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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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ほんとは黒だが白ということにの巻

五日間にわたって、監査結果を吟味してきた。

9月21日付エントリに「ひとことでいえば、きわめて杜撰な内容である。問題の本質から完全に眼をそむけ、事実関係を精査しようとせず、意図的な事実誤認まであえて犯し、行政サイドにとって不都合な事実はすべて無視してしまい、名張まちなかの現状や関係する委員会およびNPOの実態にはいっさいふれず、ただ名張市がならべたてる寝言のようなきれいごとをそのまま踏襲しただけの監査である」と記したところを、監査結果の本文に照らしながら確認してきたのだが、最初の日までさかのぼって、それぞれにタイトルをつけてみた。
  1. コピー&ペーストに気をつけろの巻 9月22日
  2. 何もあきらかにされておらんぞの巻 9月23日
  3. 協働はきょうもインチキだったの巻 9月24日
  4. 眼をそむけたら事実はみえないの巻 9月25日
  5. ほんとは黒だが白ということにの巻 9月26日
9月22日、参考資料「僕の住民監査請求」から、こんなところを引用した。

   
「ですからそこらのNPOの勝手な判断にもとづいて委託された研究に市民の税金を投じていいものかどうか」
「どないするゆうんですか」
「名張市の監査委員の先生おふたかたにはっきり白黒つけてもらいますねん」

名張市の監査委員の先生おふたかたは、白、との結論を導いた。黒いものに眼をむけず、あったことをなかったものにしてしまうのだから、白という結論が出るのは当然である。

では、「第4 監査委員の判断」のうちの「2.監査の結果理由」のおしまいのほう。

   
上記(1)〜(4)と述べてきたように請求人の主張については、これを決定づける明白な理由が見当たらないものと判断する。したがって本件請求〈1〉名張市と「三重大学」との間で締結された係る受託研究契約は、請求人の主張するNPOが独自で判断し研究室へ委託を行ったとする付託の不当性は存在せず、名張市の意向が反映されたものであり、正当な財務関連手続きを経て執行されていることから、名張市に損害を与えた事実は認められない。

ばかが、まだこんなことをいってる。

請求人の主張するNPOが独自で判断し研究室へ委託を行ったとする付託の不当性は存在せず」などと、ここまで見え透いたうそがよくかませるものだな。黒いものに眼をむけず、あったことをなかったことにしてしまうしか手がないとしても、こんなことが通用すると本気で思うておるのか。

まともに相手をする気にもなれん。

   
以上のことから、当該契約における名張市の責任者である名張市長によって損害全額の補填を求めるとする本件請求〈1〉は、棄却することが相当と判断する。
次に、本件請求〈2〉について、請求の内容から判断すると当該実施設計は、名張市が平成18年度に発注した「細川邸改修他工事実施設計業務委託」と特定できる。
本件請求〈1〉の報告書に係る契約の締結、履行が前述のとおり違法又は不当な公金の支出にあたらず、有効なものであることから、その報告書を基本とし、 また適法に財務関連手続きを経た当該実施設計業務についても何ら違法性や不当な公金の支出に相当する事実は認められない。
したがって、本件請求〈2〉についても実施設計を無効とする請求人の主張には理由がなく、本件請求〈1〉と同様に棄却することが相当と判断する。

こら名張市。

名張市とかいうインチキ自治体。

人がせっかく親切に住民監査請求かましてやってるんだから、もうちょっとましな監査委員を準備しておかんか。

こんなんじゃどうしようもねーぞ実際。

しかしまあ、インチキ自治体においては監査もまたインチキなのであるということか。

富士には月見草がよく似合う。

名張市にはインチキがよく似合う。

そんなもん似合ってどうすんの。
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