三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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5月20日火曜、名張市役所の市街地整備室にメールを送った。
一部を引用。
21日水曜の朝、市街地整備室から電話が入った。やなせ宿について話したいことがあるから、これから訪問したいという。あいにくと当方、目先の仕事で手が離せない。午後3時以降なら時間が取れるので、その時刻に名張市役所まで足を運ぶと伝えた。
午後3時、名張市役所一階ロビー。市街地整備室からは、残念ながらやなせ宿を利用していただくことはできない、との意向が伝えられたのだが、理由がはっきりしない。やなせ宿や名張まちなか再生委員会を批判する集会にやなせ宿を貸すわけにはいかない、といったことらしいのだが、論理も根拠もあったものではなく、どうにも雲を踏むような話でしかない。そこでやや視点を変え、その決定はいったい誰がくだしたのか、と尋ねた。
やなせ宿をつかわせないならつかわせないでいいけれど、それはやなせ宿を運営するまちなか運営協議会の決定なのか、と質問すると、そうではなく、名張市の判断であるという。これもまたおかしな話である。やなせ宿の運営主体はまちなか運営協議会ということになっているのだが、その主体性というのはいったいどのようなものなのか。まちなか運営協議会にはやなせ宿の利用許可にかんする権限がなく、誰につかわせるか、誰につかわせないか、いちいち名張市におうかがいを立てなければならないというのであれば、まちなか運営協議会はやなせ宿の運営主体なんかでは全然なく、ただの管理人じゃねーかばーか、とみるべきであろうと考えられる次第なのであるが、そのあたりをつっついているとまたややこしくなる。
ごくわかりやすい点をつっつくことにして、やなせ宿の利用許可にかんする判断は名張市がくだすというのであれば、その判断の最終的な責任者は名張市長ということになるのだが、そんなふうに認識しておいていいのかな、と尋ねた。確認するまでもなく、これはあたりまえの話である。ただ、この質問はちょっと酷かもしれないなとも思われた。一介の市職員がその場でうかうかはっきり答えてしまったりしたら、あとあとえらいことになるのは眼にみえている。だから、その質問にたいする答えは保留ということにして、その日の話し合いはそのあたりで水に流し、もう少しよく考えたうえであらためて返答してくれと依頼して、一時間あまりにおよぶ面談を終えた。
名張市の市長は市民の言論を平気で封殺する、などということが公になったら、それはやっぱり、いくらなんでも、とてもとってもまずいことになってしまうであろう。こちらはやなせ宿で講演をおこないたい、と希望している。その講演内容を知ろうともせず、講演には使用させませんといきなり頭ごなしに否定してくるのが名張市であり、つまりは名張市長である。それはもう完全に、名張市長が市民の言論を封殺しているということにほかならない。その判断基準は何か。要するに好悪である。快不快である。講演会なんか開かれて、耳障りなことや耳に痛いことを吹きまくられるのはいやだもん、といったことでしかない。あたかも幼児のごとき判断基準である。
むろん、実際のところは知らない。誰がどこでストップをかけているのか、善良な市民には知りようがない。しかし、かたちのうえでは、やなせ宿で講演をおこないたいという当方の申し出が名張市によって一蹴されるのであれば、名張市長が市民の言論を封殺したということになってしまうのである。もしもほんとにそんなことになってしまったとしたら、これはもうなんとも面白い展開だというしかないであろう。当方はまたぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、鬼の首でも取ったみたいにぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、いいだけわめきまくることになるはずである。関係各位はご注意めされよ。
こんどは24日土曜のことである。市街地整備室から、また電話が入った。むろんやなせ宿にかんする連絡で、とりあえず利用の申請書を提出してくれとのことであった。申請はいつから受け付けるのかと尋ねると、6月3日からだという。それは承知しているけれど、電話で仮申請を受け付けているのではないかと確認すると、たしかに受け付けているけれど、いろいろ先約が入っていてなんとかかんとか、との返事である。やれやれ。しかしかまわん。かまわんかまわん。どうだってかまわん。もういうとおりにしてやっがら。6月3日以降、お望みの申請書とやらを出してやっがら。それで文句はねーんだべな。
