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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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 理事会まだぁ〜?
 
 なんかもうくそ暑くってへばってるっつーのに、理事会まだぁ〜? とか間の抜けたこといってんじゃないよほんとに、とお思いの向きも多かろうと拝察する次第ではあるが、まだなのである。名張まちなか再生委員会の第五回理事会は、いまだ招集されないのである。一日も早く幕引きに持ち込みたい、というのが名張市の悲願であるはずなのだが、いったいなにをやっとるのか。
 
 ほんと、どうするよ名張市。なんどもいってるけど、これはもう、名張まちなか再生委員会の問題ではない。名張市の問題である。われわれ名張まちなか再生委員会は、もうすっきりとしたもんよ。7月の朝の田舎の空のようにすっきりとしている。8月の総会で、まちなか運営協議会は設置いたしません、と決議すればいいだけだもんな。ひるがえって、名張市はどうよ、というと、まちなか運営協議会を自称する詐欺師みたいな組織を相手に、やなせ宿の運営にかんする契約を結んでおる。二年つづけて結んでおる。しかし、いくらなんでもすでにご理解をたまわっているはずではあるけれど、そんな契約には合理的な根拠なんかまるでないのである。全然ない。死ぬほどない。死んだってない。いったん死んでまた生き返ってきたとしても、やっぱりない。だから、どうするよ名張市、という話なのである。
 
 どうするよ、というのは、結局のところ、やなせ宿をどうするよ、ということなのである。まちなか再生事業の幕は引いたとしても、やなせ宿は残る。船は出てゆく煙は残る、残る煙がしゃくのたね、なんちゃってな。ほんと、しゃくのたねであろうな。で、どうするよ、ということになると、名張市がいま望んでいるのは、やなせ宿の運営を名張地区まちづくり推進協議会に丸投げしてしまうことだと思われる。まちなか運営協議会とか称している組織は、名張地区まちづくり推進協議会のダミー組織にほかならない。だから、ダミーなんかではなくて名張地区まちづくり推進協議会がやなせ宿を管理運営する、ということにしたほうが、よほどすっきりするのはたしかである。すっきりして、どうなるか。
 
 事業の実態がはっきりする。いいだけ大風呂敷をおっぴろげ、名張地区既成市街地再生計画策定委員会だの名張まちなか再生委員会だの名張市名物なんちゃって委員会をふたつもつくって大騒ぎしてみたけれど、とどのつまり、まちなか再生事業はやなせ宿整備事業に矮小化されてしまっておしまいである、という実態がはっきりする。要するに、名張市は名張地区に無駄に立派な公衆便所つきの第二公民館をつくってやったんだよな、ということになる、というか、ことにしかならない。すると、ちょっとまずいことになるかもしれんな。名張地区以外の地区から、こんどはうちの番だよな、という声が出てくるかもしれんからな。名張地区に一億円ばらまいて第二公民館つくってやったんだから、今度はうちが税金ばらまいてもらう番だよな、という地区が出てくるかもしれんというわけなのだが、それはやっぱ、ちょっとまずいことだと思う。
 
 最初っからいってるように、やなせ宿は無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館である、なんてことではまずいのである。あの施設は、血税一億円を注ぎこんでつくった市民の共有財産なのである。しかし、そんなふうに思ってる市民なんて、たぶんひとりもいやしないぜ。それ以前に、当の名張地区にだって、やなせ宿は名張地区住民の共有財産だと認識してる住民がいるかどうかとなると、かなりあやしいものだと思う。ほんと、なんであんなもの、つくってしまったんだろうね。これも以前からいってることだけど、やなせ宿ってのはまさしく、だれからも望まれることなく生まれてきた赤子のような施設なのである。太宰治生誕百年を記念していうならば、
 
 ──生れて、すみません。
 
 みたいな施設なのである。わかるか。生まれてすみません、だぞ。生まれたこと自体に、引け目を感じてんだぞ。ふびんな話じゃねーか。おなじすみませんでも、そこら歩ってる犬っころが、あ、道ばたにうんちしちゃった、どもさーせん、とかいってるのとは、天と地とほどわけが違う。魂の叫びのようなすみませんなのであって、こんなことになったのもすべて、なーんにも考えることなくやなせ宿整備に乗り出した名張市がわるいのである。その名張市がいま、なにを考えてるのかっつーと、わるかったことをちっとも反省しようとせず、というか、名張市には反省能力とか学習能力とかいうやつが全然ないようにみうけられるのだが、誤謬だらけだったこれまでのプロセスをまったく無批判に追認し、なんとかこのまま波風立てずに幕を引きたい、ということなのである。これはもう、そうに決まっておるのである。
 
 しかしなあ、強引な幕引きなんて、結局は傷口をより大きくする結果しか招かないと思うぞ。ほんと、どうするよ名張市。ここはひとつ、まわらない頭で幕引きのわるだくみなんかしてないで、まずは潔く、市民に詫びのひとつも入れたらどうよ。
 
 ──あほで、すみません。
 
 とかいってな。きゃはは。
 
 理事会まだぁ〜?
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 理事会まだぁ〜?
 
