三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館が知の殿堂に生まれ変わるやなせ宿連続講座やなせ塾、本日は第二回となる。知の殿堂ではなくて笑いの殿堂ではないのか、という疑問の声も寄せられているのだが、知るかそんなこと。開演は午後6時30分である。
まず、やなせ宿公式サイトのイベントカレンダーについて。「7月度・主催イベント情報」にやなせ塾のことが記載されていなかったので、おととい、やなせ宿を運営するまちなか運営協議会に、「何かの手違いだとは思うのですが、やなせ塾のことが記されておりません。お手数をおかけして恐縮ですが、記載していただきますようお願いいたします」とメールでお願いしたところ、さっそく記載していただいた。
名張市旧細川邸やなせ宿:イベントカレンダー
迅速な対処に謝意を表する次第である。お礼のメールを送信しておいた。件名は「ありがとうございました」。
おそらくは、たんなるケアレスミスである。きちんと訂していただけたのだから、含むところは何もない。今回の件にかんするかぎり、まちなか運営協議会は、やればできる子。名張市も少し見ならってはどうか。まちなか運営協議会に栄光あれ。
きょうのやなせ塾では、ご来場各位に名張市中町、山本松寿堂謹製の二銭銅貨煎餅をご賞味いただく。前回はラムネをお召しあがりいただいたのだが、あれは名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトのメンバーに手配を頼んだものであった。そのメンバーからは、いまだにラムネ代の請求がない。しめしめ、知らん顔しとこ、と思っているのだが、第二回となればそうも行くまい。きのう、泣く泣く山本松寿堂を訪れ、二銭銅貨煎餅を購入したところ、ご主人が煎餅をおまけしたくれたうえ、値引きまでしてくださった。ありがたいことである。山本松寿堂に栄光あれ。
つづいて、名張ロータリークラブ謹製「少年少女乱歩手帳」の件である。
毎日新聞:江戸川乱歩:知ってるかな 名張ロータリーク、中学生らに「手帳」6000部 /三重(6月27日)
中日新聞:足跡たどる「乱歩手帳」 名張RCが市内の中学生に配布(6月27日)
産経新聞:「少年少女乱歩手帳」3400部、名張ロータリークラブが市教委へ寄贈 三重(6月28日)
伊勢新聞:江戸川乱歩知って 中学校へ手帳寄贈 名張ロータリークラブ(6月28日)
やなせ塾のチラシでは、こんな感じで告知しておいた。
「完成が間に合わない場合もあります」とあるのは、いうまでもなく、「少年少女乱歩手帳」がまだ完成していないということである。名張ロータリークラブは7月から新年度となるため、昨年度の事業は6月30日までに新聞記事にしてもらったほうがいいだろう、ということで記者発表がおこなわれたらしいのだが、その時点では、手帳の現物はまだできていなかった。現在の状況はどうかというと、印刷は終了したのだが、まだ完成ではない。A3サイズの紙に一本、切り込みを入れる必要があり、その作業が外注となるため、もうしばらく時間がかかるらしい。しかし、名張ロータリークラブから本日のやなせ塾のため、特段のご高配をたまわることとなった。クラブメンバーが手作業で、つまり一枚一枚、定規とカッターナイフで切り込みを入れて完成させた「少年少女乱歩手帳」を、わざわざお届けいただけることになったのである。なんと崇高な奉仕精神、なんとすばらしいロータリアンシップ。名張ロータリークラブに栄光あれ。
さてそれで、本日のやなせ塾である。テーマは「江戸川乱歩を知る」となっているのだが、先週の第一回「名張の歴史を知る」が、先日も記したとおりなんとも中途半端な終わりかたであった。古代から中世までで終わってしまった。黒田荘とか、悪党とか、そういったあたりである。しかたないからきょうの講座では、中世のそのあたりから入って近世に突入し、さらに江戸川乱歩の話題に強引にハードランディングするという荒技に挑みたいと考えている。きのうたまたまブックスアルデ本店をのぞいてみたところ、小学館の全集「日本の歴史」第七巻、安田次郎さんの『走る悪党、蜂起する土民』が出ていた。まさしく悪党の時代をカバーする一巻である。これはあしたの講座の参考になるな、これぞ天佑、とか思って買って帰ったのだが、よく考えてみたら眼を通す時間がないではないか。まいったなあ。返品できんもんか。
そんなこんなで本日午後6時30分、名張市新町のやなせ宿で、無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館が笑いの殿堂に生まれ変わるやなせ宿連続講座やなせ塾、その第二回が開幕する。お誘い合わせてご来場いただければ幸甚である。よろしくどうぞ。
