三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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理事会まだぁ〜?
しかし、暑いな。理事会のことなんかどうでもよくなってくるくらい、とにかく暑いな。天気予報によればきょうは少しはましらしいのだが、ここんとこずいぶんと暑かったよな。人間も暑いが、犬も暑い。むしろ、犬のほうが暑い。うちの犬っころなんか、こんな顔してばててるもんな。
あんまりばててるようにもみえないけれど、じつは、ばてばてである。これ以上ばてると、なんだか目つきがあやしくなってくるから恐ろしい。でもって、いうまでもなく、まだなのである。名張まちなか再生委員会の第五回理事会は、まーだ招集されないのである。もしかしたら、永遠にまだなのかもしれんな。名張市と名張地区まちづくり推進協議会とで結成された極悪コンビにとってみれば、理事会などは開かず、いきなり総会を招集して、その冒頭で委員会の解散を決議してしまうのが、もっとも都合のいい幕引きではあるのだから、理事会なし、という可能性だってないわけではない。しかし、そうやすやすとは問屋も卸してくれんと思うぞ。だから、とっとと理事会を開こうな。
かりに理事会が開会されないとなると、ちょっと困るのが住民監査請求のタイミングである。いまのところ、第五回理事会の内容もしっかと踏んまえたうえで、ぱっかーんと住民監査請求をかましてやるつもりでいるのであるが、理事会はもう開きません、ということなのであれば、いつの時点で請求をかませばいいのか、ちょいと判断に苦しむことになる。いやいや、必ず住民監査請求をぶちかます、と決めたわけではまだないのだが、6月5日の第四回理事会で、いちおうの予告はしておいた。
第4回名張まちなか再生委員会理事会議事録
p.25
引用しておく。
・また、今の運営協議会に名張市がやなせ宿を委託しているのは、市に問題があり、違法な契約に予算を使ってはいけませんので、住民監査請求で、市長に早期返却を求めるか或いは職員が行っていることは、かなり悪質なことですので、職員の皆様3名の頭割りで、百何十万の損害賠償を措置請求することになるかもしれませんが、とにかく悪質です。
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「違法な契約」というのは、ちょっといいすぎであった。すまなんだな。不当な契約、というのが妥当なところだろう。「百何十万」というのは、平成20・2008年度のやなせ宿管理運営委託料のことで、正確には1,195,320円。昨年度、名張市はまちなか運営協議会を自称する団体にやなせ宿の管理運営を委託したのだが、その契約はどう考えても不当なものであり、そんな契約に市民の税金つかわれちゃたまんないから、この百二十万円ほどは耳をそろえて名張市に返還されるべきである、というのが請求の趣旨であって、この場合、やなせ宿の運営内容はまったく関係がない。どんなすばらしい運営がなされていたとしても、運営を手がける団体が正式な組織と認められない以上、そんな組織との契約そのものが不当であり、無効とみなさざるをえない、ということである。
で、だれが百二十万円を差し出すのか。契約を結んだのは名張市長なのだから、市長が負担する、という考えかたもありなのだが、悪質なインチキに携わった事務局職員にも責任はある。事務局職員三人を対象に職員措置請求をおこない、百二十万円を三人で負担していただく、という考えかたもありなのである。ちょっと計算してみたところ、ちょうど割り切れる数字だし。
1,195,320円÷3=398,440円
なんというのか、そろそろ、こういう認識が一般的になるべきだと思う。つまり、個々の行政職員にもそれぞれの責任ってものがある、という認識のことである。それはまあ、お役所というのはひとつの巨大な責任回避システムなのであって、だれもなんにも責任を負わなくていい、みたいなしくみが完備している。それはもう感心するくらいみごとなシステムであるのだが、感心ばかりもしてらんないわけよ。だから、世の中には責任ということばがあるんだよ、ということを職員諸君の肝に銘じていただくために、あえて職員措置請求をぶちかますべきなのではないか、と考える次第である。
では、どんな責任があるのか。やはり第四回理事会の議事録から引用することにして、ただし、出席者名をわざわざ匿名にして議事録を公開した事務局の涙ぐましい意を汲んで、名張市公式サイトのPDF版から引いておく。
名張市公式サイト:名張まちなか再生委員会(理事会関係)
(A副委員長)
