三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうのことである。ちょっとした用事があって、伊賀市四十九町にある三重県伊賀県民センターに足を運んだ。もとの伊賀県民局である。いまから四年前、三重県が天下に誇った官民合同事業「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」がロングランで開催されていた当時には足しげく通い、二〇〇四伊賀びと委員会のうすらばかをさんざっぱら叱り飛ばしてやった場所である。てめーこら知事を呼べ知事を、と天下の三重県職員に悪口雑言罵詈讒謗のかぎりをつくしてやった場所である。
なんだか懐かしす、とか思いながら、玄関に開設されていた島ヶ原の名物醤油はさめず即売コーナーなんかをぼんやりながめていたとき、旧知の伊賀市民のかたにばったりお会いした。少し時間があったので、ロビーのソファにすわってしばらく話したのだが、現在ただいま、伊賀市民の最大の関心事は、つぎの市長に誰が就任するのか、ということであるらしい。現職はすでに今月6日、6月定例会の所信表明において、今期かぎりで引退することを表明していらっしゃる。それより早く、今年11月の市長選挙に名乗りをあげた伊賀市職員OBもいらっしゃるし、ほかにも出馬濃厚とうわさされる人がいらっしゃると仄聞する。
で、知人によれば、どうもろくな候補者がいない、ということらしい。伊賀市内にはこれといった人材が見あたらないから、市外からひっぱってくるしかない、ついてはおまえ、伊賀市の市長になる気はないか、と水を向けられた。もとより当方、三重県伊賀地域を代表する知性と呼ばれてひさしい人間である。伊賀市の市長になったとしたら、伊賀市民はきわめて賢い選択をしたということになるはずである。とはいえ当方、いずれ名張市の市長にならねばならぬかもしれぬ人間でもある。むろん、そんなことはいやである。願いさげである。市長になんかなりたかねーや。
しかし、運命というやつがむこうから扉をノックしてきたら、こちらは扉を開けるしかないのではないか。いまこの時期に、というか、名張市長選挙は再来年春のことなのだが、名張市の財政がいよいよあぼーんするかもとささやかれている時期に市長になるなんて話は、少しでも計算のできる人間なら迷わずスルーしてしまうはずである。あえて貧乏くじを引くなどというのは、利口な人間のすることではない。しかし、運命のノックには、さからうことができぬのではないか。ばかじゃできない、利口じゃやらぬ、か。いやー、どうしたものかなあ、とか思い悩みつつ、きのうのところは笑ってごまかしておいた。むこうもべつに、本気で水を向けてくれたわけではなかったようだが。
なんだか懐かしす、とか思いながら、玄関に開設されていた島ヶ原の名物醤油はさめず即売コーナーなんかをぼんやりながめていたとき、旧知の伊賀市民のかたにばったりお会いした。少し時間があったので、ロビーのソファにすわってしばらく話したのだが、現在ただいま、伊賀市民の最大の関心事は、つぎの市長に誰が就任するのか、ということであるらしい。現職はすでに今月6日、6月定例会の所信表明において、今期かぎりで引退することを表明していらっしゃる。それより早く、今年11月の市長選挙に名乗りをあげた伊賀市職員OBもいらっしゃるし、ほかにも出馬濃厚とうわさされる人がいらっしゃると仄聞する。
で、知人によれば、どうもろくな候補者がいない、ということらしい。伊賀市内にはこれといった人材が見あたらないから、市外からひっぱってくるしかない、ついてはおまえ、伊賀市の市長になる気はないか、と水を向けられた。もとより当方、三重県伊賀地域を代表する知性と呼ばれてひさしい人間である。伊賀市の市長になったとしたら、伊賀市民はきわめて賢い選択をしたということになるはずである。とはいえ当方、いずれ名張市の市長にならねばならぬかもしれぬ人間でもある。むろん、そんなことはいやである。願いさげである。市長になんかなりたかねーや。
しかし、運命というやつがむこうから扉をノックしてきたら、こちらは扉を開けるしかないのではないか。いまこの時期に、というか、名張市長選挙は再来年春のことなのだが、名張市の財政がいよいよあぼーんするかもとささやかれている時期に市長になるなんて話は、少しでも計算のできる人間なら迷わずスルーしてしまうはずである。あえて貧乏くじを引くなどというのは、利口な人間のすることではない。しかし、運命のノックには、さからうことができぬのではないか。ばかじゃできない、利口じゃやらぬ、か。いやー、どうしたものかなあ、とか思い悩みつつ、きのうのところは笑ってごまかしておいた。むこうもべつに、本気で水を向けてくれたわけではなかったようだが。
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