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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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前総務部長のGJによって、さらにいささかさかのぼれば、市長みずからが主役を演じたことし4月の耐震ゴルフ事件によって、2ちゃんねる的にはおおいに勇名を馳せた伊賀市であるが、わが名張市においてはその手の話題もまったくなく、ただひそかに、人知れず、マイナスポイントばかりが着実に積み重ねられている昨今である。

そうした傾向を端的に物語るのは、やはり細川邸であろう。細川邸の改修工事が終了し、やなせ宿として公開されれば、名張市はかなり大量のマイナスポイントを稼ぐことになる。あきらかな失政の象徴が、具体的なかたちをとって市民にお披露目されるのである。金もないのになーに無駄なものつくってんだばーか、という市民の批判が、あの細川邸に集中することになるのである。責任なんて、だれもとろうとはしないのであろうけれども。

なにしろなんのための施設なのか、それがまったく不明である。目的も意味もまったくわからぬ。ただ税金つかってうわっつらだけ整備してみました、なかみはきれいにからっぽでございます、というだけの話なのである。なんか観光交流施設らしいんですけど、関係者にも何もわかってないわけでございまして、いやもうどいつもこいつもうすらばかなんで困ってしまいますわーっはっは、わーっはっは、どーもさーせんわーっはっは、わーっはっは、という施設が誕生することになるのである。完全無欠のあほなのである。

意味もなく工事が進められている細川邸の、いわばビフォアーの姿がこれ。昨年1月5日に撮影した。

20071115a.jpg

新町の通りからではなく、裏側にあたる名張川のほうから撮影。左手奥にみえるのが母屋、手前にふたつの蔵。この場所でいま、意味もなく工事が進められているのである。

しいて意味をさがせば、予算を消化するという一点にこそ、意味は求められよう。予算消化のための工事なのである。細川邸の改修のみにはとどまらぬ。名張まちなか再生プラン全体の問題である。これまでずっと、何ひとつ決めることができないからずーっと先送りを重ねてきた、そのツケを支払わねばならぬ時期が来たのである。もう先送りはできない。かといって、なんのプランもない。アイデアもない。

だいたいがもう、ものごとを正式に、ルールに沿って、手続きを踏んで決めている余裕さえない。桝田医院第二病棟の活用がまさにそうである。早い話、名張まちなか再生プラン関係者の頭からは、名張まちなかの再生というテーマはみごとにすっかり失われてしまっていて、なんでもいいから涙目でわーっと予算を執行してしまわなければ、もはやどうしようもないのである。あきれ返った話である。大笑いするしかないのである。わーっはっは。わーっはっは。

大丈夫か名張市。ていうか、あほ?
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