた税金二百万円の無駄づかい、未然に防ぐことができたのである。この点、名張市民各位に胸を張って報告しておきたい。しかしまあ、浮いた二百万円もどっかべつのとこで無駄づかいされることになるのかもしれんが。

叩きつぶしてやったといっても、横車を押したわけではまったくない。横車というなら、むしろ名張市のおはこであろう。モニュメントの話だって、まったくの横車である。名張市が何かを考えたとしたら、それはろくでもない考えである。名張市が何かを決めたとしたら、決定にいたるプロセスはきわめて不当なものである。モニュメントの話だって、ご多分にもれない。じつに不当なプロセスを経て、まさにろくでもないものに税金がつかわれようとしていた。だから、不当でろくでもない点を指摘してやれば、それだけでことは足りる。委員の賛同が得られる。結果はすぐに出た。ごくまっとうな、常識的な、おおかたの市民の納得を得られるはずの答えである。すなわち、名張まちなか再生委員会の乱歩関連事業検討委員会は、今年度実施される江戸川乱歩生誕地碑広場整備事業においてモニュメントをつくるべきではない、との結論にいたった。この判断はそのまま、名張市の判断となる。そのはずである。

余談ながら、名張市行政の全般にわたって、こうした事例はごろごろしているのではないか。おおざっぱにいってしまえば、名張市が何かを考え、何かを決めたとしたら、それは少なからぬ場合において間違いなのである。その間違いを未然に防ぐには、名張市の内部にもぐりこみ、何かが考えられ、決められてゆくプロセス、その現場に立ち会っておかしな点を指摘してやる必要がある。そうしないかぎり、名張市は際限もなく間違いを犯しつづけるのではないか。

間違いといえば、きのうの委員会では、あの不細工な案内板はどうする気だ、という問題でも一発かましておいた。この案内板である。

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幼稚園児の切り貼り遊びというしかない、なんともおそまつな案内板である。一日二十四時間、一年三百六十五日、瞬時の休みもなく、名張市ならびに名張市教育委員会がいかにあほかということを満天下に発信しつづけてくれている案内板である。名張市と名張市教育委員会があほであるというのはまぎれもない事実であるが、それをひろく世間に訴えたいというのであれば、名張市の庁舎に「てまえどもはあほでございます」と大書した垂れ幕でもぶらさげておけばいいのである。何もこんな案内板でみずからのあほを売りこむことはないではないか。したがってこの案内板、本来であれば撤去すべきなのであるが、そこまではいわない。いったって、撤去なんかできるわけがない。しかし、あきらかな誤りは訂正しろよな、ということは、6月1日の名張まちなか再生委員会の総会でいっておいた。案内板を担当した歩行者空間整備プロジェクトのリーダーからは、検討しますとの返答があった。7月30日の役員会ではその検討の結果も発表されるんだろうな、ときのうの委員会で念を押しておいた。

あすにつづく。つづかないかもしれない。なんかもう、どうだっていい感じなんだけど。
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