 まだなのである。第五回理事会がいつになるのか、いまだに連絡がないのである。しかし、開かなければしかたあるまい。ここはもう、たったったっ、とテンポよく理事会を招集し、その余勢を駆って、たったったっ、とどさくさまぎれに総会を開会するのがいいのではないか。というか、それしか道がないのではないか。関係各位、早く済ませて楽になろうぜ。
 
 整理しておく。名張市が望んでいるのは、名張まちなか再生委員会の解散である。名張市はなんだかばかみたいに、まあ実際ばかではあるのだけれど、そこらのうすらばか寄せ集めて委員会だの協議会だのをいっぱいつくり、行政の手駒ないしは隠れみのとして利用してきた。面倒だからいちいち例をあげて論証することはせんけれども、それはもう間違いのない事実である。早い話、名張まちなか再生委員会がそうなのである。そういった委員会のひとつとして、四年前の6月に組織されたのである。ところが、ここへ来て、そうではなくなってしまった。変質してしまった。太宰治生誕百年を記念していうならば、
 
 ──彼は昔の彼ならず。
 
 ということになってしまった。行政の手駒や隠れみのではなくなって、それどころか、名張市のやってることってかなり変じゃね? みたいなことをいうようになった。はなはだしきにいたっては、
 
 ──市長呼んでこいよこら。
 
 みたいなことまでいいだすようになった。道を踏みはずしてしまったのである。不良である。ヤンキーである。DQNである。このままほっとくと、どんな悪事に走るかもしれんぞ。だれにどんな迷惑をかけるかもわからんぞ。早く夜回り先生に来てもらったほうがいいんじゃない? みたいなことはないとしても、名張まちなか再生委員会はもう解散させるしかないっちゃ、というのが、現時点における名張市の統一見解なのであろうと判断される。しっかし、おれら暴走族かよ。夜露死苦、みたいな感じかよ。
 
 ところが、因果なことに、なにしろ名張市なのである。なんつったって、名張市だもの。庁舎あげて統一見解を打ち出すことまではできたとしても、その先が難しい。統一見解にもとづいてなにをすればいいのか、なにをどうすれば名張まちなか再生委員会を解散に追い込めるのか、それがわからない。なんせ、頭をつかわなければならんのだからな。そんなこと、名張市にはできない相談なのである。ちょっとでも頭をつかおうとしたとたん、おつむがたちまちオーバーヒートして、ひゅーん、ひゅーん、とおつむのどっかから切なそうな音が聞こえてきたかと思うと、耳の穴からもくもくと黒い煙が出てくる。えらいもので、庁内会議でちょっとした難問にぶち当たり、出席者が無謀にもいっせいにものを考えはじめたりするやいなや、あっちこっちでひゅーん、ひゅーんと切なげな音がすると同時に、耳から出てきた黒い煙がたちまち室内に充満して、スプリンクラーが勢いよく散水をはじめてしまうってんだからたまらんよな。とにかく、庁舎一丸となってみたところで、ろくな知恵が浮かばんというのが現実なのである。
 
 だから、名張市役所のみなさんのために、6月17日付エントリにおいて、名張まちなか再生委員会を解散にもちこむ方法を教えて進ぜたはずである。
 
 
引用。
 
   
よろしい。そういうことなのであれば、官民双方のムラ社会どっぷり派諸兄姉のために、心からなるアドバイスをひとつ進呈しておこう。このままでは名張まちなか再生委員会、諸兄姉の望まないような組織になってしまいそうな流れではあるから、きれいにぶっ壊してしまうのが賢明であろう。そのほうが、諸兄姉も枕を高くして眠れるはずである。だから、とにかく、総会を開いてしまうのである。予定どおり6月28日に総会を招集し、しょっぱなの議案第一号で、委員会規約第三十九条にのっとって、委員会の解散を議決してしまえばいいのである。ただしそれには、委員総数の四分の三以上の承諾が必要となる。どうすればいいのか。知れたことよ。多数派工作である。委員ひとりひとり、しらみつぶしに懐柔して、解散に賛成させるよう工作を進めればいいのである。いかにもムラ社会的な画策だから、たぶん諸兄姉はお手のものであろう。むろんその場合にも、6月28日の総会にはちゃんとした総会資料を用意する必要がある。とはいえ、どうせ第一号議案で委員会の解散が議決されるわけなんだから、第二号以下の議案はダミーでよろしい。適当にでっちあげておけばよろしい。適当にでっちあげておくように、とコンサルタントに丸投げしておけばいいのである。どうだ。名案であろうが。いつまでもちまちまこそこそばかりしてないで、ちっとは腹をくくってこの程度のわるだくみに走ってみるのも一興であろう。みてるほうも、そっちのほうがずっと面白いし。
 
 6月28日に総会を開くのは無理だったけど、8月に予定されている総会へ向けて、とにかく多数派工作を進めることである。そのうえで、総会の議案第一号で委員会の解散を強引に決議してしまい、あと白波と散会してしまえばいいのである。それがベストの選択だと思うぞ。まわらない頭を無理にまわして打開策を検討してみたところで、まーたスプリンクラーのお世話になるだけの話であろう。四の五のいってないで、多数派工作に邁進すればいいのである。むろん、工作にはおれも乗らせてもらうぜ。自分でいうのもあれだけど、おれなんてすぐ転ぶもんね。以前から公言しているとおり、買収は年中無休で受付中である。うそだと思ったら買収してみてごらん。すぐに転ぶから。とはいえ、最近の名張市役所のみなさんは、買収の手口すらご存じないのかもしれんなあ。
 
