忍者ブログ
三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
[90] [89] [88] [87] [86] [85] [84] [83] [82] [81] [80]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨22日、宇流冨志祢神社秋祭りのお旅が営まれた。平尾の神社から新町のお旅所まで、神霊がみこしで遷座した。

午後3時ごろ、みこしが宇流冨志祢神社を出発する。かつぐのは、地元平尾の若い衆。参道の坂をくだり、春日の森をあとにする。

20071023a.jpg

お旅のコースは、上本町から中町、元町、木屋町と直進、左に折れて豊後町、新町。上本町のアーケード商店街では、旧家の前に「御神燈」「奉祝」の提灯が。

20071023b.jpg

みこしのあとには、神職、舞姫、かみしも姿の四頭屋父子。そのうしろにも、祭礼関係者がつづく。木屋町の通り、ジャスコ新名張店リバーナ前を通過。

20071023c.jpg

頭屋は四戸。名張旧町地区のうち、平尾、朝日町、南町と、それ以外のいわゆる町部から、それぞれ一戸が選ばれる。ことし、町部の頭屋は榊町の福廣家がつとめるが、近年は、頭屋に選ばれた家が単独で、というよりも、町部の講員による「町講」が頭屋をうけるという感じらしい。

だから、頭屋の家に設けられる御仮殿(おかりや)も、ことしは榊町の集議所に設営された。

これがきのう午後の榊町集議所。提灯、笹竹、しめ縄、幔幕が、頭屋であることを示している。27日の宵宮で、頭屋が招待客をもてなす場も、この集議所。

20071023d.jpg

お旅の一行は新町、愛宕神社のお旅所に到着し、遷座式がおこなわれて、神霊は28日の祭礼当日までここに鎮座する
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright NAKA Shosaku 2007-2012