三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
秋晴れの土曜と日曜、総務部長逮捕のニュースが伊賀市をかけめぐった。かどうか、名張市にいてはよくわからなかったが、とにかく驚いてしまった。逮捕されたのは、何回か、宴席でいっしょになった方である。
腰の低い、宴席では座持ちのいい方であった。こういったニュースで必ず報じられるところの、まさかあの人が、という型どおりの驚きを、身をもって体験することになった。
が、容疑者のみならず、被害者もまた意外な方なのであった。共同や時事もふくめ、ウェブニュースでは被害者の名前はいっさい明かされていないが、朝日新聞だけは紙面で実名を報道していた。
もっとも朝日も、ウェブ版記事「伊賀市総務部長を逮捕 知人から現金詐取容疑 三重県警」ではこんなあんばい。
それが朝日新聞大阪本社発行の10月21日付社会面、38面、13版には、こんな記事が出た。
扱いじたいは小さく、わずか二段落のベタ記事である。後半の段落を引いておく。
あの方であったか。被害者というのはあの方であったか。というか、被害者になったり加害者になったり忙しい方ではあるが、あの方の名前はつい最近も眼にした。
10月18日のウェブニュースログ。
毎日新聞:無断記載:県議選違反の田中元議長に略式命令--簡裁 /三重
伊勢新聞:田中元県議に罰金20万円 公選法違反で略式命令 津簡裁
どこまでもどこまでも、ひたすらダーティなイメージを追求しつづける方であるらしい。こうなると、総務部長関連ニュースの印象は一変する。
たとえば読売新聞「伊賀市部長を逮捕 節税持ちかけ 540万詐取容疑」は、ヘッドラインからしておかしい。記事にはこうある。
しかしこれは、上に引いた朝日の記事にあるとおり、ダーティ田中先生のほうから「税金を安く抑えられないか」ともちかけたとみるべきであって、読売のヘッドラインに伊賀市部長が「節税持ちかけ」とあるのは事実関係が逆であろう。
ブログ「三重県よろずや」の本日付エントリ「記者クラブ:だめぽ」でも、ダーティ田中先生はこんなふうにおちょくられている。
だいたいが、2001年から翌年にかけておこなわれた犯罪の捜査がどうして、いまごろになっておこなわれているのかな。ふつうに考えれば、まあ、先生が官憲にチクッたのであろうな。
伊賀市ではあすから上野天神祭が営まれる。おまつり気分に浮き立つ上野の町衆のなかには、意外な被害者の名前を知って、
「総務部長、GJ!」
と快哉を叫んでいる人もいるのかもしれない。
腰の低い、宴席では座持ちのいい方であった。こういったニュースで必ず報じられるところの、まさかあの人が、という型どおりの驚きを、身をもって体験することになった。
が、容疑者のみならず、被害者もまた意外な方なのであった。共同や時事もふくめ、ウェブニュースでは被害者の名前はいっさい明かされていないが、朝日新聞だけは紙面で実名を報道していた。
もっとも朝日も、ウェブ版記事「伊賀市総務部長を逮捕 知人から現金詐取容疑 三重県警」ではこんなあんばい。
□捜査2課などの調べでは、長谷川容疑者は、合併前の旧上野市で市税務課長だった01年12月、知人の男性から「父親と妻名義の自宅敷地を自分名義に変えたい。税金を安く抑えられないか」と相談を受けた。後日、「贈与税が必要だが、いずれは還付される。手続きしてやる」などとうそを言い、同月下旬と02年3月中旬に計約540万円を男性からだまし取った疑い。
|
それが朝日新聞大阪本社発行の10月21日付社会面、38面、13版には、こんな記事が出た。
扱いじたいは小さく、わずか二段落のベタ記事である。後半の段落を引いておく。
□捜査2課などの調べでは、長谷川容疑者は、合併前の旧上野市で市税務課長だった01年12月、知人の田中覚・元県議会議長(49)から「父親と妻名義の自 宅敷地を自分名義に変えたい。税金を安く抑えられないか」と相談を受けた。「贈与税が必要だが、いずれは還付される。手続きしてやる」などと言い、計約540万円をだまし取った疑い。
|
あの方であったか。被害者というのはあの方であったか。というか、被害者になったり加害者になったり忙しい方ではあるが、あの方の名前はつい最近も眼にした。
10月18日のウェブニュースログ。
毎日新聞:無断記載:県議選違反の田中元議長に略式命令--簡裁 /三重
伊勢新聞:田中元県議に罰金20万円 公選法違反で略式命令 津簡裁
どこまでもどこまでも、ひたすらダーティなイメージを追求しつづける方であるらしい。こうなると、総務部長関連ニュースの印象は一変する。
たとえば読売新聞「伊賀市部長を逮捕 節税持ちかけ 540万詐取容疑」は、ヘッドラインからしておかしい。記事にはこうある。
□調べによると、長谷川容疑者は旧上野市税務課長だった2001年12月、家族名義の土地に自宅を新築した同市内の会社役員の男性(49)から、土地譲渡 に伴う税金の控除手続きについて相談を受けた。その際、「登記するには370万円くらいの贈与税を納める必要があり、いずれは還付される」などと架空の節 税話を示して「納付手続きを代行してあげる」と持ちかけ、同月下旬と02年3月中旬の2回にわたり、自宅や役所内で現金計約540万円をだまし取った疑い。
|
しかしこれは、上に引いた朝日の記事にあるとおり、ダーティ田中先生のほうから「税金を安く抑えられないか」ともちかけたとみるべきであって、読売のヘッドラインに伊賀市部長が「節税持ちかけ」とあるのは事実関係が逆であろう。
ブログ「三重県よろずや」の本日付エントリ「記者クラブ:だめぽ」でも、ダーティ田中先生はこんなふうにおちょくられている。
課長から脱税の指南でも受けようとしてたのですか?
あっ、節税だったね こりゃまた失礼 |
だいたいが、2001年から翌年にかけておこなわれた犯罪の捜査がどうして、いまごろになっておこなわれているのかな。ふつうに考えれば、まあ、先生が官憲にチクッたのであろうな。
伊賀市ではあすから上野天神祭が営まれる。おまつり気分に浮き立つ上野の町衆のなかには、意外な被害者の名前を知って、
「総務部長、GJ!」
と快哉を叫んでいる人もいるのかもしれない。
PR
この記事にコメントする