 よろしい。そういうことなのであれば、懇切に手ほどきして進ぜよう。買収のいろは、というやつである。ごく簡単なことである。買収には古来、三原則というやつがある。どんな三原則か。飲ませる、抱かせる、握らせる。これである。これしかないのである。これだけでいいのである。このみっつさえしっかり押さえておけば、落ちない人間なんてひとりもいないといわれておる。だから、この三原則にのっとって、おれをきっちり買収してみなさい。そうすれば、出世の道が音を立てて開かれるはずである。ただし、いっといてやる。念のために、いっといてやる。いいか。飲ませるったってヤクルトミルミルじゃねーんだぞこら。抱かせるったってキティちゃん人形じゃねーんだぞこら。握らせるったってそこらの道ばたに落っこってる犬のうんち握らせたりなんかしやがったらうちの犬のおしっこ三年ほど溜めといてある日突然てめーの頭に盛大にぶっかけてやっから覚えとけよな。
 
 しかし、大丈夫かほんとに、とわれながら思う。思いながらつづけるけど、とにかくまあ、名張市役所のみなさんには、へたに頭をつかおうとしないほうがいいんじゃね? とアドバイスしておくのがいいであろうな。なにしろ、お役所の人である。考えることといったら、あいもかわらぬ責任回避、名張商工会議所がどうの、名張地区まちづくり推進協議会がこうの、そんな名前をもちだして主体性をすっかり放棄してしまい、恥知らずなまでに責任を回避してしまう、みたいなことになるのは火をみるよりも明らかであろう。とはいえ、なんのかんのご託を並べてみたところで、まちなか再生事業の最高責任者は、いうまでもなく名張市長なんだぞ。いまさらおれがいうまでもなく、平成19・2007年、つまりおととしの10月に名張市考査委員会が提出した「名張市事務事業評価報告書」にも、「中心市街地活性化事業」の項におなじことが記されている。
 
 20090710a.jpg
 
 な。こんなふうに書いてあるだろ。
 
   
・「まちなか再生委員会」の位置付けが不明確であり、責任主体の明確化が必要である。
・指定管理者の導入は公募を前提とすべきであり、NPO法人への特命は望ましくない。
・計画が楽観論すぎるので、組織、権利関係を明確にするために、条例の担保が必要である。
・ワークショップとしての位置付けを明確にし、事業決定権は市長にあることを明らかにする必要がある。
 
 ついでにいっとくと、報告書のおなじページには、「まちの保健室整備事業」は「問題点が多い」との指摘もみられる。なんかもう、なにからなにまで無茶苦茶だぜ、って感じだぜ。したがって、まちの保健室にも幕を引くべきなのかもしれんのだが、その問題にはいまはふれないことにして、まちなか再生事業にかんしていえば、考査委員会から具体的な指摘があったというのに耳を貸そうとせず、責任主体をいいだけあいまいにして、さんざっぱらインチキにインチキを重ねたあげく、五年が経過してみたら、とどのつまりは大失敗、という結論が出ているわけなのである。もうほんと、いいかげん幕を引くべきだと思うぞ。幕を引くしかないと思うぞ。いったんきれいに幕を引いて、仕切り直しを図るべきだと心から思う。ただし、幕を引くってのは、インチキを糊塗し、不正行為を隠蔽するために、名張まちなか再生委員会を無理やり解散させてしまう、ということではまったくない。その点、勘違いしちゃだめだかんね。
 
 とにかく、いったん、幕を引くべきである。では、いったいだれが幕を引くのか、というと、これはもう、まちなか再生事業の最高責任者でいらっしゃる市長をおいてほかにない。当然のことである。名張市職員のみなさんも、まちなか再生事業の幕引きはぜひ市長にお願いしたいなと、心の底から望んでいらっしゃるのではないかしら。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 早ッ。ほんと、早ッ。といったって、理事会の話ではない。第五回理事会がいつ開かれるのか、いまだ連絡はない。遅ッ、というしかない。早いのは、これである。
 
 
 第四回理事会の議事録が、名張市の公式サイトにもう掲載されている。記憶は定かならねども、第三回理事会の議事録がネット上で公開されるまでには、かなりの時間を要したような気がする。まず、プリントされた議事録が郵送されてくる。そのあと、議事録のPDFファイルが名張市公式サイトに掲載される。そういった手順で議事録の公開が進められるのだが、第三回にくらべると、第四回のPDFファイル公開は、早ッ。びっくりするくらい、早ッ。こんなことなら、なにも苦労してこのブログに議事録のスキャン画像を掲載することはなかったのである。プリント版の議事録を郵送するとき、PDF版は何月何日に名張市公式サイトに掲載いたします、とひとこと教えておいてくれたなら、それで済んだ話なのである。なんだよ事務局、みずくせーじゃねーか。もうちょっと垢抜けてやれよ。協働だろ? パートナーだろ? おれが水戸黄門だとしたら、事務局は疾風のお娟じゃねーか。だからって、いきなり風呂に入ってどうするよ。風呂なんか入るより先に、もう少し連絡を密にしようぜ、という話である。
 
 それにほら、名張市公式サイトの議事録は、なぜか知らんが匿名になっておる。厳密にいえば、第一回理事会の議事録では出席理事の個人名が明かされているのだけれど、第二回以降の理事名はAとかBとかアルファベットで表記されておる。どうした? ぐあいのわるいことでもあったのか? 第一回の議事録を公開したあと、理事名は隠蔽しろよばーか、とかどっかのばかからクレームが入ったのか? なんか、事務局も、いろいろと、あっちこっち、よけいな気をつかわねばならんようだな。大変そうだな。しかし、この程度のことで泣くんじゃねーぞ。とはいえ、おれのブログで公開している第四回理事会の議事録には、理事名がしっかりそのまま記されているわけなのだから、名張市公式サイトの議事録だけを匿名にしてみたところで、頭隠して尻隠さず、みたいなことでしかないのではないか。やっぱ、しばらく泣いてみっか?
 
