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三重県名張市のかつての中心地、旧名張町界隈とその周辺をめぐる雑多なアーカイブ。
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きのう夜、名張市役所四階401会議室で、名張まちなか再生委員会歴史拠点整備プロジェクトの会議が開かれた。メンバーの一員として、顔を出してきた。えんえん二時間、まったく意味のない会議がつづいた。会議ごっこである。会議もどきである。こんなプロジェクトとっとと解散しれ、と所見を述べてきた。

当方が名張まちなか再生委員会に加わったのは、地域社会の害虫というしかないこの委員会を、一日も早くぶっ壊すためである。叩きつぶすためである。人間バルサンと化して、一匹残らず害虫を駆除するためである。委員会組織のあらゆる場所に、死亡フラグをおっ立ててまわるためである。

しかし、きのうの会議には、すでに死亡フラグが立っていた。フラグは翩翻と風にはためいていた。旗ははたはたはためいて、という状態であった。そこここで勢いよくひるがえっていた。

配付資料「平成20年度歴史拠点プロジェクト事業計画」から引用してみる。ちなみにこの計画は、6月1日の名張まちなか再生委員会総会で承認されたものである。

   
平成20年度事業方針

プロジェクト開始以来、歴史拠点整備事業である旧細川邸改修事業、並びに乱歩関連施設整備事業において度重なる方針変更に翻弄され、当プロジェクトが本来果たすべき役割を果たしてこなかったという反省の元、本年度は原点に立ち返り、まちなか再生プランをふまえて「まちなか再生」のための事業を行ってまいります。

みごとなまでに内実がない。ここまで内容空疎な文章がよく書けるものである。死亡フラグがはためいている。

   
平成20年度事業目標

“歴史と文化の薫り漂う町並みの創造”

3つのキーワードにそって事業展開をはかる。

○初瀬街道:人と人が交流し、にぎわいのある町並み
○名張藤堂家:城下町として、落ち着きと風格ある町並み
○江戸川乱歩:乱歩が愛した、人情あふれる町並み

死亡フラグの花盛りである。このプロジェクトには、そもそも何もする気がない。うすぼんやりした思いつきをうわごとのごとくつぶやいてみているだけである。おつむはからっぽの脳死状態である。そんな事実を高らかに告げて、死亡フラグは風にはためく。

   
平成20年度事業計画

歴史拠点整備事業
○観光・交流に資する歴史・文化拠点の整備と活用状況の調査と研究

歴史街道散策事業
○歴史散策ポイント調査及びルートの作成

町家調査事業
○町家の保存に向けた調査研究

江戸川乱歩顕彰事業
○乱歩の生まれたまち「名張」からの情報発信
○乱歩生誕地碑広場整備事業

まちなか語り部調査事業
○まちなか各町の原景を知る長老からの情報収集

あまりにもあほらしいので、質問した。この計画には予算の裏づけがあるのか。ない、とのことである。すっからかんなのである。計画どおり調査研究を進めたとしても、その結果が反映されるところはあるのか。ない、とのことである。すっとこどっこいなのである。こんなものには意味がない。ばかではないのか。この事業計画が現実に実施される可能性なんて、これっぱかりもないのである。だからもう、こんなプロジェクトとっとと解散しれ、と所見を述べておいた。

ほんとにあほらしいので、さらに質問した。江戸川乱歩顕彰事業なんつーのがあるけど、名張まちなか再生委員会には乱歩関連事業検討委員会なんつーのができたんだから、歴史拠点整備プロジェクトは乱歩から手を引くべきではないのか。いやまあ、それはそれとして、みたいな感じで、歴史拠点整備プロジェクトが乱歩から手を引くことには難色が示されていたようであったが、ま、どうだってかまわない。どうせ何もできないのである。何をする気もないのである。好きにしれ、と所見を述べておいた。

そういえば、名張市における失政のシンボルとして堂々オープンを迎えた無駄に立派な公衆便所つき名張地区第二公民館、何がどうあっても「やなせしゅく」と読まねばならぬやなせ宿にかんする報告もあって、6月7日と8日にはあわせておよそ千人の市民が訪れたという。9日の休館のあと、10日と11日のやなせ宿名物ワンデイシェフは、なんと一日限定二十食のメニューが連日の完売であったという。メニューはコーヒーつきで九百円前後であるというが、てめーらこらビールはないのかビールは、このやなせ宿は客に酒も飲まさんというのか、ふざけたことほざいてんじゃねーぞこら、酔っぱらいだと思って人ばかにしてんじゃねーぞこら、しまいにゃ怒るぞくらぁーッ、と大声をあげた客があったのかなかったのか、そんなことは知らない。

あすにつづく。
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