三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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たしかに釈然としないかもしれません
ご投稿ありがとうございます。
地域づくり委員会の規約上では、地域住民のコンセンサスのもとに地域交付金の使途を決定する、というようなことになっているはずなのですが、実際には、委員会の役員が独断で意のままにつかっている、と断じてしまうのは危険だとしても、役員が意のままにつかっているように一般住民に感じられてしまう、といったことは、たぶんあるだろうと思います。要するに、役員によって決定された交付金の使途が、住民の共感や納得を得られていないということでしょう。
共感や納得を得るためには、日常的に地域の実情や課題に目を配り、それにどう対処すればいいのかをつねに考えている必要があるわけですが、実際にはなかなか難しいことかもしれません。いずれにしても、本質的にはやはり地区それぞれの問題であり、優等生的なものいいになって面映ゆいのですが、地域づくり委員会が住民の知恵をいかに結集してゆくか、それを考えることが事態の改善につながるのではないでしょうか。
いわゆるばらまきが望ましいものではないということは、いまや国民的了解事項だといっていいと思いますが、ばらまきが制度化されている以上、それをうまく利用してやればいいという考え方は当然あるはずです。ところが、うまく利用できるだけの知恵がないためにえらいことになっている、というのが新町の細川邸で、国土交通省のまちづくり交付金によって名張まちなかの再生を図ることにしたのはまあいいとしても、とにかく知恵がありません。
細川邸を具体的にどう運営するのか、それがまったく決まっていないにもかかわらず、ばらまかれた交付金を期限内につかわなければならないというただそれだけの理由で、来年2月末完工を目標に改修工事が着々と進んでいる最中です。運営内容の決定をゆだねられている名張まちなか再生委員会は、それをただ拱手傍観しているだけのようです。こんな信じられないような話が平気でまかり通っているのが名張市というところなのですから、その名張市によって制度化された交付金が、かりに釈然としないつかわれ方をしている場合があっても、ある意味当然のことなのかもしれません。
隠街道市の50万円という予算は、あくまでも事前に算定されていたかりそめの金額で、きのうも記しましたとおり、実際にどれだけの費用が必要だったのか、市役所で調べただけではわかりません。名張商工会議所が共催していましたから、商工会議所からいくばくかの予算が出ている可能性もあります。しかし、一市民が地域づくり委員会や商工会議所に照会して、費用の明細を確認することが可能なのかどうか。「税金の流用」という表現をあえてもちいるならば、税金が流用された交付金で開催されたイベントなのですから、隠街道市の費用は住民監査請求の対象とはならず、もとより市議会のチェックも働きません。まったく問題なし、とはできないかもしれません。
「よってだーこ」が名張まちなか再生委員会の事業ではないかとのお尋ねですが、名張地区まちづくり推進協議会から名張市に提出された書類には、「よってだーこ」の設置場所や運営日程が記されておりましたので、やはり協議会のほうが運営を手がけていると判断されます。この点については、名張市の都市環境部市街地整備推進室が名張まちなか再生委員会の担当セクションになっていますから、再生委員会が「よってだーこ」にかかわっているのかどうか、電話でお問い合わせになればすぐわかるはずです。
それに私見のかぎりでは、名張まちなか再生委員会はいまや機能不全に陥っていて、活動と呼べるものは何もしていないようにみうけられます。ただし、これもきのう記したことですが、名張地区まちづくり推進協議会と名張まちなか再生委員会とは離れがたく癒着しているみたいですから、両者を混同する人が出てくるのは無理のないことかもしれません。
とりあえず、以上のようなところです。
地域づくり委員会の規約上では、地域住民のコンセンサスのもとに地域交付金の使途を決定する、というようなことになっているはずなのですが、実際には、委員会の役員が独断で意のままにつかっている、と断じてしまうのは危険だとしても、役員が意のままにつかっているように一般住民に感じられてしまう、といったことは、たぶんあるだろうと思います。要するに、役員によって決定された交付金の使途が、住民の共感や納得を得られていないということでしょう。
共感や納得を得るためには、日常的に地域の実情や課題に目を配り、それにどう対処すればいいのかをつねに考えている必要があるわけですが、実際にはなかなか難しいことかもしれません。いずれにしても、本質的にはやはり地区それぞれの問題であり、優等生的なものいいになって面映ゆいのですが、地域づくり委員会が住民の知恵をいかに結集してゆくか、それを考えることが事態の改善につながるのではないでしょうか。
いわゆるばらまきが望ましいものではないということは、いまや国民的了解事項だといっていいと思いますが、ばらまきが制度化されている以上、それをうまく利用してやればいいという考え方は当然あるはずです。ところが、うまく利用できるだけの知恵がないためにえらいことになっている、というのが新町の細川邸で、国土交通省のまちづくり交付金によって名張まちなかの再生を図ることにしたのはまあいいとしても、とにかく知恵がありません。
細川邸を具体的にどう運営するのか、それがまったく決まっていないにもかかわらず、ばらまかれた交付金を期限内につかわなければならないというただそれだけの理由で、来年2月末完工を目標に改修工事が着々と進んでいる最中です。運営内容の決定をゆだねられている名張まちなか再生委員会は、それをただ拱手傍観しているだけのようです。こんな信じられないような話が平気でまかり通っているのが名張市というところなのですから、その名張市によって制度化された交付金が、かりに釈然としないつかわれ方をしている場合があっても、ある意味当然のことなのかもしれません。
隠街道市の50万円という予算は、あくまでも事前に算定されていたかりそめの金額で、きのうも記しましたとおり、実際にどれだけの費用が必要だったのか、市役所で調べただけではわかりません。名張商工会議所が共催していましたから、商工会議所からいくばくかの予算が出ている可能性もあります。しかし、一市民が地域づくり委員会や商工会議所に照会して、費用の明細を確認することが可能なのかどうか。「税金の流用」という表現をあえてもちいるならば、税金が流用された交付金で開催されたイベントなのですから、隠街道市の費用は住民監査請求の対象とはならず、もとより市議会のチェックも働きません。まったく問題なし、とはできないかもしれません。
「よってだーこ」が名張まちなか再生委員会の事業ではないかとのお尋ねですが、名張地区まちづくり推進協議会から名張市に提出された書類には、「よってだーこ」の設置場所や運営日程が記されておりましたので、やはり協議会のほうが運営を手がけていると判断されます。この点については、名張市の都市環境部市街地整備推進室が名張まちなか再生委員会の担当セクションになっていますから、再生委員会が「よってだーこ」にかかわっているのかどうか、電話でお問い合わせになればすぐわかるはずです。
それに私見のかぎりでは、名張まちなか再生委員会はいまや機能不全に陥っていて、活動と呼べるものは何もしていないようにみうけられます。ただし、これもきのう記したことですが、名張地区まちづくり推進協議会と名張まちなか再生委員会とは離れがたく癒着しているみたいですから、両者を混同する人が出てくるのは無理のないことかもしれません。
とりあえず、以上のようなところです。