 だからね、要するにね、これが最初っから、PDF版は何月何日に名張市公式サイトに掲載いたします、と連絡されていたのであれば、おれだって二日や三日のタイムラグは余裕で待つことができたわけなの。ところが、そのあたりの連携がまったく密でなかったから、名張市お得意の隠蔽工作も、頭隠して尻隠さず、みたいな不首尾に終わってしまったということなのである。な。協働だろ? パートナーだろ? おれが坂崎磐音だとしたら、事務局は金兵衛長屋の金兵衛じゃねーか。え? おれがいい役ばっか取ってくって? いや、わりーね、わりーね、わりーねでいーとりっひ、とかいってみたところで、完璧なまでに理解不能なのであろうな。
 
 理解できないなら理解できないでいいとして、おれがなにをいいたいのかというと、エントリタイトルにも記したとおり、幕引きは市長のお仕事、ということである。きのうはおりしも七夕さま、名張まちなか再生委員会が一日も早く解散しますように、と涙目で星に願いをかけた関係各位もいらっしゃるのかもしれんのだが、名張まちなか再生委員会の活動にいますぐ幕を引きたいというのであれば、それはやっぱ、どうしたって、市長のお仕事、ってことになるはずだよな。いまや名張市役所には、おれに石をぶつけたくてぶつけたくてしかたがない、という職員のみなさんが押しあいへし合い、たたみいわしみたいな状態になっておるのであろうなと推測される次第ではあるが、そのたたみいわしのみなさんからも、幕引きは市長のお仕事、という一点における同意や賛意や共感ならば、それはもう怒濤のごとくに寄せられてくるはずである。おれはそう思うぞ。助さんも格さんも、新顔のちゃっかり八兵衛だってそう思ってるはずだしな。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 まだである。まだであるから、暇である。暇であるから、名張市議会議員の先生のブログでも拝見してみることとする。毎度おなじみ、「『名張を本気で変える!!』田合たけしの活動日記」である。
 
関空(6月29日)
訪中の記録(7月5日)
 
 ご立派なことである。名張市議会の梶田淑子先生、松崎勉先生、中川敬三先生、田合豪先生、以上四人の先生がたが、なんかもうがたがたのかたがただという気もするけれど、視察旅行で蘇州と上海にいらっしゃったそうである。その報告が、名張市議会唯一のブログ派議員の先生のブログに連載された、というわけである。ご立派なことである。なかなかできないことである。今回の視察旅行でいったいどれくらいの税金がつかわれたのか、それが明記されておればもっと立派な報告になったものをと惜しまれる次第であるが、そこまで望むのはぜいたくというものであろう。無理難題というものであろう。だから、名張市民も、てめーら名張市はいいだけ財政難だっつーのに市議会議員ふぜいが市民の血税でじゃらじゃらじゃらじゃら物見遊山かましやがってそんなことでいいと思ってんのかこの税金泥棒がよー、とか、そんな難しいことをいうのはあまりよくないと思うぞ。しかしまあ、名張市議会議員の先生がたは、いくらがたがたのかたがたであるとしても、中国なんか行くより先に、名張小学校の学級会とか児童会とかを視察するべきだとは思うけどなあ。
 
 名張市議会といえば、最近なぜか、反射的に連想されるのが、桐生市議会である。名張もそこそこあれだけど、桐生は桐生でほんとに面白い。
 
由紀日記 にわやま由紀の議会ノート:2009年07月06日
 
 名張市議会の先生がたがたも、一度でいいから、視察なんて必要なくね? とかおっしゃってみてはいかがであろうか。そしたら、名張市民から、てめーら名張市はいいだけ財政難だっつーのに市議会議員ふぜいが市民の血税でじゃらじゃらじゃらじゃら物見遊山かましやがってそんなことでいいと思ってんのかこの税金泥棒がよー、とかいわれることもなくなると思うのだがなあ。しかしまあ、視察旅行を廃止してしまったとしても、それだけで名張市議会議員の先生がたがたが税金泥棒じゃなくなるかっつーと、そうでもないとは思うけどな。
 
 さて、名張まちなか再生委員会の話題である。きょうも、ぱたぱたぱたっ、と畳みかける。で、やっぱ、エントリタイトルにも記したとおり、幕引きは市長のお役目、ということになるであろうな。ぱたぱたぱたっ。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 と律儀に尋ねておいてから、きょうも第四回理事会の話題である。議事録の後半、十九ページから三十七ページまでを公開する。二十四ページからそろそろと、まちなか運営協議会なんてまだ発足してないんだもんね、という論証がスタートするのであるが、論述の巧拙という問題はあるにしても、ひととおりお読みいただければ、屁理屈をこねてるとか、重箱のすみを突っついてるとか、そういったレベルの話ではまったくないということが、どなたにも理解していただけるものと思う。げんに、三十ページからはこんな発言がなされている。
 