それにだいたいあれである。きのうも記したそのとおり、来たる6月1日の総会において、当方が名張まちなか再生委員会の委員長になってしまうかもしれんのである。そうなったら委員会主催で講演会をぶちかますことになる。講演では、さあみなさん、きょうも暑い一日となりましたが、やなせ宿は快適です、真新しいエアコンが快適な環境を保ってくれているからです、ところでこのエアコンを納品したり工事したりした業者はといいますと、以下略、みたいなことも洗いざらいばらすことになるかもしれないから、関係各位はご注意めされよ。
さて、市街地整備室にメールを送信したのとおなじ5月20日火曜、名張市公式サイトの「市長への手紙」にも投稿した。
文面はつぎのとおり。
かように催促したにもかかわらず、回答はまだである。複雑な話ではまったくない。答えてくれるのか答えてくれないのかそれを答えてくれと依頼したのに、答えてくれるのか答えてくれないのかそれを答えてくれないのである。どうなっておるのか。ただまあ、これも言論の封殺であることには変わりがないであろう。質問に答えようとしない。相手の言論を無視してしまう。相手の存在を完全に黙殺してしまう。オーウェルの「一九八四年」ふうにいえばアンパーソンにしてしまうということなのだが、こんな幼稚拙劣な手法がこの時代、首尾よく通用すると本気で思うておる人がいるのかしら。
さてさて、本日のテーマ、レスポンスの比較である。5月20日というおなじ日、ほぼ同時刻に、名張市役所の市街地整備室と名張市公式サイトの「市長への手紙」にアプローチしてみたところ、前者からは上述のごとき反応があったのだが、後者からはなんの音沙汰もない。すなわち、レスポンスそのものがない。市街地整備室のレスポンスにもいいお点はさしあげられないのであるけれど、レスポンスがあったことはおおいに多とするべきであろう。よって、レスポンスの比較はつぎのごとし。
市街地整備室>>>(越えられない壁)>>>「市長への手紙」
しっかりしろよな。
一部を引用。
それで、お答えいただきたい質問というのは、要するに、13日付メールで「いやがらせのための施設利用は許可いたしかねます」とのお知らせをいただきましたので、当方はいやがらせなどいたしませんとお伝えした次第で、ですから私がやなせ宿を利用することにはなんの問題もないはずなのですが、ご判断はいかがなものでしょうか、といったことです。ごく簡単な質問であるにもかかわらず、どうしてご回答を頂戴できないのでしょうか。
そもそも、お答えはいただけるのでしょうか。いただけないのでしょうか。とりいそぎその点を確認いたしたく思います。 (a)回答する (b)回答しない (a)か(b)かのいずれかでお答えをいただければと思います。ご多用中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 2008/05/20 |
21日水曜の朝、市街地整備室から電話が入った。やなせ宿について話したいことがあるから、これから訪問したいという。あいにくと当方、目先の仕事で手が離せない。午後3時以降なら時間が取れるので、その時刻に名張市役所まで足を運ぶと伝えた。
午後3時、名張市役所一階ロビー。市街地整備室からは、残念ながらやなせ宿を利用していただくことはできない、との意向が伝えられたのだが、理由がはっきりしない。やなせ宿や名張まちなか再生委員会を批判する集会にやなせ宿を貸すわけにはいかない、といったことらしいのだが、論理も根拠もあったものではなく、どうにも雲を踏むような話でしかない。そこでやや視点を変え、その決定はいったい誰がくだしたのか、と尋ねた。
やなせ宿をつかわせないならつかわせないでいいけれど、それはやなせ宿を運営するまちなか運営協議会の決定なのか、と質問すると、そうではなく、名張市の判断であるという。これもまたおかしな話である。やなせ宿の運営主体はまちなか運営協議会ということになっているのだが、その主体性というのはいったいどのようなものなのか。まちなか運営協議会にはやなせ宿の利用許可にかんする権限がなく、誰につかわせるか、誰につかわせないか、いちいち名張市におうかがいを立てなければならないというのであれば、まちなか運営協議会はやなせ宿の運営主体なんかでは全然なく、ただの管理人じゃねーかばーか、とみるべきであろうと考えられる次第なのであるが、そのあたりをつっついているとまたややこしくなる。
ごくわかりやすい点をつっつくことにして、やなせ宿の利用許可にかんする判断は名張市がくだすというのであれば、その判断の最終的な責任者は名張市長ということになるのだが、そんなふうに認識しておいていいのかな、と尋ねた。確認するまでもなく、これはあたりまえの話である。ただ、この質問はちょっと酷かもしれないなとも思われた。一介の市職員がその場でうかうかはっきり答えてしまったりしたら、あとあとえらいことになるのは眼にみえている。だから、その質問にたいする答えは保留ということにして、その日の話し合いはそのあたりで水に流し、もう少しよく考えたうえであらためて返答してくれと依頼して、一時間あまりにおよぶ面談を終えた。
