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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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やなせ宿にかんするお知らせ。

ちなみに、先日疑義を呈した問題であるが、「やなせ宿」はやはり「やなせじゅく」ではなく「やなせしゅく」と読ませるそうである。どこのあほがこんなことを決めたのかは知らんが、オフィシャルな読みは「やなせしゅく」なのだという。肝心なことは何も決められないくせに、よけいなところで論理も根拠も関係なしにけったいなことを決めてしまう。それが名張まちなか再生委員会クオリティ、ということか。

さて、そのやなせ宿、オープニングイベントの日程が発表された。

名張市公式サイト:広報なばり(テキスト版)5月4週号 いよいよオープン!やなせ宿

6月7日土曜は午前11時から午後4時まで、翌8日日曜は午前10時から午後4時まで、これはもう名張まちなか再生委員会名物というべきであろう、幼稚園児の切り貼り遊びイベント版がくりひろげられる。広報なばりテキスト版から、イベント内容を転記しておく。

・乱歩に関する資料展示
・名張歴史展
・昭和初期展
・名張音頭
・樽太鼓
・名張物産展
・江戸凧作品展
・写真展
・やなせそばの店
・やなせ朝市
・田楽や餅などの店
・山野草展示即売会(山野草は8日のみ)

みごとなまでの寄せ集めである。思いつくかぎりのものをがさがさかき集め、脈絡もなくぺたぺた切り貼りしてみました、これがやなせ宿クオリティです、といったところか。しょせんコミュニティイベントのレベルでしかものを考えられないみなさんのおやりになることである。名張市民各位には、できることなら生温かい眼で見守ってやっていただきたい。

ただし、5月26日夜の乱歩関連事業検討委員会で聞きおよんだところでは、ここに記されている「乱歩に関する資料展示」は流れてしまったらしい。名張まちなか再生委員会が、というか、まちなか運営協議会が、というか、名張市が、というか、とにかく、やなせ宿に展示される予定だった乱歩関連資料の所有者とのあいだでトラブルを起こしたらしく、そのせいで企画がボツになってしまったという。いやー、みてみたかったなあ江戸川乱歩の関連資料。なんとも残念なことである。

いやいや、そんなことより、きのう28日に名張まちなか再生委員会の役員会が開かれ、はたして6月1日の総会に出席できるのかどうか、当方の命運が決したはずなのであるが、ちゃんと連絡をもらえるのかな。
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