・事業報告を行う資料と、既に動いている運営協議会の件は、遡り承認という形にするなど、気がついた時点できちっとしておく必要があります。
・運営協議会については、役員会の議事録に載っていて、定期総会で報告されていないということは、問題だと思います。
(事務局)
・当時の役員会には、A理事、C理事以外は現在のメンバーであり、役員会において充分に協議されていて、定期総会に臨んでいます。
(A副委員長)
・ところが、定期総会の議事に載っていないのが問題です。
(事務局)
・議事に載せないという議論がなされていると思います。
(A副委員長)
・載せないのなら、平成19年に設立しようとした部分との矛盾が生じてしまいます。
(G理事)
・そこが問題だと思います。
(A理事)
・完全なルール違反です。私物化だと思います。
・定期総会までに理事会を開催するという確認だけはして頂きたい。
・また、定期総会の議事の進め方については、一度、福廣副委員長の方で検討して頂きたい。
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引用した最後の発言、本来であれば「A副委員長」と表記されているべきところが実名で記されているが、これは事務局のイージーミスであろう。ちなみに、「A理事」とあるのはおれのことで、おれが「ルール違反」といったのは、一昨年の定期総会でまちなか運営協議会の設置案に承認が与えられたにもかかわらず、昨年の定期総会ではまちなか運営協議会にかんする報告がまったくなされなかった、といったあたりの事実を指している。なされるべき報告がなされず、「定期総会の議事に載っていないのが問題です」というような不可解な事態に立ちいたっていたというのに、あろうことか、事務局はそれをオーソライズして、「議事に載せないという議論がなされていると思います」との見解を表明している。つまり、事務局は、ルール違反を違反でないと認め、やなせ宿をめぐる不正行為を隠蔽して、名張地区まちづくり推進協議会のダミー団体であるまちなか運営協議会がやなせ宿を私物化してしまうというインチキ茶番劇を成立させるうえで、積極的な推進役を務めたというわけなのである。措置請求の対象となるのは、けだし当然のことであろう。
しかし、しかしなあ、いくら夏のボーナスが出たあとだからって、ひとり四十万円ちかい金額を負担してもらうのは、ちょっと気の毒かもしれんなあ。いや、四十万だろうが四百万だろうが、支払われるべきものは支払われるべきなのであるが、おれは先日、事務局に酒をおごってもらったからなあ。先日といっても、あれはもう5月のことか。魚民名張西口駅前店で待ち合わせをしたのだが、予約してなかったものだから店には入れず、かくなるうえはと居酒屋中むら西口店に移動して、名張まちなか再生委員会の事務局を務める行政職員諸君と酒食をともにしたのである。こんなプライベートなことをブログで公表するのはいかがなものかとも思うけれど、事務局とおれとのきずなについてひとこと弁じておく必要があるのではないか、と愚考する次第なのであって、むろん、おれは、割り勘のつもりでいた。しかし、結局は、事務局職員のおごりということになってしまった。すまなんだな、と思う。で、おれはこういうの、ほんとに弱いのである。このあいだも記したように、ちょっと飲み食いさせてもらったら、すぐに転ぶのである。節操も信念もあったものではないのである。
うそだと思ったら、ほんと、いちどでいいから、おれに酒をおごってみな。びっくりするくらい、すぐに転ぶから。値の張る店でなくたって、なんなら名張市希央台一番町の希央台食堂でもいいんだぞ。希央台食堂で、冷ややっことエビスビールをおごってくれるだけでもいいんだぞ。どうしてエビスビールかというと、希央台食堂ではエビスの缶ビールしか売っとらんのよ。あれは、商品構成的に、どうなんだろうね。大手スーパーが独自ブランドで一本百円ほどの缶ビールを売り出すようなご時世に、エビスしか置いておりません、というのは、ちょっと合点が行かない気がする。希央台食堂の謎、と呼ぶべきであろうな。謎といえば、あそこのハンバーグはどうよ。おれはまだ食べたことがないのだが、なんと四百二十円もするんだぞ。あれは、価格設定的に、どうなんだろうね。やはり、希央台食堂の謎、と呼ぶべきであろうな。それにしても、ハンバーグってのは、いまのお子供衆はどうなのか知らんけど、おれみたいな世代にとっては、子供のころのあこがれの食べものだったもんな。というか、いまだって、日常的に食しているのはマルシンのハンバーグなんだから、おれなんて、はっきりいって、希央台食堂のハンバーグにあこがれを感じてるわけなのさ。だから、希央台食堂で冷ややっことハンバーグとエビスビールをおごってみな。周囲に風が巻き起こるくらい、思いっきりしっぽを振ってやるから。