 「運営協議会がまだ正式に発足していないということは、きちんとしておく必要があると思います」
 「そのとおりですね」
 「それは認識不足だったと思います」
 「私も、平成19年度の定期総会は把握していませんでしたが、平成20年度からすぐが、あの定期総会でしたので、気がつきませんでした」
 「中理事のお話は定期総会で挙げられるのでしょうか?」
 「挙げて頂かないと仕方ないと思います」
 「それか、運営協議会は、再生委員会とは一切関係ないと宣言するかですね」
 「再生委員会が運営協議会を設置しますと総会で決めているので」
 「平成19年度の定期総会で設置しますと決めているので、設置しました、ついては受け皿になるので、再生委員会から抜けますということで良いと思います」
 「運営協議会の発足に伴って、運営協議会を明確に位置づけた再生委員会の規約が、一旦は変えないといけないと思いますし、それは総会で正式に諮らないと、このままではいけません」
 「役員が知らないままに進んでいたのではないでしょうか?」
 「当時の役員会の怠慢であったということですね」
 「役員全員除名処分の対象にしてもいいくらいだと思います」
 「この件は総会の頭から抜けている話しだと思います」
 
 簡単な話である。ものごとはちゃんと決めようね、というだけの話である。まちなか運営協議会がどうのとか、やなせ宿がこうのとか、そんな話以前の問題である。屁理屈でもなければ、重箱のすみでもない。組織の根幹の問題である。その根幹が、あまりにもぐだぐだであったということなのである。なんとかしろよな、という話だったのである。きのう公開した議事録十三ページには、「旧規約には会議における議決の方法が規定されていませんでしたので、その部分をまずは見直しました」という発言があるけれど、ものごとをちゃんと決めるというあたりまえのことがまったくできていなかったから、規約を改正しなくっちゃな、という話になったのである。
 
 だから、ちゃんと決めような、ということになった。第四回理事会の時点では、おととしの定期総会で設置することが決まったんだから、早くまちなか運営協議会を設置しようね、ということになった。しかし、実際には、まちなか運営協議会を発足させるとなると、手続きがどえりゃあ面倒でかんわあ、ということになる。だから、第五回理事会では、もしかしたらまちなか運営協議会って必要なくね? と理事に問いかけてみるつもりであった。よく考えてみたら、そんなもの要らなくね? と質問すれば、そーだよなー、そーいやそーだよなー、そこに気がつかなかったよなー、いわれてみれば簡単な話だよなー、なーんかばかみたいだよなー、という話の流れになるはずであると踏んでおったのだが、総会がいきなり8月に延期されるという予想外の展開になったので、6月18日のエントリにその旨を記した。
 
 
 とにかくもう、王手なのである。こっちはもう、王手ざーんす、といってるわけである。千日手にするのはとても無理な相談だし、さあ、どうするのかな、名張市役所のみなさんや。ざんすざんす、どうするざんす、王手ざんすよどうするざんすと尋ねてみても、ろくな返事はないざんす。ざんすざんす、さいざんす。ほんっと、どうするよ。どうするったって、将棋盤をひっくり返すくらいが関の山なのかもしれんな。幼児性を丸出しにして、ちゃぶ台ひっくり返すくらいのことしかできないのかもしれんな。いや、そんなことすらできないかもしれん。なんかもう、市民のひとりとしてとても心配になるざんす、とかいいながら、そろそろ議事録の後半をお読みいただくこととする。
 
第4回名張まちなか再生委員会理事会議事録
p.19
p.20
p.21
p.22
p.23
p.24
p.25
p.26
p.27
p.28
p.29
p.30
p.31
p.32
p.33
p.34
p.35
p.36
p.37
 
 以上である。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 とかいってたら、きのう、第四回理事会の議事録が郵送されてきた。名張市公式サイトには、まだ掲載されていない。
 
 
 いずれ掲載されるはずではあるが、なにしろ現在ただいまは、ぱたぱたぱたっ、と畳みかけている最中なので、悠長なことはいってられない。スキャン画像で公開して、ぱたぱたぱたっ、と畳みかける。議事録は全三十七ページ。二回にわけて公開することにして、きょうは十八ページまで。イントロダクションとして、眼についた発言を適当に引いておく。
 
 「まちなか再生事業については、継続的に進めていきますが、この再生委員会自体については、再生委員会で決めることであり、その判断に委ねます」
 
 「市としては、再生委員会の有無にかかわらず、プランに基づく事業を継続的に進めていきます」
 
 「再生委員会が解散されたとすれば、まち協などの既存の組織や新たな組織を作って進めていくことも考えていかないといけません」
 
 「再度お伝えしますと、再生委員会を解散するようなシナリオはございません」
 
 「また、前回も市にお聞きしましたが、『たら』の話ではなく、市としてこの再生委員会が解散すると困るのか困らないのかをはっきり言って頂きたい」
 
 「まちづくり交付金事業を進めていく条件としては、再生委員会の存続は条件となりません」
 
 「ですから、再生委員会を存続するかしないかの議論は今日する必要がないと思います」
 
 「だから、水か浸かないということを前提に、鮎釣りも出来るので、長良川より名張川の方が沢山釣れるなどの宣伝も必要だと思います」
 
 「個人としては、名張地区の再生は、必ず市が取り組むべきことで、絶対に進めて頂く必要がありますが、再生委員会として、改正規約の再改正の検討も含めて、この形で進んでいっていいのかどうかと考えています」
 
