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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうのつづき。

とにかくそういうことで、改修を終えた細川邸は、以前から伝えられていたとおり「やなせ宿」という名称になり、おととい聞きおよんだところでは公民館のような施設として6月にオープンする。

しかし、こんな施設をいったい誰が望んだのか。名張市民もしくは名張地区住民のなかに、細川邸を公民館のような施設として整備することを要望した人間がいるのか。いないのではないか。

あるいは、こんな施設の整備をいったい誰が認めたのか。たとえば名張市議会は、細川邸を公民館のような施設として整備することに承認を与えたのか。与えていないのではないか。

誰に望まれたわけでもなく、どこの承認を得たわけでもない施設が、一億円もの税金を投じて整備される。そういうことなのではないのか。どうしてこんなばかなことがまかり通ってしまうのかというと、結局のところ、名張市がばかだからとしかいいようがない。

もとより細川邸のすべてを仕切ってきたのは名張まちなか再生委員会であるが、あの委員会ひとりを悪者にして話が済むわけではない。あんな委員会を発足させ、いいようにのさばらせた名張市の責めこそが問われるべきであろう。名張まちなか再生における行政の主体性放棄こそが厳しく批判されるべきであろう。

みたいなことをいってみたところで、意味はあるまい。手遅れである。取り返しはつかないのである。名張まちなか再生委員会の会合に顔を出してみたところで、やはり意味などないのではあるが、委員会がげんに存在していることもまたたしかなことだから、とりあえずNPOにかんする検討を依頼し、その結論が伝えられるものだと思って、おとといの席に臨んだ次第である。

だからおとといの席でも、名張まちなか再生委員会はだめである、ということは申しあげてきた。こと細川邸にかんするかぎり、まったくのゼロである。委員会の発足は平成17・2005年6月。以来きょうまでの時間をかけて、それでもなお細川邸活用の具体的な方向性を決定することができていないのだから、あんたらの存在には意味がない、とお伝えしてきた。

というところで時間がなくなった。あすにつづく。
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