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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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あいかわらず、浮世離れした話題である。名張まちなか再生委員会に入って、ひとつわかったのは、コンサルタントというのはどうやらぼろいらしい、ということである。ぼろいといったって、おんぼろのぼろではなく、ぼろ儲けのぼろである。やなせ宿というか、名張まちなか再生プランにからんで、今年度だけで四百五十万円がコンサルタントへ流れることになっているのであるが、あまりたしかではない消息筋からの情報によれば、名張市からコンサルタントに、すでに二千万円もの税金が渡ってしまっているという。たしかにぼろそうである。そこで、コンサルタントになることとした。

こういう声は、最近、周囲からも寄せられていた。なぜか。コンサルになったら少しはおとなしくなるのではないか、という期待が、官民双方に存在するからである。もしもコンサルタントになったとしたら、当方にとって名張市は貴重なクライアントである。コンサルタントたるもの、まさかその名張市に住民監査請求をかましたりはできぬではないか。名張市長にたいして、駅弁大学の御用学者研究室に無駄に税金ふんだくられてんじゃねーぞ、と百五十万円の返還を求めたりはできぬではないか。だからコンサルになって名張市と契約を結べ、そして静かに仕事をやれ、いちいちぎゃあぎゃあ吠えたてるな、そしたら名張市はどれだけ平和になることか、といった声が最近、とみに寄せられるようになった。一理ある。

それでいったい、なんのコンサルタントになればいいのか。よく聞くのは経営コンサルタントというやつだが、ほかにも建築であるとかマーケティングであるとか、いろいろと思い浮かぶ。しかし、当方に務まりそうなものは見あたらない。だから、せいぜいがまあ、知性派コンサルタント、みたいなことになるであろうか。もうひとつ、ビジュアル系コンサルタントというのも思いついたのだが、ビジュアルを売りにしてるコンサルタントってどうよ、と思わざるをえない。素のばか? みたいな感じで、あまり感心しない。それにだいたい、売りになってねーし。

それでまあ、6月1日、名張まちなか再生委員会の総会があった日を期してコンサルタント業を開業した、ということにして、初仕事がこれである。クライアントは名張ロータリークラブであった。

毎日新聞:江戸川乱歩:知ってるかな 名張ロータリーク、中学生らに「手帳」6000部 /三重(6月27日)
中日新聞:足跡たどる「乱歩手帳」 名張RCが市内の中学生に配布(6月27日)
産経新聞:「少年少女乱歩手帳」3400部、名張ロータリークラブが市教委へ寄贈 三重(6月28日)

世のロータリークラブやライオンズクラブは、6月30日で年度が終わることになっている。だから、この時期にこういう寄贈のニュースが報じられると、はっはーん、予算消化のための寄贈だな、と勘ぐるのが意地の悪い人間というものである。年度末になると道路をほじくり返してがちゃがちゃ工事してるお役所とおんなじだな、とかそういう意地の悪いことをいってはほんとだめだと思う。

さて、名張ロータリークラブの「少年少女乱歩手帳」という初仕事をなんとかこなした新進気鋭のコンサルタントとして、ここに正直な感想を記しておくとするならば、コンサルタントって全然ぼろくねーじゃん、といったところであろうか。先が思いやられる次第である。
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