 「市は現在莫大な赤字を抱えているなか、これからの展望とて、市として予算的な担保はあるのでしょうか?」

 「1億円は、例えばの話です」
 
 「一緒に検討するという意味が異なります」
 
 「再生委員会を再編してまちなか再生に取り組んでいくのは当然であり、会の解散ではなく、スタイルを変えて、協働の在り方も変えて取り組もうということを提案しています」
 
 「失礼なお話ですが、やる気が無いのではないでしょうか?」
 
 なにがなんだか、わけがわからん。とりあえずお読みいただこう。
 
第4回名張まちなか再生委員会理事会議事録
p.01
p.02
p.03
p.04
p.05
p.06
p.07
p.08
p.09
p.10
p.11
p.12
p.13
p.14
p.15
p.16
p.17
p.18
 
 以下、あすにつづく。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 諸般の事情により、きょうはこれぐらいにしといたるわ。諸般の事情っつーか、もう二日酔いがひどくってさ、頂戴したコメントにへろへろ状態でレスをお返ししただけなんだけど、きょうはこれくらいで堪忍してくれないか。すまんな。最後にひとこと。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 とか毎朝いってるのがさすがにあほらしくなってきたので、きのう、名張市役所に行ってきた。さいわいなことに、そこらの物陰から、えいッ、えいッ、とおりゃあッ、と石が飛んでくるようなこともなく、無事、四階の市街地整備室、つまり、名張まちなか再生委員会の事務局までたどりついた。で、こんなことを尋ねた。
 
 理事会まだぁ〜?
 
 まだだという。理事会の日程は、まだ決まっていないという。8月に総会を招集するのだから、7月中に開かなければならんであろうな、みたいな感じであった。ま、それはそうであろう。あたりまえの話である。
 
 それから、これまでまったく気がついていなかったのだが、総会では役員改選がおこなわれる、と教えられた。委員会の規約を確認してみると、たしかに「役員の任期は1年とする。ただし再任を妨げない」と記されている。しかし、役員の任期が一年だとしたら、昨年6月1日の総会で選ばれた役員は、すでに賞味期限切れなのではないか。委員長も副委員長も、もう自動的に失職している、ということになるのではないか。ようわからんが、とにかく無茶苦茶である。以前から無茶苦茶ではあったのだが、無茶苦茶ぶりにいよいよ磨きがかかってきている。ここまでの無茶苦茶は、そうそう転がっておらんのではないか。ほんと、名張市ってのはもう全国に誇れるくらいに無茶苦茶ざんす、ざんすざんす、さいざんす、あたしゃあなたにアイブラユー、とか「さいざんすマンボ」のメロディに乗せてうっかり全国に発信してしまいそうになるほどである。
 
 失職の件はさておき、たしかなのは、8月の総会で役員改選がおこなわれる、ということである。規約には「委員長、副委員長は、理事の互選により定める」と記されているから、総会前の理事会で互選がおこなわれ、その結果が総会に議案として上程される、ということになる。よーし。上等である。なにしろおれなんて、去年の総会で委員長に立候補しようとして、あっさりリジェクトされた身なのだからな、今年こそ勝負だ、ということになる。委員長になりあがり、名張市長との直接対話を実現して、アドバンスコープで中継なんかもしてもらってさ、まちなか再生の現状と展望を熱く熱く語り合ったりしてやるぜ。よーし。こうなったら、ちかく開かれるはずの第五回理事会において、委員長に選ばれるべく人生最大の努力を傾注しなければならんぞ。よーし。
 
 よくない。よくないよくない。じつによくない。えらいことに気がついた。8月の総会では、委員長とおれの除名処分が検討されるはずなのである。ちかく開かれる第五回理事会で、おれはその旨を提案することにしているのである。がーん。総会で除名されてしまったら、委員長には就任できなくなるではないか。がーん。がーん。名張まちなか再生委員会の発足以来はじめて、ずぶずぶなあなあのムラ社会とはさっぱり無縁の委員長、ものごとはちゃんと民主的に決めようね、名張小学校のよい子たちをお手本にしようね、念のためにいっとくと名張市議会はお手本にならないからね、名張市議会の先生がたも政務調査費つかって名張小学校の学級会とか児童会を視察すればいいのにね、なんなんだろうねあの先生がたは、と委員全員にやさしく語りかけることができる委員長の誕生をみるところだというのに、除名なんかされちゃったらどうするよ。がーん。がーん。がーん。
 
 なんかもう、漫画じゃね? とお思いの向きもあろうけれども、まさしく漫画である。しかし、当節じゃ国政が漫画そのものなんだから、名張市政が漫画であってどこがわるいか。だいたいが、国に右へならえ、というのが名張市のモットーらしいじゃねーか。ならば、解散まだぁ〜? と国政をおちょくる感じで、きょうも名張市政をおちょくっといてやろうっと。
 
 理事会まだぁ〜?
 理事会まだぁ〜?
 