だからまあ、たとえいちどでも、酒をおごってもらったという恩義があるわけだから、むろん、向こうにはおれを買収しようというつもりなど全然なかったわけなのだが、おれとしては、やっぱりなあ、名張まちなか再生委員会の事務局職員三人を槍玉にあげるというのは、人としてどうよ、というふうに考えてしまうわけなのであって、じつはこれがおれの弱点なのである。どうしても、最後の最後で、冷酷非情になりきれない。革命家には向かない性分、というわけなのさ。だから、もしも職員措置請求なんかかましたりしたら、太宰治生誕百年を記念していうならば、
──人間失格。
なんてことになってしまうのではないかと、そんなことを案じてしまうおれなのさ。しかしまあ、人間失格の烙印を押されたからといって、よくよく考えてみたならば、そもそも合格したおぼえもないんだから、失格でもべつにかまわんわけではある。それにだいたい、おれはもう昔っから、人間性におおいに問題がある、ということでは定評があって、だから人望とかいうやつも、みごとなまでにゼロである。ゼロというよりは、マイナスかもしれんのだが、とにかく人間失格でも全然OKではあるのだが、そんなことはいっさいべつにしても、市職員三人だけを問題にしてそれで済むのか、ということは考えなければならないであろうな。いやいや、考えるまでもなく、やなせ宿整備事業の、というよりは、まちなか再生事業の最高責任者は名張市長でいらっしゃるのだから、住民監査請求という制度を利用して、市長責任を問わなくてどうするよ、という問題があるわけなのである。要するに、
──ケータイで市長を呼び出せ。
とか、
──とにかく市長を呼んでこい。
とか、
──市長呼んでこいよこら。
とか、
──首に縄をつけてでも、市長をここに引きずり出せ。
とか、これはそういった問題なのであって、だったらやっぱ、市長に百二十万ほどがとこ、耳をそろえて返還してもらうのがいいのかな。なんか、悩ましくっていやになるよな。それでなくても毎日暑くて、いいだけうんざりしてるっていうのにさ。ほんと、どうなってしまうんだろうね。
理事会まだぁ〜?
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わるだくみのあとのわるあがきってほんと見苦しいぞ
●人間猫様
ご投稿ありがとうございました。
お知らせいただきました「再生委員会の今後の方向について」とかいう文書は、取るに足りない怪文書みたいなものだとは思うのですが、念には念を入れることにして、本日のエントリで軽く叩いておきました。文書の前半だけ叩いてやったのですが、あまりにもあほらしいので、後半もこの調子で叩けるかどうか、自信はありません。それにしても、わるだくみのあとはわるあがきと来て、そんな見苦しいあれこれをまのあたりにしていると、なんかふびんなような気にもなり、人間って悲しいな、とか思ったりもしてしまいます。むろんこれからも、「再生委員会の今後」とやらがあるかぎり、いいだけおちょくりまくってやるつもりではいるのですが。というか、名張市とかいうこのインチキ自治体、これからもせーだいおちょくりまくったらなあかんやろな、と考えているわけなのですが。
今後ともよろしくお願いいたします。
ご投稿ありがとうございました。
お知らせいただきました「再生委員会の今後の方向について」とかいう文書は、取るに足りない怪文書みたいなものだとは思うのですが、念には念を入れることにして、本日のエントリで軽く叩いておきました。文書の前半だけ叩いてやったのですが、あまりにもあほらしいので、後半もこの調子で叩けるかどうか、自信はありません。それにしても、わるだくみのあとはわるあがきと来て、そんな見苦しいあれこれをまのあたりにしていると、なんかふびんなような気にもなり、人間って悲しいな、とか思ったりもしてしまいます。むろんこれからも、「再生委員会の今後」とやらがあるかぎり、いいだけおちょくりまくってやるつもりではいるのですが。というか、名張市とかいうこのインチキ自治体、これからもせーだいおちょくりまくったらなあかんやろな、と考えているわけなのですが。
今後ともよろしくお願いいたします。
再生委員会の今後について
まちなか再生委員会に関して以下のような文書が手に入りました。日付を見ると7月2日、この日に正副委員長会議が開かれたと聞いています。
内容は6月5日の理事会で話し合われた事とは全く違う方向になっているようです。理事会の中でよくいつ決まったのか知らないまま進んできたという発言をされる理事さんがいるようですが、こういうことだったのですね。
-----以下原文のまま-----
再生委員会の今後の方向について 090702
