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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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11月20日、名張市議会の重要施策調査特別委員会が開かれ、平成20・2008年度から三年間の中期財政見通しが明らかにされた。

きのうの日刊各紙地方版でいっせいに報じられたはずだが、ネット上では二紙の記事を読むことができる。

朝日新聞:2010年度12億円超不足 名張市財源
毎日新聞:名張市:財源不足6億5000万円 施設使用料値上げ検討--08~10年度 /三重

ちょっとややこしいが、朝日の見出しでとりあげられているのは、平成22・2010年度には単年度で12億円あまり足りなくなるという、財源不足の見込み額。毎日の見出しでは、基金の取り崩しなどで不足分を補ってもなお、三年間で6億5000万円が不足することになるという試算額が示されている。

いずれにしても、平成22・2010年度末には、ピーク時の平成7・1995年度末に35億円以上あった財政調整基金が、わずか35万円になってしまうらしい。35億が35万か。ほとんど感動的なまでの蕩尽ぶりである。

毎日の記事から引用。

   
市議会重要施策調査特別委員会で、黒岩良信・企画財政部長が明らかにした。市によると、国の「三位一体改革」などの影響で歳入が減少していること に加え、高齢化による扶助費の増大などが原因。歳入と歳出の差額は▽08年度が6億5000万円▽09年度が7億6000万円▽10年度が12億2300 万円--の不足で、退職手当債の発行や基金の取り崩しで対応しても、依然計6億5000万円が足りないという。これに伴い、ピーク時の95年度末に約35 億円あった財政調整基金は10年度末には約35万円にまで落ち込む見通し。

一方、財政健全化緊急対策の数値を具体化したことなどで、財源不足は大幅に改善。さらに今後、市有財産の売却や業務の民間委託を進め、10年度には各公民館や市総合体育館の施設使用料を約10~15%値上げすることなどを検討して財源不足を解消する考え。

「財源不足は大幅に改善」とあるのは、昨年度発表された中期財政見通しとの比較。一年前には、今年度から三年間で21億円の財源が不足するとされていた。それがことしは6億5000万円だというのだから、こうなると、たんなる数字のマジックではないかという気がしてこないでもない。

名張市議会の田合豪議員による委員会報告でも、そのあたりのことはどうもあいまいである。

「名張を本気で変える!!」田合たけしの活動日記:今日の会議の中で

「昨年、市民は21億の財政見通しに不安や危機感を感じたはず。きっちりと、広報で昨年との違いを示し、何故そうなったのかのかも説明責任を果たす」べきであるという田合さんの主張は、ごくまっとうなものであると思える。詳細は、上のリンク先記事で直接お読みいただきたい。

ともあれ、名張市の財政難はきわめて深刻なものである。にもかかわらず、なんのための施設なのかさえはっきりしないまま、細川邸の整備は着々と進行している。これはもう、金もないのに何つくってんの、というしかない事業なのである。異常な事態なのである。

ではここで、細川邸思い出のアルバム。

20071122a.jpg

撮影は、平成17・2005年7月。タイトルは、「発狂した夏」。細川邸のうらっかわ、名張川沿いの道路に面して、こんな看板が掲げられたこともあったのだが、かくも愚かなことしか考えつけない程度の悪い手合いにつけ込まれ、牛耳られ、ひっかきまわされたあげくにどうよ。すべては白紙に戻ってしまい、細川邸は意味もなく、ただ改修されているのである。

大丈夫か名張市。
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