忍者ブログ
三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
[842] [841] [840] [839] [838] [837] [836] [835] [834] [833] [832]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 理事会まだぁ〜?
 
 まだなのである。第五回理事会がいつになるのか、いまだに連絡がないのである。しかし、開かなければしかたあるまい。ここはもう、たったったっ、とテンポよく理事会を招集し、その余勢を駆って、たったったっ、とどさくさまぎれに総会を開会するのがいいのではないか。というか、それしか道がないのではないか。関係各位、早く済ませて楽になろうぜ。
 
 整理しておく。名張市が望んでいるのは、名張まちなか再生委員会の解散である。名張市はなんだかばかみたいに、まあ実際ばかではあるのだけれど、そこらのうすらばか寄せ集めて委員会だの協議会だのをいっぱいつくり、行政の手駒ないしは隠れみのとして利用してきた。面倒だからいちいち例をあげて論証することはせんけれども、それはもう間違いのない事実である。早い話、名張まちなか再生委員会がそうなのである。そういった委員会のひとつとして、四年前の6月に組織されたのである。ところが、ここへ来て、そうではなくなってしまった。変質してしまった。太宰治生誕百年を記念していうならば、
 
 ──彼は昔の彼ならず。
 
 ということになってしまった。行政の手駒や隠れみのではなくなって、それどころか、名張市のやってることってかなり変じゃね? みたいなことをいうようになった。はなはだしきにいたっては、
 
 ──市長呼んでこいよこら。
 
 みたいなことまでいいだすようになった。道を踏みはずしてしまったのである。不良である。ヤンキーである。DQNである。このままほっとくと、どんな悪事に走るかもしれんぞ。だれにどんな迷惑をかけるかもわからんぞ。早く夜回り先生に来てもらったほうがいいんじゃない? みたいなことはないとしても、名張まちなか再生委員会はもう解散させるしかないっちゃ、というのが、現時点における名張市の統一見解なのであろうと判断される。しっかし、おれら暴走族かよ。夜露死苦、みたいな感じかよ。
 
 ところが、因果なことに、なにしろ名張市なのである。なんつったって、名張市だもの。庁舎あげて統一見解を打ち出すことまではできたとしても、その先が難しい。統一見解にもとづいてなにをすればいいのか、なにをどうすれば名張まちなか再生委員会を解散に追い込めるのか、それがわからない。なんせ、頭をつかわなければならんのだからな。そんなこと、名張市にはできない相談なのである。ちょっとでも頭をつかおうとしたとたん、おつむがたちまちオーバーヒートして、ひゅーん、ひゅーん、とおつむのどっかから切なそうな音が聞こえてきたかと思うと、耳の穴からもくもくと黒い煙が出てくる。えらいもので、庁内会議でちょっとした難問にぶち当たり、出席者が無謀にもいっせいにものを考えはじめたりするやいなや、あっちこっちでひゅーん、ひゅーんと切なげな音がすると同時に、耳から出てきた黒い煙がたちまち室内に充満して、スプリンクラーが勢いよく散水をはじめてしまうってんだからたまらんよな。とにかく、庁舎一丸となってみたところで、ろくな知恵が浮かばんというのが現実なのである。
 
 だから、名張市役所のみなさんのために、6月17日付エントリにおいて、名張まちなか再生委員会を解散にもちこむ方法を教えて進ぜたはずである。
 
 
引用。
 
   
よろしい。そういうことなのであれば、官民双方のムラ社会どっぷり派諸兄姉のために、心からなるアドバイスをひとつ進呈しておこう。このままでは名張まちなか再生委員会、諸兄姉の望まないような組織になってしまいそうな流れではあるから、きれいにぶっ壊してしまうのが賢明であろう。そのほうが、諸兄姉も枕を高くして眠れるはずである。だから、とにかく、総会を開いてしまうのである。予定どおり6月28日に総会を招集し、しょっぱなの議案第一号で、委員会規約第三十九条にのっとって、委員会の解散を議決してしまえばいいのである。ただしそれには、委員総数の四分の三以上の承諾が必要となる。どうすればいいのか。知れたことよ。多数派工作である。委員ひとりひとり、しらみつぶしに懐柔して、解散に賛成させるよう工作を進めればいいのである。いかにもムラ社会的な画策だから、たぶん諸兄姉はお手のものであろう。むろんその場合にも、6月28日の総会にはちゃんとした総会資料を用意する必要がある。とはいえ、どうせ第一号議案で委員会の解散が議決されるわけなんだから、第二号以下の議案はダミーでよろしい。適当にでっちあげておけばよろしい。適当にでっちあげておくように、とコンサルタントに丸投げしておけばいいのである。どうだ。名案であろうが。いつまでもちまちまこそこそばかりしてないで、ちっとは腹をくくってこの程度のわるだくみに走ってみるのも一興であろう。みてるほうも、そっちのほうがずっと面白いし。
 
