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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのうのつづき、おととい開かれた名張まちなか再生委員会第四回理事会の話題であるが、今後の計画づくりのことが、おとといの段階でまーだ判明せんのである。行政サイドから、なーんの説明もないのである。名張市長の施政方針で「まちなか再生事業については、本年度をもって、一旦事業を終えることから、名張まちなか再生委員会と共に、5ヵ年の事業内容を見据えた今後の計画づくりを進めてまいります」と明らかにされ、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して確認したところ、「平成21年6月での名張まちなか再生委員会総会での決定を想定しています」との回答があった問題である。総会で決定するというのであれば、総会前の理事会でそのための準備や調整をしておかねばならんはずなのであるが、おとといの第四回理事会ではそんな気配はさらさらなし。総会までに開かれるはずの第五回理事会でも、計画づくりとやらのことはなーんにも示されないのではあるまいか、という気がする。

もしかしたら名張市は、名張まちなか再生委員会ではなくて、名張地区まちづくり推進協議会とともに今後の計画づくりを進めてまいります、ということにしたいのかな。それならそれで委員会を解散させればいいのだが、それが簡単にはできんのよ。おれなんか委員会に入ったその日から、ただひたすら解散だけを目的に営々孜々として努めてきたというのに、いまだ解散に追い込めておらんのだからなあ。おとといの理事会でも、委員会は解散しない、ひきつづき存続する、ということが確認されたのだからなあ。腹が立つよなあ。とっととぶっ壊してやりたいのだがなあ。しかし、解散できないとなれば、つまり、名張まちなか再生委員会が存在しつづけるとなれば、名張地区まちづくり推進協議会と今後の計画づくりを進めることはできんのだものなあ。あとさきのことをなにも考えず、ただの思いつきで名張まちなか再生委員会なんてのをつくってしまったことが、つくづく悔やまれるわけだよなあ。してみると、うそとインチキでかためた名張市政、思いつきと知らん顔で押し通す名張市政にも、苦労というやつはいろいろあるわけなんだよなあ。大変だよなあ。いやお察しする。ほんとにお察ししてやるぞ。ははは。

おとといの理事会で聞きおよんだところでは、去年の総会ではいろいろ不可解なことがあったらしい。総会では、というよりも、総会を目前にした役員会で、といったほうが正確か。要するに、名張まちなか再生委員会の内部組織であるまちなか運営協議会をめぐって、役員会でいろいろ話し合ったことが総会に反映されていなかった、ということらしい。だから、去年の総会では、協議会にかんしてなんの報告もないことに違和感をおぼえたという証言も、おとといの理事会で理事のひとりから提出された。そのいっぽう、名張地区まちづくり推進協議会によるわるだくみを全力で後押ししている市職員からは、いいわけにもならぬ弁明が寄せられた。まちなか運営協議会の前身はこれこれでありまして、いつなにがどうなりまして、などというごたくが並べられた次第なのであるが、そんなことは関係ない。役員会でどんな裏工作がおこなわれようと、そんなことはいっさい関係がないのである。厳然たる事実として存在しているのは、おととしの総会でまちなか運営協議会の設置案が承認されたにもかかわらず、昨年の総会で協議会が発足したという報告がなされなかったということなのである。いまにいたってもなお、なんの報告ももたらされていないということなのである。

だというのに、市職員側からはさらにしつこく、ちゃんと報告はありました、という弁明もあった。根拠は、去年の総会資料なのだという。これである。

20080602e.gif

笑止千万。だからね、これがインチキだっつってんの。わざわざ不正行為の証拠をもちだして、これが根拠でございます、などと墓穴を掘ってどうすんの。こんな紙っきれ一枚でことを済まそうとしたから、あんたらばかじゃね? っつってんじゃないの。こんな総会資料、ばかの証明だとしかいいようがないわけ。あのね、おととしの総会資料にはこうあるのね。

20090607a.jpg

わかるかすっとこどっこい。まちなか運営協議会を設置するにあたっての目的は、こんなぐあいに規定されておる。

   
【目的】
1.まちなか運営協議会は、名張まちなか再生委員会の中心的立場にて事業の推進を図り、それぞれの専門プロジェクトを見守る中で、事業実施に対しての支援と提案と監査の役割を果たすものとする。
2.プロジェクト事業における拠点施設等整備後は、その管理運営に当たる。
1)細川邸(平成20年度完成予定)

これが、おととしの総会で承認されたわけである。ところが、去年の総会における報告資料とやらには、いったいなんと書いてあるのか。

   
【平成20年度】
施設管理、企画運営を受託し、名張市旧細川邸「やなせ宿」の管理運営を行う。

これだけなのである。おととしの総会における決定では、協議会は委員会の中心的立場を占めることになっていた。その決定が、去年の総会の報告資料とやらでは、どうして無視されているのかな。なんべんもなんべんもゆうたったろーが。総会で決まったことは総会でしか覆せんぞと、おれはなんべんもゆうたったろーが。陰でこそこそ勝手なことかましてんじゃねーぞうすらとんかち。それにだいたい、こんなものは報告ではない。報告なんかではまったくない。紙きれ一枚を資料にまぎれ込ませただけ、ひとことの説明もなしに去年の総会を終わらせてしまって、そんなもののどこが報告だ。勝手なたわごと口走ってんじゃねーぞ便所下駄。五日前に協議会の規約を制定したというのであれば、それをきっちりと示せよな。その規約を発効させるため、委員会規約の改正をお願いしたいのでございますがと申し出ろよな。そんなこともわからんのか。おとといの理事会においては、去年の総会にはまちなか運営協議会の会長が顔をみせなかった、との指摘も出されていたが、そんないいかげんなごまかしのいったいどこが報告だというのだこの詐欺師集団。底の浅いインチキで人をだませると思ってんじゃねーぞすっとこどっこい。

とはいうものの、うっかりだまされるところであった。以前にも記したとおり、いま述べたようなインチキの指摘は去年の総会でなされるべきであったのだが、あのときのおれはまったくの新参者、それに、おととしと去年の総会資料を照合することに思いがおよばなかったせいで、インチキを叩いてやるのがいまごろになってしまった。そのあたり、みずからの不明を恥じなければならんわけであるが、そのぶんみっちり念入りに叩いてやることにするか、みたいな反省は反省として、まちなか運営協議会はいまだ発足にいたっておらんのだから、名張まちなか再生委員会は早急に、協議会を発足させなければならない。この点については、おとといの理事会でも強く主張しておいた。しかし、総会までに日もないことであるからして、実際問題として考えた場合、協議会を発足させるための準備組織の設置案を総会の場で承認する、みたいな感じでことを進めるしかないのではないか。めんどくせーよなーまったく。

それにしても、ふと気がついてみれば、なんというのか、一部の狡猾な連中が知恵もないのに小ずるく立ち回ってなんらかの利得を手にする、なんらかの利得というのは、もっとはっきりいってしまえば、ばらまかれた税金のことなのであるが、そんなケースが、近年の名張市においてはずいぶん増えてきているのではないか。そんな疑問がぬぐえんぞなもし。だからやっぱり、

──市長呼んでこいこら。

ということになるのであろうなあ。ほんと、やっとれんよなあまったく。ははは。
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