三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館が知の殿堂に生まれ変わった。きのうのことである。やなせ宿連続講座やなせ塾の第一回が開催された。ドタキャンはなかった。きのう夕刻、講座の会場であるやなせ宿で、講座の主催者代表、すなわち名張市が天下に誇るうすらばか集団、名張まちなか再生委員会の歴史拠点整備プロジェクトのリーダーにお会いして、やなせ塾の第三週と第四週をやる気はあるのかこら、とお訊きしたところ、やりますやります、とのことであったので、ならばドタキャンの要はない。無事開催の運びとなった。
で、やなせ塾の玄関はこんな感じになった。
この写真を撮っているとき、何かの気の迷いででもあろうか、やなせ塾受講のためにやなせ宿に足を運んでくださるかたがあって、ちょっと中さん、あんたこのあいだ黒蜥蜴みにいってた? などと質問を受けた。たしかに6月19日の木曜、大阪の梅田芸術劇場で美輪明宏さんの「黒蜥蜴」を観劇した。そのかたのお嬢さんもおなじ日にいらっしゃったそうで、当方の姿を目撃なさったらしい。観客はほとんどが女性だったから、男というだけで目立ったのであろう。それにまあ、ビジュアル系でもあることだし。
写真右にみえるのは、ふだんはやなせ宿名物ワンデイシェフのメニューを掲出してあるイーゼルだが、やなせ塾のチラシを貼ってもらってこんな感じになった。
ワンデイシェフではホットコーヒーならびにアイスコーヒーを三百五十円でご堪能いただける、みたいなことはどうでもいいのだが、このチラシに掲載されている犬の写真がとても可愛い、ということで、講座終了後、あのチラシいただけません? と尋ねてくださる女性があった。犬を可愛いといってもらえただけでもうれしいのに、それがまた若くて可愛いお嬢さんだったものだから、ほいほい喜んでチラシをお渡しした。それにしても、小春ちゃん、大人気。
ドタキャンのお詫び用に用意してあったラムネは、こんな感じで冷やしてあった。昭和の風情を表現するため、あえてモノクロの写真とする、というわけではないのだが、この一枚、カラーだと「ファイル送信容量が大きすぎます。(85162bytes超)」との表示が出て、なぜかアップロードできない。しかたなくモノクロとする。
結局ドタキャンとはならなかったので、このラムネは不要となった。だからといって、アピタ名張店に返品するわけにもまいらぬ。おいでくださったみなさんにお飲みいただいた。
そんなこんなで、やなせ宿のやなせ塾、その第一回が開幕した。自分でいうのもあれなのだが、じつに適当なものであった。テーマは「名張の歴史を知る」、サブテーマは「藤堂家と初瀬街道」であったのだが、藤堂家も初瀬街道もどこにも出てこんかったぞ。こんなことでいいのか、と思いつつ、早くビールを飲みたいから、という理由で適当に切りあげた。それでも午後6時40分にはじまり、休憩を入れて、8時20分ごろまでしゃべっていたであろうか。おつきあいいただいたみなさんには、心からお礼を申しあげたい。
そして閉講後、驚くべき事実が判明した。うちあげの段取りをしてないというのである。そんなことだからうすらばかと呼ばれるのだこの名張まちなか再生委員会のうすらばか、なんとかしろ、酒を飲ませろ、と強硬に迫ったところ、つぎですねんつぎですねん、中さんつぎの第二週にはうちあげの準備をしてますねん、とのことであったから、眠たいことほざいてんじゃねーぞこら、講座がなくたって酒の席だけは準備するのが人の道というものであろうが、人に酒を飲ませぬとはいったいどういう料簡だ、とさらに強硬に迫った甲斐があって、番じゃ屋敷に行くことになった。
番じゃ屋敷に行ってみたら、ほぼ満席である。こんな死に絶えたようなまちのどこから湧いてくるのかと思われるくらい、若い衆でいっぱいであった。しかたがない。おなじ榊町にある松房に会場を変更し、いいだけ酔っぱらってから、ふたたび番じゃ屋敷の扉を開いた。カウンターに陣取ったのだが、たまたま隣りあわせになった女性の日本語がちょっと変だったので、中国人かよ、と尋ねたら、アメリカのかたであった。世の中わからないものであるが、酔っぱらいのこととて、失礼の段は大目にみていただけたようである。なにしろまあ、ビジュアル系でもあることだし。
それでまあ、そんなようなことであった。無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館を知の殿堂に生まれ変わらせるやなせ宿連続講座やなせ塾は、関係各位のおかげをもって無事にスタートした。ご尽力いただいたみなさんや、わけてもわざわざ足をお運びいただき、当方の未熟な芸におつきあいくださったみなさんには、あらためて心からの謝意を表しておきたい。とともに、第二回となる7月5日の講座にもお運びをいただくよう、お願いを申しあげておく。もうドタキャンネタはつかわないから、その点はご安心いただきたい。