 月が替わっても、いってることはおんなじである。月が替わったといったって、まだ7月なのである。きょうはまだ7月1日なのである。名張まちなか再生委員会の総会は「8月中を目途に」開かれるとのことだから、めいっぱい先送りされて、8月30日の日曜に開催ということになるのではないか。だとすると、まだ二か月も先のことである。二か月もあればほとぼりも冷める、とか思ってんだったら大まちがいなのであって、あーこれこれ、いつまでもちんたらちんたらしてんじゃねーぞこの名張市とかいうインチキ自治体。
 
 まさにそのとおり、これはすでに名張市の問題なのである。名張まちなか再生委員会の問題は、もうすっかり解決されている。おととしの総会で設置案が了承されたまちなか運営協議会は、二年たってもいっこうに結成されませんので、もう設置しないことにいたします、と今年の総会で決議すれば、それできれいにクリアできる。それできれいに済んでしまう。済まないのが名張市なのであって、いまや問題は、名張まちなか再生委員会から名張市に飛び火してしまっているのである。
 
 とにかくひどい話である。名張市ったらずいぶんひどい。なにがひどいといって、そんな協議会は存在していないというのに、まちなか運営協議会を名乗るあやしげな団体と契約を結び、やなせ宿の運営を二年にわたって委託している。ただしこれ、名張市が詐欺に遭った、という話ではまったくない。そこらのわけのわからん団体が、というか、名張地区まちづくり推進協議会の傀儡にしかすぎないまちなか運営協議会を名乗るダミー団体が、やなせ宿の運営にかんして名張市と不当な契約を結んだわけなのであるから、その意味においては、名張市が詐欺の被害者であるとみえぬでもない。しかし、なんのなんの、そんなことではまったくない。なにしろ名張市は、名張地区まちづくり推進協議会と癒着結託し、手取り足取りして、やなせ宿をめぐる不正行為の面倒をころっとまるっとみてやったらしいのだからな。なにが詐欺かよこんなもん。名張市と名張地区まちづくり推進協議会は、馴れあいもたれ合いのわるだくみ、いろんなことやって市民の税金をかすめ取った共同正犯なのである。
 
 したがって、あえて詐欺ということばをつかうなら、詐欺に遭ったのは名張市民だといわなければならない。名張市民がいくらかすめ取られたのか、あるいは、かすめ取られつつあるのかというと、いつかも紹介したけれど、まず昨年度、平成20・2008年度がこれ。
 
やなせ宿管理運営委託料  1,195,320円
 
 この金額には、やなせ宿の電気代とか水道代とか警備や浄化槽管理などに必要な経費は含まれていない。すべて合わせると、ざっと二百七十万円あまりということになる。で、今年度、平成21・2009年度がこれ。
 
やなせ宿企画運営委託料  2,538,900円
やなせ宿管理運営委託料  2,294,250円
合計           4,833,150円
 
 なんかすごい話である。このご時世に、二年目の委託料が四倍にはねあがっている。ほとんどありえない話ではないか。このままの状態で推移すると、名張市はやなせ宿にどれだけの税金を投入しつづけなければならんのか。企画運営や管理運営の委託料、値上げの要求が突きつけられる可能性もあるわけだから、どうなるのかはだれにも予測できないのではないか。なにしろ、名張市は名張地区まちづくり推進協議会のいいなりじゃね? という気がするもんな。なんつーかもう、なすがままか? そしたら、きゅうりがパパか? するってえと、とまとがグランマで、まくわうりがグランパなのか? とかくだらないこといって喜んでんじゃないわよ。
 
 むろん、名張市の苦衷もわからんではない。察するにあまりある、といってもいいほどである。なにも考えずにつくったやなせ宿、いまだになにも考えつきませんから閉鎖いたします、みたいなことにはとてもできないから、わらにもすがる思いで名張地区まちづくり推進協議会にすがっておるということなのであろうが、そんなことでいいのかな。そんなばかなことしかできないインチキ自治体が、総会を二か月先に延ばしてみたところで、いい知恵なんかまるっきり浮かばないのではないのかな。そんなわるあがきしてるよりも、いつまでもかっこばかりつけていないで、もう少し正直になって、失敗は失敗と認め、非は非と認め、多少の恥はかいたとしても、仕切り直しとか、出直しとか、そういったことに眼を向けたほうが絶対いいと思うのだがなあ。そのためにも、総会は8月開催と公表してしまったんだからそれでいいとして、理事会は早く開こうな。なあ名張市。
 
 理事会まだぁ〜?
理事会まだぁ〜?
 