再生委員会の今後の方向としては、再生委員会を更生していく方向と、もうひとつは、まちづくり推進協議会で今後のまちづくりを荷ってもらう方向の2つが上げられると思います。
再生委員会更生案としては、本年(H21)1月25日の規約改正臨時総会以後4回の理事会で議論してきた方向が概ねこの方向だったと思います。
4回重ねた理事会は、再生委員会そのものを問う議論や目的に言及する意見が多く、この委員会の更生議論には変わりないものの、いままでの執行部批判や市事務局への批判に終始する中で、理事会に対して厭世気分が蔓延し、再生委員会発足当初からの役員の中からは離脱する意向なども聞かれ、このままでは理事会そのものが、開けなくなる可能性もあり、再生委員会の構成母体を失うことにもなりかねない状態となっています。
もし、まち協や商議所等の組織母体が再生委員会から離脱していった場合、市として再生委員会に対してどう対応するかの問題が生じます。
たぶん、市としては再生委員会解体という方向にならざるを得ないのではないかと思われます。
一方、もうひとつの方向であるまちづくり推進協議会がまちづくりを荷うという方向については、平成15年6月より名実共に名張地区のまちづくりを推進していく団体であることからも形態としては最も本来的であると思われます。
発足以来6年間の活動実績を持ち、その規約の目的でも名張地区を魅力あるまちとするためまちづくり事業を推進するとあり、目的のため、まちづくりに取り組んでいる他の機関、団体、個人との連携・協調に取り組む者とする。
となっている。また組織についても地区住民だけでなく、協議会の趣旨に賛同し、協議会が必要と認めたものをもって組織するとなっていることや、区長さんを中心として組織されていることなど「なばりの顔づくり」を進めていくうえでは欠くことのできない組織基盤と思われます。
市では今、都市内分権と称して地域ごとのまちづくりの推進に支援していく方向を打ち出しており、まさに名張地区でもその受け皿となるまちづくり推進協議会が引き続き、まちづくり推進の母体となってくれることを期待するものです。
本提案はあくまでも、事務局試案ですので理事会への提案については別途ご検討願います。
内容は6月5日の理事会で話し合われた事とは全く違う方向になっているようです。理事会の中でよくいつ決まったのか知らないまま進んできたという発言をされる理事さんがいるようですが、こういうことだったのですね。
-----以下原文のまま-----
再生委員会の今後の方向について 090702
再生委員会の今後の方向としては、再生委員会を更生していく方向と、もうひとつは、まちづくり推進協議会で今後のまちづくりを荷ってもらう方向の2つが上げられると思います。
再生委員会更生案としては、本年(H21)1月25日の規約改正臨時総会以後4回の理事会で議論してきた方向が概ねこの方向だったと思います。
4回重ねた理事会は、再生委員会そのものを問う議論や目的に言及する意見が多く、この委員会の更生議論には変わりないものの、いままでの執行部批判や市事務局への批判に終始する中で、理事会に対して厭世気分が蔓延し、再生委員会発足当初からの役員の中からは離脱する意向なども聞かれ、このままでは理事会そのものが、開けなくなる可能性もあり、再生委員会の構成母体を失うことにもなりかねない状態となっています。
もし、まち協や商議所等の組織母体が再生委員会から離脱していった場合、市として再生委員会に対してどう対応するかの問題が生じます。
たぶん、市としては再生委員会解体という方向にならざるを得ないのではないかと思われます。
一方、もうひとつの方向であるまちづくり推進協議会がまちづくりを荷うという方向については、平成15年6月より名実共に名張地区のまちづくりを推進していく団体であることからも形態としては最も本来的であると思われます。
発足以来6年間の活動実績を持ち、その規約の目的でも名張地区を魅力あるまちとするためまちづくり事業を推進するとあり、目的のため、まちづくりに取り組んでいる他の機関、団体、個人との連携・協調に取り組む者とする。
となっている。また組織についても地区住民だけでなく、協議会の趣旨に賛同し、協議会が必要と認めたものをもって組織するとなっていることや、区長さんを中心として組織されていることなど「なばりの顔づくり」を進めていくうえでは欠くことのできない組織基盤と思われます。
市では今、都市内分権と称して地域ごとのまちづくりの推進に支援していく方向を打ち出しており、まさに名張地区でもその受け皿となるまちづくり推進協議会が引き続き、まちづくり推進の母体となってくれることを期待するものです。
本提案はあくまでも、事務局試案ですので理事会への提案については別途ご検討願います。