三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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先月提出された名張市考査委員会の事務事業評価報告書で、位置づけが不明確であると指摘されていた名張まちなか再生委員会。要するに、おまいらなにやってんの、なんのため組織なの、という指摘である。考査委員会の評価などまたなくても、多少なりとも事情を知っている名張市民なら、おそらくはほぼ全員が、この委員会に対してNOの評価をくだしているのではないか。ていうか、委員会のメンバーのなかにも、委員会オワタ、と見切りをつけている人間がいる。
それはそうであろう。平成17・2005年6月の発足以来、協議だか検討だかを二年半ちかくつづけてきたあげく、名張まちなか再生プランの目玉と目されていた細川邸の活用について、具体的なプランをいっさい示すことができていないのである。細川邸あらためやなせ宿は、来春オープンすると公表されている。4月にオープンするのなら、あと四か月ほどしか時間はないのである。
きょうびのことばでいえば、民間ならありえねー、ということが、平然と進められている。しかも、三重大学の浦山研究室やそこらのコンサルタントに、細川邸の改修にからんでいいように税金をふんだくられているのである。そこらの御用学者がワークショップだのなんだのと適当なことばっかかましてるから、考査委員会からは「ワークショップとしての位置づけを明確にし、事業決定権は市長にあることを明らかにする必要がある」との指摘もなされている。
名張まちなか再生委員会というのは、もうどうしようもないのである。そのどうしようもない委員会の委員長に、きのうお会いしてきた。用件は単純。NPOつくって細川邸を乗っ取るけど、とお伝えした。
用意していったのは、A4サイズのプリント二枚。一枚は「《乱歩と名張》設立趣意」、もう一枚は「《NPO乱歩と名張》事業方針」。11月3日に発足した市民組織《乱歩と名張》が、いずれ《NPO乱歩と名張》に移行し、細川邸を乗っ取って活動する、といったことが記されたプリントである。
《NPO乱歩と名張》をNPOなばりと競合させる、という寸法である。NPOなばりは、名張まちなか再生委員会が発足させた組織で、細川邸の管理運営をゆだねられることになっていた。ただし、名張市考査委員会からは「NPO法人への特命は望ましくない」と指摘されていて、要するにずぶずぶなあなあの癒着体質で八百長かましてんじゃねーぞおまいら、ということである。
しかし、新しいNPOが名乗りをあげた場合、細川邸の活用についてはNPOなばりが一手引き受けでございます、とはいってられなくなる。そのはずである。それとも、やっぱNPOなばりが優遇されるのかな、いやだいたい、名張まちなか再生委員会とNPOなばりの関係っていったいどうよ、といろいろなことを尋ねてみたのだが、不明な点も少なくない。
ただまあ、名張まちなか再生委員会のなかに、まちなか運営協議会、といったかどうであったか、そういう組織がつくられていて、これはどんな協議会なのかというと、NPOなばりに細川邸の管理運営をゆだねるのは無理みたいな感じがするから、あらためて細川邸の運営を検討しようという、じつにややこしい話であるが、そのための組織らしい。で、現在は、細川邸の活用についてNPOなばりからプランが提示されてくるのをまっているところらしいのだが、いつまでたっても提示されない。膠着状態がつづいている。
なんとも不得要領な話である。で、新しいNPOが細川邸の活用に名乗りをあげたら、名張まちなか再生委員会としてはどう取り扱うのか、と迫ってみたところ、早急にまちなか運営協議会の役員会を開いて検討する、とのことであったので、早急にっていつよ、と確認し、役員会の日程が決まったら連絡をいただけることになった。
ところで、隠街道市で配られていた細川邸あらためやなせ宿のチラシである。