で、やなせ塾の玄関はこんな感じになった。
この写真を撮っているとき、何かの気の迷いででもあろうか、やなせ塾受講のためにやなせ宿に足を運んでくださるかたがあって、ちょっと中さん、あんたこのあいだ黒蜥蜴みにいってた? などと質問を受けた。たしかに6月19日の木曜、大阪の梅田芸術劇場で美輪明宏さんの「黒蜥蜴」を観劇した。そのかたのお嬢さんもおなじ日にいらっしゃったそうで、当方の姿を目撃なさったらしい。観客はほとんどが女性だったから、男というだけで目立ったのであろう。それにまあ、ビジュアル系でもあることだし。
写真右にみえるのは、ふだんはやなせ宿名物ワンデイシェフのメニューを掲出してあるイーゼルだが、やなせ塾のチラシを貼ってもらってこんな感じになった。
ワンデイシェフではホットコーヒーならびにアイスコーヒーを三百五十円でご堪能いただける、みたいなことはどうでもいいのだが、このチラシに掲載されている犬の写真がとても可愛い、ということで、講座終了後、あのチラシいただけません? と尋ねてくださる女性があった。犬を可愛いといってもらえただけでもうれしいのに、それがまた若くて可愛いお嬢さんだったものだから、ほいほい喜んでチラシをお渡しした。それにしても、小春ちゃん、大人気。
ドタキャンのお詫び用に用意してあったラムネは、こんな感じで冷やしてあった。昭和の風情を表現するため、あえてモノクロの写真とする、というわけではないのだが、この一枚、カラーだと「ファイル送信容量が大きすぎます。(85162bytes超)」との表示が出て、なぜかアップロードできない。しかたなくモノクロとする。
結局ドタキャンとはならなかったので、このラムネは不要となった。だからといって、アピタ名張店に返品するわけにもまいらぬ。おいでくださったみなさんにお飲みいただいた。
そんなこんなで、やなせ宿のやなせ塾、その第一回が開幕した。自分でいうのもあれなのだが、じつに適当なものであった。テーマは「名張の歴史を知る」、サブテーマは「藤堂家と初瀬街道」であったのだが、藤堂家も初瀬街道もどこにも出てこんかったぞ。こんなことでいいのか、と思いつつ、早くビールを飲みたいから、という理由で適当に切りあげた。それでも午後6時40分にはじまり、休憩を入れて、8時20分ごろまでしゃべっていたであろうか。おつきあいいただいたみなさんには、心からお礼を申しあげたい。
そして閉講後、驚くべき事実が判明した。うちあげの段取りをしてないというのである。そんなことだからうすらばかと呼ばれるのだこの名張まちなか再生委員会のうすらばか、なんとかしろ、酒を飲ませろ、と強硬に迫ったところ、つぎですねんつぎですねん、中さんつぎの第二週にはうちあげの準備をしてますねん、とのことであったから、眠たいことほざいてんじゃねーぞこら、講座がなくたって酒の席だけは準備するのが人の道というものであろうが、人に酒を飲ませぬとはいったいどういう料簡だ、とさらに強硬に迫った甲斐があって、番じゃ屋敷に行くことになった。
番じゃ屋敷に行ってみたら、ほぼ満席である。こんな死に絶えたようなまちのどこから湧いてくるのかと思われるくらい、若い衆でいっぱいであった。しかたがない。おなじ榊町にある松房に会場を変更し、いいだけ酔っぱらってから、ふたたび番じゃ屋敷の扉を開いた。カウンターに陣取ったのだが、たまたま隣りあわせになった女性の日本語がちょっと変だったので、中国人かよ、と尋ねたら、アメリカのかたであった。世の中わからないものであるが、酔っぱらいのこととて、失礼の段は大目にみていただけたようである。なにしろまあ、ビジュアル系でもあることだし。
それでまあ、そんなようなことであった。無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館を知の殿堂に生まれ変わらせるやなせ宿連続講座やなせ塾は、関係各位のおかげをもって無事にスタートした。ご尽力いただいたみなさんや、わけてもわざわざ足をお運びいただき、当方の未熟な芸におつきあいくださったみなさんには、あらためて心からの謝意を表しておきたい。とともに、第二回となる7月5日の講座にもお運びをいただくよう、お願いを申しあげておく。もうドタキャンネタはつかわないから、その点はご安心いただきたい。
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