名張市の市長は市民の言論を平気で封殺する、などということが公になったら、それはやっぱり、いくらなんでも、とてもとってもまずいことになってしまうであろう。こちらはやなせ宿で講演をおこないたい、と希望している。その講演内容を知ろうともせず、講演には使用させませんといきなり頭ごなしに否定してくるのが名張市であり、つまりは名張市長である。それはもう完全に、名張市長が市民の言論を封殺しているということにほかならない。その判断基準は何か。要するに好悪である。快不快である。講演会なんか開かれて、耳障りなことや耳に痛いことを吹きまくられるのはいやだもん、といったことでしかない。あたかも幼児のごとき判断基準である。
むろん、実際のところは知らない。誰がどこでストップをかけているのか、善良な市民には知りようがない。しかし、かたちのうえでは、やなせ宿で講演をおこないたいという当方の申し出が名張市によって一蹴されるのであれば、名張市長が市民の言論を封殺したということになってしまうのである。もしもほんとにそんなことになってしまったとしたら、これはもうなんとも面白い展開だというしかないであろう。当方はまたぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、鬼の首でも取ったみたいにぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ、いいだけわめきまくることになるはずである。関係各位はご注意めされよ。
こんどは24日土曜のことである。市街地整備室から、また電話が入った。むろんやなせ宿にかんする連絡で、とりあえず利用の申請書を提出してくれとのことであった。申請はいつから受け付けるのかと尋ねると、6月3日からだという。それは承知しているけれど、電話で仮申請を受け付けているのではないかと確認すると、たしかに受け付けているけれど、いろいろ先約が入っていてなんとかかんとか、との返事である。やれやれ。しかしかまわん。かまわんかまわん。どうだってかまわん。もういうとおりにしてやっがら。6月3日以降、お望みの申請書とやらを出してやっがら。それで文句はねーんだべな。
それにだいたいあれである。きのうも記したそのとおり、来たる6月1日の総会において、当方が名張まちなか再生委員会の委員長になってしまうかもしれんのである。そうなったら委員会主催で講演会をぶちかますことになる。講演では、さあみなさん、きょうも暑い一日となりましたが、やなせ宿は快適です、真新しいエアコンが快適な環境を保ってくれているからです、ところでこのエアコンを納品したり工事したりした業者はといいますと、以下略、みたいなことも洗いざらいばらすことになるかもしれないから、関係各位はご注意めされよ。
さて、市街地整備室にメールを送信したのとおなじ5月20日火曜、名張市公式サイトの「市長への手紙」にも投稿した。
文面はつぎのとおり。
5月15日に、つぎの質問をお送りしました。
・名張まちなか再生プランで歴史資料館として整備されることになっていた細川邸が観光交流施設のやなせ宿に変更された理由は何か。 そもそも、お答えはいただけるのでしょうか。いただけないのでしょうか。とりいそぎその点を確認いたしたく思います。 (a)回答する (b)回答しない (a)か(b)かのいずれかでお答えをいただければと思います。ご多用中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 2008/05/20 |
かように催促したにもかかわらず、回答はまだである。複雑な話ではまったくない。答えてくれるのか答えてくれないのかそれを答えてくれと依頼したのに、答えてくれるのか答えてくれないのかそれを答えてくれないのである。どうなっておるのか。ただまあ、これも言論の封殺であることには変わりがないであろう。質問に答えようとしない。相手の言論を無視してしまう。相手の存在を完全に黙殺してしまう。オーウェルの「一九八四年」ふうにいえばアンパーソンにしてしまうということなのだが、こんな幼稚拙劣な手法がこの時代、首尾よく通用すると本気で思うておる人がいるのかしら。
さてさて、本日のテーマ、レスポンスの比較である。5月20日というおなじ日、ほぼ同時刻に、名張市役所の市街地整備室と名張市公式サイトの「市長への手紙」にアプローチしてみたところ、前者からは上述のごとき反応があったのだが、後者からはなんの音沙汰もない。すなわち、レスポンスそのものがない。市街地整備室のレスポンスにもいいお点はさしあげられないのであるけれど、レスポンスがあったことはおおいに多とするべきであろう。よって、レスポンスの比較はつぎのごとし。
市街地整備室>>>(越えられない壁)>>>「市長への手紙」
しっかりしろよな。
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