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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうのつづき。

そんなこんなで1月31日午後、名張市役所四階の一室で名張まちなか再生委員会の、なんというのか、イレギュラーな会合が開かれた。参加者を確認しておく。

そのまえに、名張まちなか再生委員会の顔ぶれを確認しておくか。名張市公式サイトに掲載された資料から無断転載。

名張市公式サイト:平成19年度名張まちなか再生委員会総会資料(pdf)

まず、役員と参与。

20080203a.gif

つづいて、関係者名簿の一枚目。

20080203b.gif

二枚目。NPOなばり実行委員会の名簿あり。
20080203c.gif

三枚目。

20080203d.gif


この名簿と照合しながら、当方以外の参加者を列記しておく。かっこ内は官民議の別で、官というのは市職員、民というのは民間人、議というのは市議会議員の意である。

・委員長(民)
・副委員長(官)
・まちなか運営協議会長(民)
・参与(民)
・参与(議)
・参与(議)
・歴史拠点整備プロジェクト委員(民)
・事務局(官)
・事務局(官)

くわしい経緯は不明だが、ざっと説明を受けたところでは、名張まちなか再生委員会に参与として名を連ねていらっしゃる名張市議会議員のうち、永岡禎議員と森脇和德議員のおふたりが、なんといえばいいのか、いわゆる肝煎りとしてこの会合の開催を主導していただいたものらしい。会合の進行役も永岡議員がお務めであった。

そういえば、ははは、欠席者もあったな。事務局の報告によれば、名張市教育委員会にも出席を要請してあったのだが、当該職員はほかの会議に出席していらっしゃるとのことであった。しかし、ほかの会議とやらがなかったとしても、やはり欠席ということになったのではないのかしら。その職員の方というのはなにしろ、

──いいかこら教育次長だかなんだか知らんがろくに経緯や事情もわきまえぬ人間が横からしゃしゃり出てきて人に偉そうな説教かましてんじゃねーぞたこ。

と人をさんざっぱら怒らせてくれた方なのである。いくら出席要請があったからといって、すんなり顔を出してくださるとは思えない。

思い起こせば一年前、去年の2月1日は木曜日であった。ところもおなじ名張市役所で、名張まちなか再生委員会の第一回乱歩関連施設整備事業検討委員会が開かれたのである。招かれたからのこのこしゃしゃり出てみると、教育委員会の職員の方がとんでもないことを発言なさったので、

──いいかこら教育次長だかなんだか知らんがろくに経緯や事情もわきまえぬ人間が横からしゃしゃり出てきて人に偉そうな説教かましてんじゃねーぞたこ。

との腹立ちをおぼえざるをえず、後日その方にメールで質問を送信したっけなあ。内容はつぎのとおり。

   
お世話になっております。単刀直入に申しあげます。以下に一点、質問を記します。ご多用中恐縮ですが、お答えをいただければ幸甚です。

名張市教育委員会は市立図書館の運営における江戸川乱歩の扱いについて、構想や方向性のようなものをおもちなのでしょうか。おもちなのであれば、それを示していただきたく思います。また、これからお考えになるというのであればその時期はいつごろなのか、構想や方向性は存在しないというのであればその旨をお知らせいただきたく思います。

私個人は、これまでに市立図書館が発行した江戸川乱歩リファレンスブックによって具体的に示しましたとおり、図書館が過去に収集した乱歩関連資料にもと づいて、全国を対象にしたサービスを提供することが望ましいと考えております。そのサービスはインターネットを活用して進めるべきであるとも愚考いたします。

しかるに、2月1日に開かれた名張まちなか再生委員会の第一回乱歩関連施設整備事業検討委員会において、貴職は私の考えを必ずしもそのまま受け容れるとはかぎらないという旨のご発言をなさいました。正確なところは事務局による録音を聴いてみなければわかりませんが、とにかく貴職は、私が示した方向性を100%受け容れるかそうでないか、それはこれから考えることであるとおっしゃったように記憶しております。

私にとってこれは驚くべきご発言で、名張まちなか再生プランには直接関係のないことですから委員会の席では何も申しあげませんでしたが、貴職にお訊きして確認したいことは少なからず存在いたします。しかし、いまはほかのことには触れません。ただひとつ、私の示したところをそのまま受け容れるにせよそうでないにせよ、名張市教育委員会が市立図書館の運営における乱歩の扱いをどのようにお考えなのか、あるいはお考えではないのか、その点に関して上記の一点をお訊きする次第です。

お答えはメールでお願いできればと思います。また、お答えは当方のサイトで公開させていただきたく思っておりますが、もしも差し支えがある場合は非公開といたしますので、その旨お知らせくださいますようお願いいたします。

年度末を迎えてお忙しいところ、勝手なお願いを申しあげて心苦しく思っております。よろしくお願い申しあげます。

2007/02/28

返答はいっさいなかった。いくら催促しても梨のつぶてであった。であるから、教育次長がもしも顔を出してくださるとおっしゃるのであれば、この質問に対する回答を携えてきていただくのが筋であろう。知らん顔してしゃしゃり出てきてくださったりした日にはこら、ぼこぼこにしてしまうかもしれんぞ。

閑話休題。教育委員会からの出席者はなかったのであるが、事務局が事前に教育委員会の意向を確認してくれたらしく、会合ではその内容が報告された。要するに教育委員会としては、乱歩にかんして当面は何も考えていない、とのことであった。

乱歩にかんして当面は何も考えていない。

それはまあそうであろう。ほんとに何も考えておらぬのである。というよりも、考えることができぬのである。この点にかんしては会合の席でも、要するにあいつらあほやねん、と指摘しておいた。あいつら、というのはもちろん名張市教育委員会のあほのみなさんのことである。

当面もくそもあるものか。名張市教育委員会のあほのみなさんはこれまでずーっと乱歩にかんして何も考えてこなかったのだし、これから先も考えることはけっしてないのである。ろくに乱歩作品を読もうともしないあいつらあほに何ができるか。たとえば乱歩文学館という看板を考えつくことはできるであろう。しかしそこまでである。そんな文学館をつくっていったい何をするのかということになると、とにかくあほなのである、乱歩作品を読んだこともないのである、何も考えることができんのである。

しかし考えてみれば、名張市というところではおなじようなことばかり起きているのかもしれん。乱歩関連資料を収集したのはいいけれど、どんなぐあいに活用したらいいのかさっぱりわからない、ということと、細川邸を整備したのはいいけれど、どんなぐあいに利用したらいいのかさっぱりわからない、ということは、あほさにおいてまったく同質である。

だからまあ、乱歩関連資料を収集したのはいいけれど、どんなぐあいに活用したらいいのかさっぱりわからない、と情けないことをいってるみなさんに、こんなふうに活用すればいいのだよと、図書館が提供すべきサービスの王道を具体的に示してやったはずなのに、あほのみなさんときたら、そんなことする気はありません、なんてほざきやんの。ははは。好きにしろばーか。

それでもっていまの問題は、細川邸を整備したのはいいけれど、どんなぐあいに利用したらいいのかさっぱりわからない、と情けないことをいってるみなさんに、 NPOつくって細川邸の活用策を提案することは可能なのかな、と質問したはずなのに、名張まちなか再生委員会においてはそんな検討はまったくなされておらず、1月31日の会合もなんの意味もないものに終わってしまったということなのである。ほんとに何をやっておるのか。もう好きにしろ、というしかないのかな。
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