三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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ようやく動きがあった。名張まちなか再生委員会の話である。
名張まちなか再生委員会の役員会が1月15日に開かれ、仔細はいっさい不明であるが、なにしろ名張まちなか再生委員会なのであるから、まともなことはできないらしい。委員会に検討を依頼してあったNPOの件はこの日の役員会に案件として提出されることがなく、しかし検討を依頼したことは役員のあいだでも周知の事実であったのだから、案件として提出されないのはおかしいではないかとの声も出たようで、仔細はまったく不明なのだが、というか、委員会の内情など知りたくもないのだが、とにかくあらためて会合を開こうということになったそうな。
で、昨31日の午後、名張市役所でその会合が催された。出席要請があったので顔を出してきた。まずその場の結論を記しておくと、結論は先送りとなってしまった。何をしておる。というか、例によって例のごときていたらくなのである。名張まちなか委員会は今年もあいかわらずみたいなのである。
話の流れを確認しておこう。新町の細川邸の話である。
細川邸っていったい何? という話である。細川邸の改修工事は2月末に竣工すると伝えられるが、それがいったいなんのための施設なのか、どういう目的で整備され使用されるのか、これがいまだに明確ではない。とても信じられぬ話であるが、ほんとうに明確ではないのである。細川邸っていったい何? という質問に明快に答えられる人間は、この三千世界にただのひとりも存在しないのである。
話の流れから少しそれるが、きのうの時点で聞きおよんだところを総合して記しておこう。改修を終えた細川邸は「やなせ宿」という名称の施設となり、6月にオープンを迎える。で、開設の時点においては結局のところ、名張地区にふたつめの公民館が誕生しました、みたいなことにしかならないらしい。施設整備の主体的な目的はついに見つけられぬまま、どちらさまもお気軽にご利用くださいなんぞという公民館みたいな施設としてオープンするしかないとのことである。既設の名張公民館につづいて、やなせ宿という名前の名張地区第二公民館が開設されることになりました、と理解しておくといいでしょう、というか、そうとしか理解できないじゃありませんか、みたいなことらしいのである。
ちなみに、細川邸整備のための費用は、あれこれあわせると一億円を突破してしまうらしい。一億だぞ一億。諸物価高騰が貧困層を直撃しているご時世にまたなんとも景気のいい話である。ていうか、景気がいいとか気前がいいとかいうよりも、大丈夫なのかこら。気はたしかなのかこら。正気なのかこら。これが財政難でひいひいいってる自治体のやることなのかこら。ばかかこら低能。オープンの時点にいたってなお用途や目的がはっきりしない施設を一億もつかって整備してしまいましたなんてのは、どう考えても正気の沙汰ではないではないか。いやまあ、ばかかこら低能、などとわざわざお訊きする必要もないのではあるが。
閑話休題。話の流れの確認に戻ろう。細川邸の活用策を検討するのは名張まちなか再生委員会である。この委員会は平成18・2006年度総会において、NPOなばりという組織を新たに発足させた。細川邸の活用について協議検討し、整備が終了したら細川邸の運営を手がけるNPOである。しかしいつまで待っても、NPOなばりから名張まちなか再生委員会に対して、細川邸はこんなふうにして活用いたします、という具体的なプランが示されない。いたずらに時間が過ぎるばかりである。
それならば、つまりNPOなばりがどんなプランも提出できないというのであれば、別のNPOが細川邸活用のプランやアイデアを提示することは可能なのであろうか、という話である。そういう話の流れである。事態はすでに抜き差しならない。はっきりいって異常である。にもかかわらず、あいもかわらず、細川邸の活用策検討はやっぱりNPOなばりの一手引き受けなのかな、あのNPOの専売特許なのかな、ということである。ほかの市民なり市民組織なりが手をあげて、細川邸はこんなふうにして活用すればいいと思います、と名張まちなか再生委員会に提案することは可能なのか不可能なのか、ということなのである。
それを確認するために、昨年11月に名張まちなか再生委員会の委員長、12月には名張まちなか再生委員会の内部組織であるまちなか運営協議会の会長にお会いし、こちらが発足させようとしているNPOの趣意書など文書二点を提出し、検討を依頼したという寸法である。これが話の流れである。
むろんきのうの会合でも、こちらとしては名張まちなか再生委員会と協力したり仲よくしたり手を携えたりする気はまったくなく、NPOなばり以外のNPOが細川邸の活用策を提案することは可能かどうか、名張まちなか再生委員会はその提案を受け容れるのか受け容れないのか、きょうはその結論をお聞きしにきた、と最初に明言しておいた次第である。
で、結論はどうなったのかというと、冒頭にも記したごとく、なぜか先送りということになってしまい、名張まちなか再生委員会の役員会においてあらためてご検討をばいただき、その結果をばお知らせいただくということになりにけり。それでもって次の役員会がいつ開催されるのか、日程はまだ決まっていないとのことであった。ははは。なーにやってんだか。
以下、あすにつづくが、細川邸というかやなせ宿について、たったひとつではあるけれど、名張市民にもおおいに喜んでいただけるであろう朗報があるのでお知らせしておく。どういうことかというと、やなせ宿には便所が新設されるのであるが、それは母屋とは別棟の独立した便所である。だから通りすがりに気軽に利用することが可能で、6月にやなせ宿がオープンしたあと、7月に何万人という見物客を集めて催される伝統の名張川納涼花火大会、あの見物客のみなさんにはおおいに利用していただけるはずであろう重宝していただけることであろうと、やなせ宿の便所は関係者の期待を一身に集めているとのことであった。朗報朗報。
