三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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再生委員会はついにめでたく解散である
残り十一日となった。
アドビ社のサイト作成ソフト Dreamweaver を導入すべきかどうか、いまだ結論を出せずにいる。いわゆる他力な問題だからである。名張市はどうすんだよ、という話だからである。毎度ぶうぶうゆうとるとおり、名張市がデータベースのネット展開というごくあたりまえのことをやってくれさえすれば、おれが自分のサイトに乱歩のデータベースを掲載している必要はなくなってしまう。だから、そうなったら、いま開設しているウェブサイト名張人外境を整理し、ブログとしてリニューアルすることもじゅうぶん可能であろうと思われる。ならば、どこのブログサービスを利用すべきか。
WordPress がよさげである、と思った。ブログツールとしては、いまやユーザー数が世界ナンバーワンだという説があるし、いろいろカスタマイズできるみたいだから面白げでもある、と考えて、最新版をダウンロードしてみた。
WordPress | 日本語:ホーム
これをインストールするためには、サーバーが次の条件を満たしていなければならない。いわゆる動作環境というやつである。
・PHP バージョン 4.3 以上
・MySQL バージョン 4.1.2 以上
とはいえ、ちんぷんかんぷんである。だから、プロバイダにメールで尋ねてみた。すぐに返信があって、
「弊社サーバーには PHP, MySQL がインストールされておらず、ワードプレスをご利用いただくことができません」
とのことであった。さらに、
「現在のところ、弊社 Web サーバーで PHP, MySQL に対応する予定はございませんので、申し訳ございませんが、ご了承下さい」
とのことでもあった。このブロバイダのみならず、たいていのプロバイダのサーバーは WordPress に対応できないみたいである。だから、もしも WordPress を利用してブログを開設するのであれば、どこかに WordPress を利用できるレンタルサーバーを確保しなければならない、という面倒なことになるのだが、WordPress でウェブサイトを整理して再構築するのもいいかもしれない、とは思う。しかしまあ、とにもかくにも、名張市がデータベースのネット展開をどうしてくれるおつもりでいらっしゃるのか、みたいなことも含めてそろそろ結論をお出しいただかないことには、どうにもならん話なのである。あと十一日のあいだに、なんとか結論を出していただければありがたいのじゃが。
さて、先日もお知らせしたとおり、きのうの夜、名張市役所で名張まちなか再生委員会の会合が開かれた。出席者は、委員会の理事が四、事務局の市職員が二、合計六人であった。ちなみに現在、理事の総数は十人だという。で、喜ぶべきことに、名張まちなか再生委員会は正式に解散することになった。慶賀に堪えない。委員会をぶっ壊してやると宣言して入会した身にとって、こんにちまでの経緯はどうあれ、目標としていた解散がようよう実現するのだから、こんなうれしいことはない。しかも、うやむやのうちにおしまいになってしまう、というのではなく、ちゃんと総会を招集し、規約にのっとって解散を決議するのだから、じつにあっぱれな話である。総会の日程は未定だが、9月上旬をめどに調整が進められることになった。9月に開かれる臨時総会で、名張まちなか再生委員会はまずまちがいなく解散する、という寸法である。
いっぽうで、新しい組織を発足させる準備も進められる。名張まちなか再生委員会の後継組織というべきか、まちなか再生を目的とした新組織が誕生することになる。どんな組織ができるのかはわからんが、名張まちなか再生委員会というのはずいぶんおまぬけな組織であって、おまぬけさの一例をあげれば、自分たちにはなんの権限もないということにすら気がついていなかったほどおまぬけなのであったが、新組織がそのおまぬけさから脱却するのは、じつはかなり難しいと思う。名張まちなか再生委員会とおんなじところでただ堂々めぐりをしてるだけ、みたいなことになる可能性が少なくない。それを避けるためには、どうしたって名張まちなか再生委員会の失敗から学ぶ必要があるわけなんだけど、しかしなあ、過去の失敗から学べば学ぶほど、いくらやったってだめだこりゃ、ということに気がついてしまう、ということになってしまうはずだしなあ。ただまあ、おれにはその新しい組織に加わる気なんてさらさらないから、どうだっていい話ではある。
いやいや、どうだっていい、ということもないか。漫才のネタとして、とてもだいじな話ではある。そういえば、これも9月早々であったか、と書いてもなんのことだかおわかりにならぬであろうが、地域雑誌「伊賀百筆」に漫才を書くことになっておって、その締切が9月初旬なのである。漫才のネタは、乱歩の件、ということになっておる。つまり、桝田医院第二病棟の寄贈に端を発したまちなか再生事業における乱歩がらみの一件、ぜひとも経緯を記録しとくべきじゃね? というのが「伊賀百筆」編集部の意向であって、記録しておくことはいうまでもなく大切なのであるけれど、乱歩がらみの一件とゆうたとて、結局は名張市が大風呂敷をひろげて大失敗に終わったまちなか再生事業そのものを語らなければまともな記録にはならぬわけじゃから、結構大変なことになるのではないかと思われるし、それ以前の問題として、総会の日程と締切の時期がみごとにかぶってるってどうよ。9月初旬締切で渾身の大河漫才を書き下ろすとなると、そろそろ書きはじめなくてはならぬところなのであるけれど、あれやこれや不確定要素が多くてとても着手できないではないか。どうすっぺや。ていうか、漫才書くのおひさだから、過去の作品読んでおさらいしなくては。
まずこれ。六年前に「伊賀百筆」に寄稿した漫才である。
生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき記念特別大漫才
もう六年も前のことになるのか、とびっくりしてしまうと同時に、いつまでこんなあほなことをして喜んでおるのであろうなおれは、となさけないような気分にもなるけれど、つづいてはこちら。三年前、住民監査請求をぶちかましたとき参考資料として提出した漫才である。しかし、漫才やるのも三年ぶりか。
僕の住民監査請求
第一部 迷走篇(pdf)
第二部 惑乱篇(pdf)
第三部 猜疑篇(pdf)
第四部 零落篇(pdf)
それにまあ、名張市役所のみなさんからお出しいただく結論がどんなものになるのか、それによって漫才の内容にもちがいが出てくるはずだから、ほんと、不確定要素が多くて困ったものじゃな。
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