やなせ宿がなんのための施設かという説明はどこにもなく、ただ「交流の場として誰もが気軽に集えるような空間を育んでいきます」と記されているばかりである。どうして交流の場なのか。細川邸は国からまちづくり交付金の助成をうけて整備されるのだが、どうやら、その交付金の使途が観光交流施設に限定されているらしい。だからまあ、交流の場にいたします、とでもさえずってるしかないのである。なんかもう、大笑いである。はっはっは。
それはそうであろう。平成17・2005年6月の発足以来、協議だか検討だかを二年半ちかくつづけてきたあげく、名張まちなか再生プランの目玉と目されていた細川邸の活用について、具体的なプランをいっさい示すことができていないのである。細川邸あらためやなせ宿は、来春オープンすると公表されている。4月にオープンするのなら、あと四か月ほどしか時間はないのである。
きょうびのことばでいえば、民間ならありえねー、ということが、平然と進められている。しかも、三重大学の浦山研究室やそこらのコンサルタントに、細川邸の改修にからんでいいように税金をふんだくられているのである。そこらの御用学者がワークショップだのなんだのと適当なことばっかかましてるから、考査委員会からは「ワークショップとしての位置づけを明確にし、事業決定権は市長にあることを明らかにする必要がある」との指摘もなされている。
名張まちなか再生委員会というのは、もうどうしようもないのである。そのどうしようもない委員会の委員長に、きのうお会いしてきた。用件は単純。NPOつくって細川邸を乗っ取るけど、とお伝えした。
用意していったのは、A4サイズのプリント二枚。一枚は「《乱歩と名張》設立趣意」、もう一枚は「《NPO乱歩と名張》事業方針」。11月3日に発足した市民組織《乱歩と名張》が、いずれ《NPO乱歩と名張》に移行し、細川邸を乗っ取って活動する、といったことが記されたプリントである。
《NPO乱歩と名張》をNPOなばりと競合させる、という寸法である。NPOなばりは、名張まちなか再生委員会が発足させた組織で、細川邸の管理運営をゆだねられることになっていた。ただし、名張市考査委員会からは「NPO法人への特命は望ましくない」と指摘されていて、要するにずぶずぶなあなあの癒着体質で八百長かましてんじゃねーぞおまいら、ということである。
しかし、新しいNPOが名乗りをあげた場合、細川邸の活用についてはNPOなばりが一手引き受けでございます、とはいってられなくなる。そのはずである。それとも、やっぱNPOなばりが優遇されるのかな、いやだいたい、名張まちなか再生委員会とNPOなばりの関係っていったいどうよ、といろいろなことを尋ねてみたのだが、不明な点も少なくない。
ただまあ、名張まちなか再生委員会のなかに、まちなか運営協議会、といったかどうであったか、そういう組織がつくられていて、これはどんな協議会なのかというと、NPOなばりに細川邸の管理運営をゆだねるのは無理みたいな感じがするから、あらためて細川邸の運営を検討しようという、じつにややこしい話であるが、そのための組織らしい。で、現在は、細川邸の活用についてNPOなばりからプランが提示されてくるのをまっているところらしいのだが、いつまでたっても提示されない。膠着状態がつづいている。
なんとも不得要領な話である。で、新しいNPOが細川邸の活用に名乗りをあげたら、名張まちなか再生委員会としてはどう取り扱うのか、と迫ってみたところ、早急にまちなか運営協議会の役員会を開いて検討する、とのことであったので、早急にっていつよ、と確認し、役員会の日程が決まったら連絡をいただけることになった。
ところで、隠街道市で配られていた細川邸あらためやなせ宿のチラシである。
やなせ宿がなんのための施設かという説明はどこにもなく、ただ「交流の場として誰もが気軽に集えるような空間を育んでいきます」と記されているばかりである。どうして交流の場なのか。細川邸は国からまちづくり交付金の助成をうけて整備されるのだが、どうやら、その交付金の使途が観光交流施設に限定されているらしい。だからまあ、交流の場にいたします、とでもさえずってるしかないのである。なんかもう、大笑いである。はっはっは。
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