まーたこれかよ。理事会まだぁ〜? とかまーだいってんのかよ。もしかして、ばか? とお思いの向きもあろうけれども、こんなことでもやってないと8月の総会まで間がもたなくってさ、はっはっは、なんてことではまったくなくて、ここまでやらんとインチキに歯止めをかけることができないと判断されるからである。だからやってる。
 
歯止めがかからないと、どうなるのか。ものごとがしれっと進行する。つまり、昨28日の日曜日に名張まちなか再生委員会の総会が予定どおり開会され、型どおりに議事が進行して、なにごともなく閉会する、ということになっていたと思う。6月5日の第四回理事会において、まちなか運営協議会をめぐるあまりといえばあまりなインチキを指摘しておいたにもかかわらず、ご意見はありがたく承りました、今後の参考とさせていただきます、みたいなことで話にけりがつけられてしまい、予定どおり開かれた総会ではまちなか運営協議会のことなんかまるで問題にされやしない、といったことになっていたはずである。だが、実際にはそうはならなんだ。なぜか。6月6日の朝っぱらから、このブログできゃんきゃんがあがあにゃんにゃんぶひぶひひんひんげろげろこけこっこー、とブレーメンの音楽隊もかくやとばかりいいだけわめきたててやったからである。第四回理事会で指摘し確認し主張したことを、ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ吠えまくってやったからである。だから、ご意見はありがたく承りました、みたいなことでは済まなくなって、総会を8月まで延期する、という笑うべき結果になってしまった。
 
総会が延期されたということは、まちなか運営協議会をめぐるインチキがたしかに存在していると、不正行為がたしかにおこなわれたのであると、名張まちなか再生委員会みずからが認めたということにほかならない。おれが単に理不尽不合理なことを口走っただけであったのなら、つまり、いわゆる屁理屈を並べたてただけだというのなら、そんな屁理屈は取るに足りぬものとしてあっさり一蹴されているはずである。ところが、委員会がはらほろひれはれ状態になってしまい、その結果として総会が延期されるにいたったのだから、屁理屈というひとことで片づけることはできなかったわけなのである。はっはっは。だいたいがあれだぞ、ずぶずぶなあなあのムラ社会で屁理屈と称されるところのものこそが、ふつうの市民社会ではごくまっとうで正当な論理として通用する、みたいなケースが多いのだぞ。とにかく、おれのいったことが単なる屁理屈や牽強付会や詭弁なんかではまったくなかったという証拠に、総会は8月まで延期されてしまったのである。さあ、これからどうするよ。
 
ほんと、これからどうするよ。理事会を開き、総会を開く、ということに当然なるはずなのだが、ならなければおかしいのであるが、実際のところはどうなのであろうな。理事会も総会も開きたくなんかないんだッ、名張まちなか再生委員会なんかこの世から消えてなくなればいいんだッ、というのが関係各位の本音なのであろうから、幼児性を丸出しにしてちゃぶ台をひっくり返してしまう、みたいな展開が待っていないともかぎらない。げんに第四回理事会では、名張まちなか再生委員会を解散する方向に誘導しようという関係各位の腹黒い意向が、恥も外聞もないほどあからさまに示されておったのだからな。うそだと思ったら、理事会の議事録をみてごらん。
 

みてごらん、とはいったものの、第四回理事会の議事録はいまだに掲載されておらんから、ごらんいただくことはできんのである。しかたないからも、6月6日付エントリをごらんいただく。
 
 
   
さてそれで、なんでここへ来て、委員会を解散する話が前面に出てきたのかな、という問題であるが、これはもうまちがいなく、名張地区まちづくり推進協議会によるやなせ宿私物化作戦の一環であろう。きのうの理事会では、行政サイドの強力なバックアップのもと、私物化作戦が着々と進行しているらしいことが感じられた。たとえば、もしもいま、名張まちなか再生委員会が解散したら、名張市はそれでもいいのかな、と行政サイドに尋ねてみた。委員会がそういう判断をくだすのであれば、解散してもかまわない、との返事が返ってきた。しかし、名張まちなか再生プランには、十年という期間が明記されているではないか、それを半分で投げ出して、委員会が解散ということになってもいいのかな、かりに解散ということになったら、新しく代替組織をつくることになるのかな、どーなのかな、どーなのかな、とつっこんでゆくと、新しい組織をつくらなくても、まちづくり推進あわわわわわ、みたいな返事が返ってきた。だから、はっはーん、と大きな声を出してやった。なにが、はっはーん、か。いうまでもあるまい。名張地区まちづくり推進協議会によるやなせ宿私物化作戦をとどこおりなく推進するために、いまや邪魔者でしかない名張まちなか再生委員会をきれいに解散させたいというわけなのである。はっはーん、そういうことか。はっはーん。はっはーん。こうなるとほんと、
 
──とにかく市長を呼んでこい。
 
ということにならざるをえない。
 
──首に縄をつけてでも、市長をここに引きずり出せ。

そうだよなあ。この問題もあるもんなあ。総会には必ず、忘れることなく、市長にお出ましをいただかねばならん。むろん来賓としてではなく、まちなか再生事業の最高責任者、さらには、今年度の施政方針で明らかにされた今後の計画づくりの提案者として、是が非でもご出席をたまわらねばならんのであるが、それを考えると、総会の実現性というやつがいよいよ遠ざかってしまうような気もするしなあ。難しい問題だよなあ。
 
ところで、現在ただいま、6月29日朝っぱらの時点において市長といえば、なんつったって横須賀市長だよな。
 
Googleニュース:横須賀市長

ふーん。元首相のお膝元で、現職を破って三十三歳が当選、ってか。ふーん、へーえ、とか感心してるあいだに図書館のことを記す時間がなくなったけれど、それはそれでいい。全然OKである。なにしろおれのモットーは、人にきびしく自分にやさしく、なのであるからな。はっはっは。だから当然のことながら、きょうもここらでだめを押す。
 
理事会まだぁ〜?

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