だからまあ、一億かけて花火大会用の公衆便所をつくったと考えたら腹も立たんか。って、そんなわけねーだろこら。
名張まちなか再生委員会の役員会が1月15日に開かれ、仔細はいっさい不明であるが、なにしろ名張まちなか再生委員会なのであるから、まともなことはできないらしい。委員会に検討を依頼してあったNPOの件はこの日の役員会に案件として提出されることがなく、しかし検討を依頼したことは役員のあいだでも周知の事実であったのだから、案件として提出されないのはおかしいではないかとの声も出たようで、仔細はまったく不明なのだが、というか、委員会の内情など知りたくもないのだが、とにかくあらためて会合を開こうということになったそうな。
で、昨31日の午後、名張市役所でその会合が催された。出席要請があったので顔を出してきた。まずその場の結論を記しておくと、結論は先送りとなってしまった。何をしておる。というか、例によって例のごときていたらくなのである。名張まちなか委員会は今年もあいかわらずみたいなのである。
話の流れを確認しておこう。新町の細川邸の話である。
細川邸っていったい何? という話である。細川邸の改修工事は2月末に竣工すると伝えられるが、それがいったいなんのための施設なのか、どういう目的で整備され使用されるのか、これがいまだに明確ではない。とても信じられぬ話であるが、ほんとうに明確ではないのである。細川邸っていったい何? という質問に明快に答えられる人間は、この三千世界にただのひとりも存在しないのである。
話の流れから少しそれるが、きのうの時点で聞きおよんだところを総合して記しておこう。改修を終えた細川邸は「やなせ宿」という名称の施設となり、6月にオープンを迎える。で、開設の時点においては結局のところ、名張地区にふたつめの公民館が誕生しました、みたいなことにしかならないらしい。施設整備の主体的な目的はついに見つけられぬまま、どちらさまもお気軽にご利用くださいなんぞという公民館みたいな施設としてオープンするしかないとのことである。既設の名張公民館につづいて、やなせ宿という名前の名張地区第二公民館が開設されることになりました、と理解しておくといいでしょう、というか、そうとしか理解できないじゃありませんか、みたいなことらしいのである。
ちなみに、細川邸整備のための費用は、あれこれあわせると一億円を突破してしまうらしい。一億だぞ一億。諸物価高騰が貧困層を直撃しているご時世にまたなんとも景気のいい話である。ていうか、景気がいいとか気前がいいとかいうよりも、大丈夫なのかこら。気はたしかなのかこら。正気なのかこら。これが財政難でひいひいいってる自治体のやることなのかこら。ばかかこら低能。オープンの時点にいたってなお用途や目的がはっきりしない施設を一億もつかって整備してしまいましたなんてのは、どう考えても正気の沙汰ではないではないか。いやまあ、ばかかこら低能、などとわざわざお訊きする必要もないのではあるが。
閑話休題。話の流れの確認に戻ろう。細川邸の活用策を検討するのは名張まちなか再生委員会である。この委員会は平成18・2006年度総会において、NPOなばりという組織を新たに発足させた。細川邸の活用について協議検討し、整備が終了したら細川邸の運営を手がけるNPOである。しかしいつまで待っても、NPOなばりから名張まちなか再生委員会に対して、細川邸はこんなふうにして活用いたします、という具体的なプランが示されない。いたずらに時間が過ぎるばかりである。
それならば、つまりNPOなばりがどんなプランも提出できないというのであれば、別のNPOが細川邸活用のプランやアイデアを提示することは可能なのであろうか、という話である。そういう話の流れである。事態はすでに抜き差しならない。はっきりいって異常である。にもかかわらず、あいもかわらず、細川邸の活用策検討はやっぱりNPOなばりの一手引き受けなのかな、あのNPOの専売特許なのかな、ということである。ほかの市民なり市民組織なりが手をあげて、細川邸はこんなふうにして活用すればいいと思います、と名張まちなか再生委員会に提案することは可能なのか不可能なのか、ということなのである。
それを確認するために、昨年11月に名張まちなか再生委員会の委員長、12月には名張まちなか再生委員会の内部組織であるまちなか運営協議会の会長にお会いし、こちらが発足させようとしているNPOの趣意書など文書二点を提出し、検討を依頼したという寸法である。これが話の流れである。
むろんきのうの会合でも、こちらとしては名張まちなか再生委員会と協力したり仲よくしたり手を携えたりする気はまったくなく、NPOなばり以外のNPOが細川邸の活用策を提案することは可能かどうか、名張まちなか再生委員会はその提案を受け容れるのか受け容れないのか、きょうはその結論をお聞きしにきた、と最初に明言しておいた次第である。
で、結論はどうなったのかというと、冒頭にも記したごとく、なぜか先送りということになってしまい、名張まちなか再生委員会の役員会においてあらためてご検討をばいただき、その結果をばお知らせいただくということになりにけり。それでもって次の役員会がいつ開催されるのか、日程はまだ決まっていないとのことであった。ははは。なーにやってんだか。
以下、あすにつづくが、細川邸というかやなせ宿について、たったひとつではあるけれど、名張市民にもおおいに喜んでいただけるであろう朗報があるのでお知らせしておく。どういうことかというと、やなせ宿には便所が新設されるのであるが、それは母屋とは別棟の独立した便所である。だから通りすがりに気軽に利用することが可能で、6月にやなせ宿がオープンしたあと、7月に何万人という見物客を集めて催される伝統の名張川納涼花火大会、あの見物客のみなさんにはおおいに利用していただけるはずであろう重宝していただけることであろうと、やなせ宿の便所は関係者の期待を一身に集めているとのことであった。朗報朗報。
だからまあ、一億かけて花火大会用の公衆便所をつくったと考えたら腹も立たんか。って、そんなわけねーだろこら。
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