まず、やなせ宿公式サイトのイベントカレンダーについて。「7月度・主催イベント情報」にやなせ塾のことが記載されていなかったので、おととい、やなせ宿を運営するまちなか運営協議会に、「何かの手違いだとは思うのですが、やなせ塾のことが記されておりません。お手数をおかけして恐縮ですが、記載していただきますようお願いいたします」とメールでお願いしたところ、さっそく記載していただいた。
名張市旧細川邸やなせ宿:イベントカレンダー
迅速な対処に謝意を表する次第である。お礼のメールを送信しておいた。件名は「ありがとうございました」。
まちなか運営協議会御中
お世話さまです。やなせ宿公式サイトのイベントカレンダー、拝見いたしました。さっそくやなせ塾の日程を記載していただき、ありがとうございました。ご多用のところ、お手数をおかけして恐縮しております。今後ともよろしくお願いいたします。 2008/07/05 |
おそらくは、たんなるケアレスミスである。きちんと訂していただけたのだから、含むところは何もない。今回の件にかんするかぎり、まちなか運営協議会は、やればできる子。名張市も少し見ならってはどうか。まちなか運営協議会に栄光あれ。
きょうのやなせ塾では、ご来場各位に名張市中町、山本松寿堂謹製の二銭銅貨煎餅をご賞味いただく。前回はラムネをお召しあがりいただいたのだが、あれは名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトのメンバーに手配を頼んだものであった。そのメンバーからは、いまだにラムネ代の請求がない。しめしめ、知らん顔しとこ、と思っているのだが、第二回となればそうも行くまい。きのう、泣く泣く山本松寿堂を訪れ、二銭銅貨煎餅を購入したところ、ご主人が煎餅をおまけしたくれたうえ、値引きまでしてくださった。ありがたいことである。山本松寿堂に栄光あれ。
つづいて、名張ロータリークラブ謹製「少年少女乱歩手帳」の件である。
毎日新聞:江戸川乱歩:知ってるかな 名張ロータリーク、中学生らに「手帳」6000部 /三重(6月27日)
中日新聞:足跡たどる「乱歩手帳」 名張RCが市内の中学生に配布(6月27日)
産経新聞:「少年少女乱歩手帳」3400部、名張ロータリークラブが市教委へ寄贈 三重(6月28日)
伊勢新聞:江戸川乱歩知って 中学校へ手帳寄贈 名張ロータリークラブ(6月28日)
やなせ塾のチラシでは、こんな感じで告知しておいた。
「完成が間に合わない場合もあります」とあるのは、いうまでもなく、「少年少女乱歩手帳」がまだ完成していないということである。名張ロータリークラブは7月から新年度となるため、昨年度の事業は6月30日までに新聞記事にしてもらったほうがいいだろう、ということで記者発表がおこなわれたらしいのだが、その時点では、手帳の現物はまだできていなかった。現在の状況はどうかというと、印刷は終了したのだが、まだ完成ではない。A3サイズの紙に一本、切り込みを入れる必要があり、その作業が外注となるため、もうしばらく時間がかかるらしい。しかし、名張ロータリークラブから本日のやなせ塾のため、特段のご高配をたまわることとなった。クラブメンバーが手作業で、つまり一枚一枚、定規とカッターナイフで切り込みを入れて完成させた「少年少女乱歩手帳」を、わざわざお届けいただけることになったのである。なんと崇高な奉仕精神、なんとすばらしいロータリアンシップ。名張ロータリークラブに栄光あれ。
さてそれで、本日のやなせ塾である。テーマは「江戸川乱歩を知る」となっているのだが、先週の第一回「名張の歴史を知る」が、先日も記したとおりなんとも中途半端な終わりかたであった。古代から中世までで終わってしまった。黒田荘とか、悪党とか、そういったあたりである。しかたないからきょうの講座では、中世のそのあたりから入って近世に突入し、さらに江戸川乱歩の話題に強引にハードランディングするという荒技に挑みたいと考えている。きのうたまたまブックスアルデ本店をのぞいてみたところ、小学館の全集「日本の歴史」第七巻、安田次郎さんの『走る悪党、蜂起する土民』が出ていた。まさしく悪党の時代をカバーする一巻である。これはあしたの講座の参考になるな、これぞ天佑、とか思って買って帰ったのだが、よく考えてみたら眼を通す時間がないではないか。まいったなあ。返品できんもんか。
そんなこんなで本日午後6時30分、名張市新町のやなせ宿で、無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館が笑いの殿堂に生まれ変わるやなせ宿連続講座やなせ塾、その第二回が開幕する。お誘い合わせてご来場いただければ幸甚である。よろしくどうぞ。
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