三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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昨日付エントリ「隠街道市無政府状態」に、匿名のコメントをいただいた。名張市の「中心市街地活性化事業」にかんするもので、おそらく、10月17日に提出された名張市考査委員会の評価報告書について、お知らせくださったものと判断される。
10月18日付ウェブニュースログ
毎日新聞:名張市:47事業で改善・充実を 3件、廃止方針追認--外部評価機関審査 /三重
頂戴したコメントが名張市考査委員会の評価報告書にもとづくものであるとして話を進めると、概略つぎの四点の改善が求められたらしい。
であるから、名張地区既成市街地再生計画策定委員会が責任主体となって策定した名張まちなか再生プランに、名張まちなか再生委員会は平気で変更を加えられたのである。あるいは、名張まちなか再生委員会が責任主体となって検討していたはずの桝田医院第二病棟の活用策について、名張市は平気で断念という結論を出してしまうことができたのである。
腹が立ってきてしかたないから、これ以上は書かないことにするが、何から何までそんな調子なのである。
しかし、条例による担保の必要性が指摘されたとなると、計画とやらはよほどひどい内容なのであろう。楽観論、というのはずいぶん穏当なことばだが、実際には「計画がずさんすぎるので」と表現したほうが的確なのではないか。要するに、なんの計画性もない計画だ、ということであろう。
しかしそれにしても、「事業決定権は市長にある」というあたりまえのことをあらためて確認しなければならないほど、この癒着はひどいものであるとみえる。NPOが好き勝手にやっていて、事業決定権をもつ市長は何もしていない。そんな状態にみえるということであろう。みえるというか、げんにそうなのである。
だから住民監査請求をかましたんじゃねーかばーか。そこらのNPOが勝手にものごとを決めてしまう。それはそれでいい。しかしそんな決定に公金はつかえない。つかえるわけがない。NPOによる独自の決定に、どうして市民の税金つかわなくちゃなんないの。
にもかかわらず名張市は、三重大学浦山研究室の委託研究「歴史的建造物改修に係る基本設計業務ならびに当該建造物を活用した管理運営モデルの開発、運営効果の測定に関する研究及び実践」に149万9400円を支払っているのである。
ばっかじゃねーの、と思って住民監査請求をかましてみたところ、名張市の監査委員おふたかた、愛称ポチはなんといったか。多様な主体の協働だから何も問題はないのである、とのことであった。わんわん。ポチおふたかたは名張市だけではなく、監査委員の癒着体質まであきらかにしてくれたのであった。
考査委員会という外部評価機関は、監査委員という名のポチなんかよりは、はるかにまっとうな評価をくだせるものらしい。もっとも、その評価を名張市が事業に反映できるのかどうかとなると、それはおおいに疑問である、というしかない。なんかもう、無政府状態なわけなのである。
ここで、ネット上の大辞泉で「無政府状態」を引いてみる。
名張市の場合は、驚くべし、行政みずからがこうした状態を招き寄せているのである。やってらんねーよまったく。
10月18日付ウェブニュースログ
毎日新聞:名張市:47事業で改善・充実を 3件、廃止方針追認--外部評価機関審査 /三重
頂戴したコメントが名張市考査委員会の評価報告書にもとづくものであるとして話を進めると、概略つぎの四点の改善が求められたらしい。
- 「まちなか再生委員会」の位置付けが不明確であり、責任主体の明確化が必要である。
であるから、名張地区既成市街地再生計画策定委員会が責任主体となって策定した名張まちなか再生プランに、名張まちなか再生委員会は平気で変更を加えられたのである。あるいは、名張まちなか再生委員会が責任主体となって検討していたはずの桝田医院第二病棟の活用策について、名張市は平気で断念という結論を出してしまうことができたのである。
腹が立ってきてしかたないから、これ以上は書かないことにするが、何から何までそんな調子なのである。
- 指定管理者の導入は公募を前提とすべきであり、NPO法人への特命は望ましくない。
- 計画が楽観論すぎるので、組織、権利関係を明確にするために、条例の担保が必要である。
しかし、条例による担保の必要性が指摘されたとなると、計画とやらはよほどひどい内容なのであろう。楽観論、というのはずいぶん穏当なことばだが、実際には「計画がずさんすぎるので」と表現したほうが的確なのではないか。要するに、なんの計画性もない計画だ、ということであろう。
- ワークショップとしての位置付けを明確にし、事業決定権は市長にあることを明らかにする必要がある。
しかしそれにしても、「事業決定権は市長にある」というあたりまえのことをあらためて確認しなければならないほど、この癒着はひどいものであるとみえる。NPOが好き勝手にやっていて、事業決定権をもつ市長は何もしていない。そんな状態にみえるということであろう。みえるというか、げんにそうなのである。
だから住民監査請求をかましたんじゃねーかばーか。そこらのNPOが勝手にものごとを決めてしまう。それはそれでいい。しかしそんな決定に公金はつかえない。つかえるわけがない。NPOによる独自の決定に、どうして市民の税金つかわなくちゃなんないの。
にもかかわらず名張市は、三重大学浦山研究室の委託研究「歴史的建造物改修に係る基本設計業務ならびに当該建造物を活用した管理運営モデルの開発、運営効果の測定に関する研究及び実践」に149万9400円を支払っているのである。
ばっかじゃねーの、と思って住民監査請求をかましてみたところ、名張市の監査委員おふたかた、愛称ポチはなんといったか。多様な主体の協働だから何も問題はないのである、とのことであった。わんわん。ポチおふたかたは名張市だけではなく、監査委員の癒着体質まであきらかにしてくれたのであった。
考査委員会という外部評価機関は、監査委員という名のポチなんかよりは、はるかにまっとうな評価をくだせるものらしい。もっとも、その評価を名張市が事業に反映できるのかどうかとなると、それはおおいに疑問である、というしかない。なんかもう、無政府状態なわけなのである。
ここで、ネット上の大辞泉で「無政府状態」を引いてみる。
むせいふ‐じょうたい【無政府状態】社会の秩序が乱れ、行政機関が全く機能しない状態。
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名張市の場合は、驚くべし、行政みずからがこうした状態を招き寄せているのである。やってらんねーよまったく。
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