 6月28日に総会を開くのは無理だったけど、8月に予定されている総会へ向けて、とにかく多数派工作を進めることである。そのうえで、総会の議案第一号で委員会の解散を強引に決議してしまい、あと白波と散会してしまえばいいのである。それがベストの選択だと思うぞ。まわらない頭を無理にまわして打開策を検討してみたところで、まーたスプリンクラーのお世話になるだけの話であろう。四の五のいってないで、多数派工作に邁進すればいいのである。むろん、工作にはおれも乗らせてもらうぜ。自分でいうのもあれだけど、おれなんてすぐ転ぶもんね。以前から公言しているとおり、買収は年中無休で受付中である。うそだと思ったら買収してみてごらん。すぐに転ぶから。とはいえ、最近の名張市役所のみなさんは、買収の手口すらご存じないのかもしれんなあ。
 
 よろしい。そういうことなのであれば、懇切に手ほどきして進ぜよう。買収のいろは、というやつである。ごく簡単なことである。買収には古来、三原則というやつがある。どんな三原則か。飲ませる、抱かせる、握らせる。これである。これしかないのである。これだけでいいのである。このみっつさえしっかり押さえておけば、落ちない人間なんてひとりもいないといわれておる。だから、この三原則にのっとって、おれをきっちり買収してみなさい。そうすれば、出世の道が音を立てて開かれるはずである。ただし、いっといてやる。念のために、いっといてやる。いいか。飲ませるったってヤクルトミルミルじゃねーんだぞこら。抱かせるったってキティちゃん人形じゃねーんだぞこら。握らせるったってそこらの道ばたに落っこってる犬のうんち握らせたりなんかしやがったらうちの犬のおしっこ三年ほど溜めといてある日突然てめーの頭に盛大にぶっかけてやっから覚えとけよな。
 
 しかし、大丈夫かほんとに、とわれながら思う。思いながらつづけるけど、とにかくまあ、名張市役所のみなさんには、へたに頭をつかおうとしないほうがいいんじゃね? とアドバイスしておくのがいいであろうな。なにしろ、お役所の人である。考えることといったら、あいもかわらぬ責任回避、名張商工会議所がどうの、名張地区まちづくり推進協議会がこうの、そんな名前をもちだして主体性をすっかり放棄してしまい、恥知らずなまでに責任を回避してしまう、みたいなことになるのは火をみるよりも明らかであろう。とはいえ、なんのかんのご託を並べてみたところで、まちなか再生事業の最高責任者は、いうまでもなく名張市長なんだぞ。いまさらおれがいうまでもなく、平成19・2007年、つまりおととしの10月に名張市考査委員会が提出した「名張市事務事業評価報告書」にも、「中心市街地活性化事業」の項におなじことが記されている。
 
 20090710a.jpg
 
 な。こんなふうに書いてあるだろ。
 
   
・「まちなか再生委員会」の位置付けが不明確であり、責任主体の明確化が必要である。
・指定管理者の導入は公募を前提とすべきであり、NPO法人への特命は望ましくない。
・計画が楽観論すぎるので、組織、権利関係を明確にするために、条例の担保が必要である。
・ワークショップとしての位置付けを明確にし、事業決定権は市長にあることを明らかにする必要がある。
 
 ついでにいっとくと、報告書のおなじページには、「まちの保健室整備事業」は「問題点が多い」との指摘もみられる。なんかもう、なにからなにまで無茶苦茶だぜ、って感じだぜ。したがって、まちの保健室にも幕を引くべきなのかもしれんのだが、その問題にはいまはふれないことにして、まちなか再生事業にかんしていえば、考査委員会から具体的な指摘があったというのに耳を貸そうとせず、責任主体をいいだけあいまいにして、さんざっぱらインチキにインチキを重ねたあげく、五年が経過してみたら、とどのつまりは大失敗、という結論が出ているわけなのである。もうほんと、いいかげん幕を引くべきだと思うぞ。幕を引くしかないと思うぞ。いったんきれいに幕を引いて、仕切り直しを図るべきだと心から思う。ただし、幕を引くってのは、インチキを糊塗し、不正行為を隠蔽するために、名張まちなか再生委員会を無理やり解散させてしまう、ということではまったくない。その点、勘違いしちゃだめだかんね。
 
 とにかく、いったん、幕を引くべきである。では、いったいだれが幕を引くのか、というと、これはもう、まちなか再生事業の最高責任者でいらっしゃる市長をおいてほかにない。当然のことである。名張市職員のみなさんも、まちなか再生事業の幕引きはぜひ市長にお願いしたいなと、心の底から望んでいらっしゃるのではないかしら。
 
 理事会まだぁ〜?
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright NAKA Shosaku 2007-2012